えっ、そんな理由なの!?
東京の地下鉄、各路線のカラーの由来が意外だったとして話題になっているのでご紹介します。
東京の地下で、これでもかと言わんばかりに複雑にはり巡らされている地下鉄。各路線を区別するため、それぞれのカラーが車体や各種のサインに施されていますよね。でも、そのカラーがどんな由来でつけられているのかをご存知でしょうか。納得できるものから、そんな安易な理由で付けたのか!?というものまでさまざまです。
出典:jasf.org
東西線のラインカラーの青は、ハイライトの青から採った、っていう知識を仕入れてしまって「マジか」っつってる(これ、けっこう界隈では有名な話なの?)https://t.co/5ViJWdPbOe
— めるしぃ (@cinnamon16g) 2016年8月11日
出典:twitter.com
東京メトロによると、路線カラーを初めて導入したのは1970年。当時開業していた銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線の5路線と、都営の浅草線、三田線の2路線を走る車両の色などを基準に、営団地下鉄(現・東京メトロ)と東京都で路線カラーを決めたそうです。また、1970年時点で計画中だった有楽町線と半蔵門線、南北線、都営新宿線についても、この5路線と同時に路線カラーが決定したといいます。
こちらはカラーの由来になります。
出典:blog.goo.ne.jp
東京メトロ
銀座線(オレンジ):ベルリンの地下鉄・BVGをモチーフとした
丸の内線(赤):英国のタバコの包装の色 ※丸ノ内線の建設調査でロンドンを訪れた際に旧営団総裁がタバコの包装に使われていた赤に着目
千代田線(緑):千代田という言葉や日本庭園、互直通予定の常磐線を走っていた103系電車の車体色
日比谷線(グレー):車体の銀色をベースに考えてグレーに
東西線(水色):旧営団で唯一快速運転を行っていた東西線のスピード感、タバコのハイライトのブルー
有楽町線(黄土色):都心のオフィス街やウオーターフロントに集う若者たちなど、キラキラした印象を表現しようと黄土色に
半蔵門線(薄紫):他とかぶらないように、目立つ色に
南北線(エメラルドグリーン):沿線の日本庭園
副都心線(茶色):他とかぶらないように、目立つ色に
都営地下鉄
都営浅草線(ピンク):当初の赤だったが変更
沿線の日本庭園(黄緑):他とかぶらないように、目立つ色に
都営三田線(青):東西線から譲られた
都営大江戸線(赤紫):既設路線と異なる色
丸の内線が英国のタバコの色、東西線もタバコのハイライトのブルーからきているそうです。タバコが由来とは意外ですね。また、後発の地下鉄は「他とかぶらないように」という理由からカラーが決められているようで、「目立つ色」という以外に、それほど深い意味はなさそうです。
ちなみに、駅の利用者を誘導する現在のような案内看板は、1973年に初めて東京メトロ千代田線・大手町駅で試験導入され、翌年から全駅に展開されたそうです。また、東京メトロは東京五輪が開催される2020年までに全駅の案内標識を一新する計画が立てられているといいます。
東京では、一番最後に完成した東京メトロ副都心線が「東京最後の地下鉄」と言われています。これ以上増えることはないとのことなので、何色にするかで悩む必要はなくなりますね。
出典:trafficnews.jp / blog.goo.ne.jp
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