高橋一生という俳優をご存知ですか?女性と話を合わせたかったら、今絶対に知っておかなければならない男優です。2017年に放映されたTVドラマ「カルテット」やNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で人気を博し、その結果オリコンの「2017年上半期ブレイク俳優ランキング」で1位、週刊女性の「抱かれたい男グランプリ」で3位、ゼクシィの「結婚したい有名人」で3位、と人気タレントの指標を示すアンケートで軒並上位を獲得しました。ドラマファンの中でも特に女性の間では評判で、今最も注目を浴びているのです。
そこでここでは、高橋一生とはどういう俳優なのかというプロフィールと、なぜそこまで女性にモテているのかということをご紹介し、あわせて高橋一生のようにモテるポイントもお教えします。
この記事の目次
高橋一生のプロフィール
プロフィールと芸歴は
高橋一生は1980年に東京都港区で生まれ、現在36歳です。5人兄弟の長男でご両親は高橋一生の若いころに亡くなているため、親代わりに弟たちを育てました。その弟4人の中の1人がバンド「Never young beach」ボーカルの安部勇磨です。
出身高校は堀越高等学校で、その時にやはり人気俳優の岡田准一と同級生で、現在もプライベートでは仲が良いそうです。10代から俳優の仕事をしているため高校卒業後は大学には進学せず、そのまま芸能活動に専念。
ただし一部では高橋一生は非常に高学歴というウワサも流れていますが、これは同姓同名の高橋一生という、国際基督教大学で学士号を、コロンビア大学でPh.Dを取得した社会学者と混同しているからでしょう。 趣味はバイクで、特技はスケートボード、バスケットボール、ギター、ブルースハープです。現在も独身です。
芸歴は古く、1990年の北野武初プロデュース作品の映画「ほしをつぐもの」に10歳で出演したのが最初です。その後1995年、スタジオジブリ製作のアニメーション映画「耳をすませば」で、声優として主人公の恋人となる天沢聖司役を演じました。ヴァイオリンが弾けて賢くて一途なイケメンという役柄が高橋一生にぴったりだったという評判です。
その後、2015年のテレビ朝日系のドラマ「民王」で演じた秘書、貝原茂平役で好評を得、第1回コンフィデンスアワード=ドラマ賞と第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で助演男優賞を受賞し、一躍有名になりました。さらに、翌年の「民王スピンオフ〜恋する総裁選〜」ととネット配信限定の「民王番外編 秘書貝原と6人の怪しい客」では主役となり、そこでも人気を博し、「民王 スピンオフBOOK貝原編」まで発売されました。
ブレイクしたのはドラマ「カルテット」
そして高橋一生が今のような超人気俳優になったきっかけは冒頭でもご紹介した、2017年に放映されたTBS系テレビドラマ「カルテット」です。
「カルテット」は人気脚本家である坂元裕二の手によるもので、主演の松たか子を中心にした4名が組む弦楽四重奏楽団で起こる、ラブストーリー、サスペンス、コメディーなどの要素を交えたドラマです。高橋一生の熱演だけではなく、脚本も共演した俳優の演技も素晴らしく、第7回コンフィデンスアワード=ドラマ賞で作品賞をはじめとする5部門制覇など、複数のドラマ賞を受賞しました。
「カルテット」で高橋一生が演じる役は家森諭高というひと癖あるヴィオラ奏者です。理屈っぽくこだわりの強い性格で、勝手にから揚げにレモンをかけられると文句を言ったり、同じ楽団のほかの男女2人が同じ柄の服を着ていると「特別な関係に見える」と文句をつけたりする、という鬱陶しい男性を見事に演じました。しかし鬱陶しい役柄だから鬱陶しがられるかというとそうではなう、むしろ女性の視聴者の間では
やっべぇ高橋一生かっこいい
— ゆうり (@i_h_0913) 2017年11月6日
高橋一生本当かっこいい…
なんだあの甘いマスク…— あやか@12/2けいおんセッション (@Pyon2_a) 2017年11月6日
