「女性からどこを見られているかな？」と、気になるアラサーの男性も多いと思います。女性は、必ずしも、男性の外見だけで判断しているわけではありません。
“モテる・モテない”で判断されがちですが、それは結果です。女性は、男性のあらゆるところをチェックしていて、魅力を探しています。
つまり、女性が望む“魅力”を、男性が発することができれば、モテないまでも、“良い印象”を与えることができます。
では、そんな女性が男性に望んでいる“魅力”とはなんでしょうか。魅力を備えたアラサー男になるために、どうしたら良いのでしょうか。
１、アラサー男に求められる魅力
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アラサーと言えば、３０歳前後の男性のことを指しますが、２０代前半ほど元気で活発で無鉄砲が許される年齢でもなく、４０代みたいに老け込んだ感じではいけません。
この“アラサー”という微妙なお年頃の男性に求められるもの、それは“社会性”と“紳士的な態度”です。
ある程度社会に出て学んできた常識や社会のルール、これらを活用できるようになるのがアラサーです。
また、若さや元気だけでやってきた２０代前半と違って、女性に対しても紳士的に振舞うことができること。これらの２つの要素がなければ、残念ながら「魅力ナシ」の烙印を押されてしまいます。
２、実際のアラサー男
とは言え、アラサー男ご本人は「いやいや、まだまだ遊んでいたいし、ルールだって知らないことも多い。女に対してガツガツしちゃう。でも確実に、若い頃と違って無理できなくなってきた」みたいな感じだと思います。
女性が求める男性像と、男性の現実には差があります。でも、それでいいのです。
基本さえしっかりしていれば、あとは女性が魅力を見つけてくれます。どこでも、誰にでも誠実であって、ブレないように行動していれば、自然と魅力は備わります。
３、「俺かっこいいだろ？」は魅力ではない
男性の「かっこいい」は、「かっこつけること」だと思っている男性も多いと思います。…が、ハッキリ言って違います。
女性が「ああ、この人かっこいいな」と思うのは、男性がかっこつけてる時ではない瞬間にあります。
たとえば、ふとした瞬間の横顔とか、コーヒーを飲む仕草とか、照れ笑いした時、重い荷物を持った時、きちんと謝罪している時、などです。
これらは、言ってみれば男性本人がかっこつけている時ではありません。このような、油断している瞬間にこそ「かっこよさ」が滲みでます。
４、魅力を出したい！
では「インスタントに、今すぐ魅力を出したい！」と思っている男性はどうでしょう。残念ながら、魅力というのは、何か資格を手に入れたからと言って備わるものではありません。
また、着飾ったり、知識を吸収したからと言って、それが魅力になる、ということも稀です。そのような、「自分に何かをプラスアルファで付け加える」というやり方は、魅力に関係しません。
むしろ、魅力を備えたいのなら、悪い癖を直したり、余分なモノを処分したり、悪い姿勢を直したり、生活習慣を見直すことの方が重要です。
性格の悪い人が、いくら着飾っても魅力的な人間にはなれません。それは「性格を直す」必要があります。
魅力と言えば、何か光るものを想像する人がいると思いますが、そもそもみんな人それぞれ魅力を持って生まれてきているのですから、“人と違う”ということは、本来なら全て魅力です。
それを何か装飾品で彩る必要は全くなく、むしろ今ついている、魅力を邪魔するものをどんどん捨てていくことが、“魅力を出す”方法となります。
５、男こそシンプルに
女性にモテたい…そう思うのは、男性なら自然なことです。また、人から「あの人は魅力的な人だ」と思われたい、とみんな思うものでしょう。
アラサーになったからこそ、そろそろ気づかなければならないことがあります。それが「基本をちゃんとすること」です。
他人と差をつけたい、自分だけモテたい…そうではなく、他人の魅力をきちんと認めて、そこからヒントを得ようとする姿勢や、今より自分を磨き上げたい、という高い目標設定が魅力を輝かせるのではないでしょうか。
頭の良い女性はそこらへんにたくさんいます。女を騙そうと小細工を使っても、ほとんど見抜かれていますし、小細工でなんとかしようとする人は見苦しいのです。
是非、アラサー男には、よりシンプルに、基本的な土台をしっかり固めた上で、自分の魅力を育てていってほしいと思います。
