男性諸氏、ごきげんいかが♪ ラブヘルスカウンセラーの小室友里です。
私が女性向け記事を書かせてもらっている「ラブリサーチ」(ラブコスメティック)に、こんな記事が。
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彼がつけてくれない?日本人のコンドーム使用率について-コンドーム教科書
http://www.lovecosmetic.jp/column/condom/condom_4.html
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この記事をを執筆された遠藤加奈さんによると
・日本のコンドーム使用率は42%。世界ワースト3位
・排卵日近くにセックスすれば、妊娠の確率は20〜30%
・コンドームの価格は1つあたり100円程度
その後の人生を大きく変える妊娠への安心が、100円で買えるのですぞ、と。
サガミゴムさんやオカモトゴムさんが頑張って、コンドームの世界シェア2〜3割を誇っているにもかかわらず、ですよ。もっとインバウンドしようよ、ニッポン。
しかし、いつの年代になっても「彼がコンドームをつけてくれない」問題はついて回るのですねぇ。草食系男子なら、進んでコンドームをつけてくれそうなものですが、それとこれとは問題が違うのかしら。あるいは
「コンドーム用意しておいてくれれば、つけてもいいよ」
なぁんて思っていたりして。草食系、ここに極まれり。
コンドームをつけるって、男性にとっては今のところデメリットな情報しかないんですよね。女性を本当に愛してない、とか、妊娠を防ぐため、とか。
なんつーか、こう…。現実問題としての実感がないんじゃないですかねぇ。セックスしたら妊娠するってことに。
ま、それもそうかと思う一面もあるわけです。
だって、妊娠したかもしれない不安を抱えるのは男性じゃないし?
愛しているという気持ちがあるからこそ、彼女を自分のものにした象徴とも言える、ナマでしたいんだし?
よーするに、セックスに対するデメリットが、セックスの段階では男性にはないわけです。実際に実感するのは
「妊娠したかも…」
と言われてからのこと。だから実感がないんだろうね〜。
これを、お仕事の話に置き換えてみましょうか。
今、あなたの目の前には1000万の資金があります。これを協同経営者である彼女とどう使うか?経営者会議を開きました。彼女は
「将来何が起こるかもわからない。だから全部は使わずに、この1000万を使いながら、自分達でも資金を調達する努力をしよう」
と意見を出しました。対してあなたは
「この1000万を最大限有効活用するために、まずはドーンと投資するべきだ。チマチマやったって儲からない。今やらなくていつやるんだ?」
食い違う意見交換を重ねた結果、あなたの意見が通り、ドーンと投資することになりました。しかし経営はうまくいかず、会社は1000万の借金を抱えてしまいました。
そして、借金をしてからわかった事実が。あの時目の前に置かれた1000万、実は彼女の融資だったのです。
1000万はセックス。資金調達の努力はコンドーム。そう捉えれば、あなたの行いがいかに愚行だったか、理解できますよね?
「コンドームつけて?」
と言ってくれる彼女は、あなたの未来を守る、優秀な協同経営者です。
コンドームをつけて欲しいと、言いたくても言えない女性もいるんです。それはあなたを気遣ってのこと。そんな目に見えない気遣いをスルーしてしまうのが男性のサガです。
しかし、今日あなたは女性の気遣いを知りましたね?
ならば、その気遣いを吸い上げることこそ、本当に磨かれた男の有り様だと思いませんか?
参考:女性が運営しているセクシャルヘルスケアのお店「LCラブコスメ」。男性向けラブコスメやサプリも開発している。
http://www.lovecosmetic.jp
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