などのように「大人の色気」をキーワードに大評判になりました。そのほかにも「高橋一生がかっこいい」「ドラマ全体の雰囲気がとても好き。高橋一生がとてもいい演技」「高橋一生が良い演技している」「笑えるところがいっぱいだし、高橋一生が食べている姿もいい!」「高橋くんが男性から見ても魅力的」など男性からも女性からも非常に大きな反響を得ました。
極めつけは「おんな城主 直虎」での「嫌われもの 政次」
火が付いた人気がさらに大爆発するのは、柴咲コウ演ずる、女性でありながら戦国時代の城主として活躍した遠州井伊谷の女領主、井伊直虎を主人公としたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」です。高橋一生はこの中で直虎に密かに思いを寄せながらも徹底して「嫌われ役」を貫いた小野但馬守政次を演じました。
この中で直虎に好意を持ちながら嫌われ役に徹する難しい役柄をしっかり演じたことでまず評価されましたが、その極めつけが政次が直虎によって殺される「嫌われもの 政次」の回です。政次は直虎と共に徳川家康と密約を交わすことで井伊家の復活を狙いますが、逆に策略によって徳川に背いたことになり、直次はその責任を一身に負って磔刑に処せられたのです。
その処刑シーンは今でも語り草になっており、大河ファンの中では「大河史上に残るラブシーン」とまで評されているほどです。どのようなシーンかというと、磔になっている政次を刺そうと槍をかまえる兵たちに先んじて、直虎が自ら政次の心臓を一突きし、このように言うのです。
「地獄へ堕ちろ、小野但馬」「ようもここまで、我を欺いてくれたな」「日の本一の卑怯者と、未来永劫語り伝えてやるわ」
これは直虎を裏切りに関与していないように見せるために、政次がわが身を犠牲にしたことを受けての苦渋の「演技」です。これに対して政次も、
「もとより、女子頼りの井伊に未来などあると思うのか」「生き抜けるなどと思うておるのか」「やれるものならやってみよ」「地獄の底から見届けてやる」
と、憎まれ口の中に密かに直虎に対する激励と叱咤、そして愛情の気持ちを込めて死に際に語りかけ、笑顔を見せて死んでいきます。この表の言葉の裏にある互いの愛情が伝わってくる、まさに「大河史上に残るラブシーン」で、だからこそその微妙な胸中を見事に演じ切った高橋一生が絶賛されたのです。
いかがですか。高橋一生の俳優としてプロフィールとブレイクのきっかけは把握できましたでしょうか。これで高橋一生大好き女子、ドラマ大好き女子とも対等に話ができるでしょう。
高橋一生のモテポイントを分析
さてこのように10代から80代まで、男女問わず圧倒的な支持を得ている高橋一生ですが、そのモテポイントを分析してみましょう。
役者としての才能に対する人気
まず何より高橋一生の人気の理由はその俳優として才能に対する評価です。普通は、俳優の好感度は、誰にでも好かれる善人やヒーローを演じることによって上がりますが、彼が演じて来た役柄はほとんどイヤな人物、謎めいた人物、ひと癖ある人物です。
最初にスポットライトを浴びた「民王」での役はクールな毒舌秘書でしたし、先に書いたように「カルテット」で演じたのはめんどくさく、同時に複雑な過去を抱えたミステリアスアラサー男子役でした。
このような難しい役柄をしっかり演じ切れる俳優としての才能がまずモテポイントの1つなのです。
「少年っぽさ」と「大人の色気」のギャップに人気
2つのモテポイントは高橋一生自身が「少年っぽさ」と「大人の色気」の2つを同時に持っていることと、そのギャップです。
その1番顕著な例が女性誌「anan」で発表された、高橋一生が女性モデルと絡み合う「官能の流儀。」というヌードグラビアです。これに対しても女性読者からは「可愛い顔にマッチョな身体のギャップがいい!」「意外と腕が毛深い。お顔はつるんとしているのに、ここでギャップ萌え!」といった声が相次ぎました。
注目したいのはその中に「“嫉妬”のような感情を強く感じました。『みんなの前では裸になってほしくない!』みたいな」というような感想も多かったということです。
つまりここから推測するに、女性たちは、高橋一生の「顔がつるんと可愛い=少年のような清潔感」と「毛深い腕にマッチョな肉体=大人の色気」の両方それぞれに惹かれ、なおかつそのギャップに対して背徳的な甘美ささえ感じている、ということなのでしょう。これは高橋一生の男性として魅力だと言えます。
