若い子ってみんなSNSやってるんでしょ?おじさんも流行に乗っちゃおうかな?みたいなノリでSNSに手を出していませんか?
何も知らないままSNSに乗り込むのは、大変危険!「あの人、ちょっとなんなの?」と思われて、無視されたりブロックされたりしかねませんよ!
今回は、SNS上で「イタイおじさん」にならないために、注意すべき点をまとめてみました。まだの人も、これからの人も、もうイタイおじさんになってしまった人も、ここでちょっとSNSの常識を勉強しましょう。
1、わかりきったことは書くな!
SNSで「イタイおじさん」認定を受けている人は、かなり多いです。SNSなんてどうせネットだから、空気なんか読めなくてもいいよね、みたいなノリは危険です。
ネット上には、ネット上のルールがあります。たとえば「ggrks」これは、「ググレカス」と読みますが、ざっくり言えば「人に質問する前に、まずはネットで検索して調べて来い」という意味。
ネットで検索する、という簡単な作業をせず、安易に質問することは、ネット上では御法度です。
また、「あー、その話知ってる」ということは多くありますが、ネット上に生息している人は、老若男女。専門分野の人から、ど素人まで様々です。
知ったかぶりの発言や、自慢話、誰もが知ってる情報をドヤ顔で発言することは、墓穴を掘ることといっしょです。
イタイおじさんは、自慢話が大好きなので「あ、それ知ってる!」みたいなドヤ顔で発言すると、「みんな知ってます」みたいに返ってくるか、大抵無視されるので気をつけましょう。
2、優しくしてくれる人は大事にしろ!
ネット上にも、優しく接してくれる人はいます。しかし、イタイおじさんは、それに対して「ワンチャンあるかも?」と勘違いします。
あくまでネット上です。SNSに出会いを期待しないでください。しかも「相手はきっとかわいい女の子だ」と決め付けるのも大変危険です。(男の可能性もあります)
優しくしてくれる人に絡んだり、リアルな情報を求める。そこから嫌われ、無視され、「ちょっと!どうして無視するの?おじさんのこと嫌いになったの?」とメッセージを送る。…みたいな流れになるパターンを今まで多く見てきました。
イタイおじさんは、ネット上にもモラルが存在して、適度な距離を保たなければいけない、という感覚を失うことがあります。
「どうせネットだろ」と、顔が見えない相手を軽視する傾向があるので、まるでキャバクラのおねえちゃんを口説く感覚で近づいてしまいます。迷惑です。やめましょう。
3、ネット上で問われているのはセンスである
SNSをはじめたら友達がたくさんできる…みたいなのは幻想です。というのも、SNSで人気者になっている人たちは、センスがある人たちです。
発言が面白く、まめに更新していて、ネタが尽きない人たちです。もちろん、センスがあれば人気者にもなれますが、普通の人は途中で気がつきます。「センスがないと、誰も絡んでくれない」
もしくは、特定の趣味から仲間を広げていく人も多いのですが、これまた、普通の人は気がつきます。「趣味がないと友達ができない」
イタイおじさんは、「俺はおもしろい人間だ。センスがある。趣味だってある」と思っていますが、いざネットの世界に飛び込むと、今までいかに井の中のカワズだったか思い知らされるのです。
こればかりは経験してみないとわからないと思いますが、世の中には、上には上がいて、自分は思っていたより全然すごい人間じゃなかった、と挫折するイタイおじさんがたくさんいます。
4、若者に自分から絡んでいくな
SNS上でも空気を読む必要がありますが、知っておかなければならないのが、「相手が自分と同じではない」ということです。
とくに、世代が違うということは、SNSのそもそもの用途が異なる場合があります。自分の情報だけを発信していたい人、仲間だけで繋がっていたい人、共通の話題以外の発言はしたくない人などです。
もし、一見してその用途が見えない場合は、こちらから話しかけるのは危険ですし、質問するのも野暮なことです。
目に付いた若そうな人、とりあえずみんな話しかけてみよう、というのは、火傷の危険性が高いのです。
もし誰かと繋がりたいなら、共通の話題を持つか、同年代から輪を広げていく。もしくは、リアル友達とのやりとりに限定することです。
どんな場合でも、最初は慣れない環境からのスタート。イタイSNSおじさんにならないためには、じっくりしっかり、何が起こっているのか観察するところから始めましょう。
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