イケメンがどんな世でもモテる…というのは、時代や国の違いを超えて共通なんだとは思いますが、はっきり言ってイケメンであることばかりが、「=モテる」時代は終わったと思います。
というのも、芸能界を見ていても、売れている人は「イケメン+α」を持っている人がほとんどですし、なんの芸もないイケメンがブサイク芸人に負けている例もあります。
または、「イケメンじゃないのにかっこいい」という俳優さんも多く、今まで考えられてきた“ジャ●ーズ系が正統派”みたいな時代も終わりました。
さらに言うと、今の日本の女性の需要が高まっているのは、顔のイケメンよりも“性格イケメン”です。「俺、顔はイケメンじゃないけど、性格イケメンなら目指せるかも!」
ということで、「性格イケメン」とは何か。また、女性が望む性格イケメンになるには、どうしたらいいのか、についてご紹介したいと思います。
1、ゲスじゃない
普通に生活しているだけでも「こいつゲスだな」と思う男性を多く見かけます。顔がどうか、というのはハッキリ言って二の次で、ゲスは嫌われます。
以前、知人男性ですごく顔立ちがイケメンの人がいましたが、その周りに女性の友人もたくさんいたのですが、彼はモテるわけではありませんでした。
女性たちに聞いたところ「ああ、あいつ、顔はいいけど性格ブスだからダメだよ」。顔に寄ってくる女はいたそうですが、付き合う前に逃げていく、ということでした。
女性蔑視、女性軽視はもちろん、サービス精神がなく自己中心的、利己的、人の悪口を言う、妬む、嫉む。そんな卑しい人間は、いくら顔だけよくてもモテません。
性格イケメンになりたければ、まず自分の中に存在するゲスな部分を消去する必要があります。それは、見た目がどうであっても、必要なことです。「性格イケメン=ゲスじゃない男」なのです。
2、優しいだけじゃない
ちょっと前までは「優しい男はモテる」みたいに思われていたものですが、今のニーズは必ずしも“優しい男”ではないようです。
というのも、育ちが良い現代人は、ほとんどが優しい男。むしろ、ぶっきらぼうで厳しい男が減ってしまったという印象。
女性が思う「優しい男」は「弱い男」です。他人に優しいのではなく、自分に優しく、言い換えれば自分に対して厳しくなれない軟弱者。
だからダメ、ということではありませんが、「何かあったら女に助けてもらおう」みたいに考えている男は、性格イケメンとは言えません。
そのため、優しい男を見ると「またか」とうんざりする女性も多くなりました。「優しくするだけだったら犬でもできるんだよ!!!(犬に失礼)」という感じです。
性格イケメンは、優しい男のことではありません。自分に厳しく、ときに必要に応じて他人にも厳しくなれる男のことです。
3、性格イケメンになるために
性格イケメンになるためには、他人のいいところを認め、自分の悪いところを正し、素直に努力し、評価だけを欲しがらないことです。そして、誰にでも平等に接するように心がけ、自分を大事にすることができる(=他人の大切さもわかる)。
こんな簡単なこともできていない人が多いのです。だからこそ、性格イケメンになれば逆に目立つし、人気にもなる。
特別な個性を持って頂点を目指すよりも、普通の中の普通を極めるつもりで進んでいくと、今の時代はどうやら、需要があるようなのです。
「どこにでもいそうな普通のいい人」になることによって、「あいついい奴だな」と思われ、モテるのだと思います。
まとめ
もうこの時点で「あ、俺もう無理だわ」と思っている人もいるでしょうか。見かけでごまかす、というのは簡単ですが、中身を取り替える、というのはなかなか難しいものです。
テレビに出ている芸能人を見て、「こんなんで俳優できるんだったら俺もできる!俺の方がイケメンだ!」と言ったり、ちょっと彼女の荷物持ったくらいで「俺って優しいだろ?」とドヤ顔したり。
そんなNOT性格イケメンに、女性はうんざりしました。本物の性格イケメンは、いつも自然に、自己主張することなく、心から親切で、自分の意見を持っています。
相手の考えを認め、感情的になることなく、論理的思考ができる。男性の友人が多く、みんなから慕われています。生まれ持った顔はどうしようもできませんが、性格だったら今からでも(頑張れば)変更可能です。諦めずに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?