高橋一生の素顔に対する人気
さて昔はこのようなテレビや映画、あるいは雑誌で見る姿だけが俳優やスターの情報でしたが、ネット社会の現代では関係者しか知らないようなその素顔まで知ることができます。
高橋一生に関しても、たとえば「共演する俳優に対しても、スタッフに対しても分け隔てなくフランクに接する」ということから人望が厚いとか、あるいは早くに両親を亡くしているため家長として兄弟を養ったとか、さらには高橋一生の出演したドラマの打ち上げに参加した夫婦から一緒に写真を撮ってれるように頼まれたら自分から率先して写真が上手く撮れる照明の明るい場所に移動した、などの普段の姿です。
このような高橋一生の素顔の人柄の素晴らしさも、その人気の一端を担っているでしょう。
モテのために学びたい!高橋一生のモテポイント
以上が高橋一生のモテポイントですが、それは彼が俳優だからできているということだけではありません。
一般の男性でも取り入れて、自分も同じようにモテることができる要素もたくさんあります。以下にそれを挙げますのでぜひ盗んで、高橋一生のようなモテ男子を目指しましょう。
清潔感を保つ
1つは何といっても清潔感です。ヒゲをきれいにに剃り、肌の手入れもしてつるんとした顔にするとか、シワのない服装を心がけるなどです。
少年っぽさを維持する
2つめは幼年っぽさです。しかし勘違いしてはいけないのは、これは自己中心的な「子供っぽさ」ではないということです。少年のような男性とは、以下のような特徴を持っています。
- 好奇心が旺盛
- 素直で、嬉しいことがあったらそれをストレートに表現する
- 自分が興味があることについて熱く語る
- 子供や動物の相手が上手い
- 意外にスイーツ好き
- 表情が豊かで感情がよくわかる
- 少し不器用
- ゲームなどに本気でのめり込む
- 食事の時に美味しそうにもりもり食べる
以上の部分は「キモさ」や「オタク」と紙一重の部分もありますが、しかし何を考えているのかわからない、という人ではなく、「わかりやすくて純粋」な姿は女性の心をとらえます。
筋トレをしてボディメイクをする
同時にデブはいけません。これで高橋一生が貧弱な身体だったらここまで人気が出なかったでしょう。顔立ちや振る舞いは少年っぽいのに、いったん脱ぐと「男」を感じさせる、というところが女性の心をくすぐるのです。
大人の色気を醸し出す
また「大人の色気」の獲得にも挑戦しましょう。大人の色気というと、受け取る女性人によってその意味はさまざまですが、以下の点に気をつければ、最大公約数的な男の色気を身につけることができます。
- 清潔感を感じさせるフレグランスなどをつける
- 胸を張って姿勢良く歩く
- せせこましく動かないで、ゆっくりとしなやかな所作を行う
- 唇が潤っていて綺麗
- 仕事にもプライベートにも余裕を感じさせる
- 他人に対して丁寧で物腰が柔らかい
- 自然にレディファーストの振る舞いができる
いかがですか。いくつかはすぐに実行できるのではないでしょうか。
仕事に真剣に取り組む
そして何より高橋一生の最大の人気の秘密はその俳優としての才能にあります。しかしそれは一朝一夕に身についたものではなく、10歳のころから努力を重ね、俳優を自分の一生の仕事として真剣に取り組んできたからこそ得られたものです。女性はそういう努力を評価するので、高橋一生に対して魅力を感じるのです。
ですから、高橋一生の最大のモテポイントを盗むとしたら、自分の仕事に真剣に向き合って、どのような仕事に対しても一生懸命取り組み、仕事を通じて成長していく姿を女性に見せることでしょう。
まとめ
いかがですか。
高橋一生は現在NHKの朝の連続テレビ小説の「わろてんか」にヒロインを助ける青年実業家、伊能栞として出演中です。ここでは今までのようなクセのある役とは打って変わって、賢くて財力もあり、心優しく誠実な非の打ちどころのない紳士を演じています。
そのような「おいしい」役が巡って来たのも高橋一生が地道に努力を積み上げてきた結果でしょう。ですから、ぜひ上のようなことを参考に自分も高橋一生のモテポイントを盗むと同時に、今後の高橋一生の活躍を女性ファンと一緒になって注目していきましょう。