ORETTEをご覧の男性諸氏。こんにちは。ラブヘルスカウンセラー・小室友里です。
毎週水曜日１９：３０から「小室友里の夜サプリ☆」（ソラトニワ原宿）というラジオ番組のパーソナリティーを務めているわたくしです。
お悩み相談、気になるニュースの他、私がみなさんに伝えたい性のお話などをさせていただいている、恋愛とセクシャルをドッキングさせた番組でございます。オープニングでは「俺の恵方巻」から「夜の恵方巻」はいかに？と、最高にくだらないハッピートークを繰り広げておりますよ。
いえいえ、そんなしょ〜もない話ばかりでなく、たまには真面目なトークもするんです、はい。
その番組へ、視聴者の方から「小室さんに読んでもらいたい記事があります！」とメールをいただき、取り上げたのが以下の記事。
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出典：http://www.photo-ac.com/
「副住職の妻のAV出演歴が発覚して、経営する幼稚園が大騒ぎーー離婚は可能なのか」
https://www.bengo4.com/internet/n_4202/
引用先：弁護士ドットコム
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番組６０分中、まるまる３０分を割いて、ガッツリと私の意見を述べさせていただきましたよ、ええ。
そりゃあ、元AV女優として思うところがないわけがなく。
そしてどうやら、その奥様が同世代の女優らしく。
自画自賛。この問題を語るにふさわしい人物であろうと。
とうわけで、ORETTEでも「AV女優を嫁にする問題」について、お話させていただこうと思いますぞ。
まずね、
「副住職が甲斐性なしだ」
「クレーマーがくだらない事を言っている」
そんなことを言うつもりは一切ありません。本音を言えば「月謝を返せ！」のくだりはしょ〜もないことを言っているな、と思いますが。それはひとまず置いといて。
この一件で明るみに出たのは、『AV出演の事実は、一生涯変わらず背負い続けるもの』ということです。
寺林弁護士が見解するように、２０年前の話を、しかも「AV出演」という、結婚に際しマイナス要因になる話をする必要があるのか。
ここだけの話、私の友人の元AV女優は、旦那様にその事実を知らせないまま結婚し、今も円満な夫婦生活を送っています。彼女曰く
「自分から昔の話を掘り返してモメる必要はまったくない。聞かれない限り答えない」
と言っていました。これが多くの元AV女優が胸に秘める本音なのだと思います。過去はなかったことにして、新しい人生を歩みだしたい人がほとんどなのです。
それはなぜか。
前出の通りAV出演＝マイナス要因だからです。
「それがあって今があるんでしょ？堂々と胸を張っていればいい」
「AVだって立派な仕事。職業差別だ」
そう言って応援してくださる方もたくさんいます。しかしそれはごくごく一部の方のあたたかいお気持ち。現実はもっと残酷です。
このお話は次週に。まだまだ続きますぞ。
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