たった一言で、百年の恋も冷める…。よくある失敗です。そして、今までも知らないうちに、彼女に対して“恋冷めの言動”をしてきたのは、あなたかもしれません。よくよく考えれば失礼な言葉なのに、発した本人は全く気がついていない。「ねえ、どうして怒ったの?なんで?なんで?」と、女性を追いかけたこともあるでしょう。今回は、そんな女性が嫌がる、男の”恋冷めの言動”を7つご紹介したいと思います。
1、「なんでもいいよ」
まるで、優しさから彼女に対して「自由をあげた」かのような、この言動。しかし、頻繁に使うと単に”決断力のない男”という認定を受けてしまいます。デートどこ行く?何食べる?この服どうかな?に対して「うん、なんでもいいよ、君に任せるよ」という態度は、「何コイツ、結局どうでもいいんじゃん」と、嫌われてしまいます。
2、「ねえねえ」
女性は、後ろから男性にヒョコヒョコついてこられるのが嫌いです。甘え上手な年下彼氏ならまだしも、女性が男性に甘えたいのに、男性から「俺が甘えたいの!」みたいな態度をされると引きます。そのため、男性から「ねえねえ」と袖を引っ張られるような、「かまってちゃん攻撃」に彼女は一気に恋冷めしてしまうでしょう。
3、「俺は」
普段あまり、皆さん意識していないかもしれませんが、ここのところ男性と話をすると、”リスク回避型の言動”を多く耳にします。その代表が「俺は知らないよ」とか「俺は関係ないからね」という、予めの責任の放棄行動です。何かと「誰が悪いのか」「誰が責任をとるのか」みたいな話になりがちな現代。仕事上は仕方がないとしても、プライベートの女性関係で、「俺は知らないよ?それは君の責任でしょ?」なんて話になると、空気が読めない男と思われても仕方がありません。
4、「そんなことより」
女性は生理痛や、生理前の頭痛、不快感など、日常生活を送るだけでも、生きてるだけでも体が辛い、ということがしばしばあります。男性だって、しんどいときがあるでしょう。本人にとっては辛いことなのに、他人から「そんなことよりさあ」と言われると、「ハア?そんなこと?なに言ってんだ?」とブチ切れることも珍しくありません。これはアウトです。相手の痛みがわからない人からは、静かに人望が削がれて行きます。恋冷め以前の問題で、友達も失うかもしれません。
5、「俺が悪いのか」
自己嫌悪に陥りやすい男性の言動に多いのですが、何かあるとすぐに「じゃあ、俺が悪いのか」と結論に持って行きたがります。問題は複雑で、何かが単体で悪い、ということではないのですが、その男性にしてみれば、全部が自分を責めているように聞こえてしまうのです。みんなとの話合いの場などでも、論点からズレて「わかったよ!どうせ俺が悪いってことなんだろ!」とひとりキレる男に、女性は「ちげーよ、話ちゃんと聞けよ」と、冷たい視線を送っています。
6、「なんちゃって」
最近多く耳にするのが、この「なんちゃって」の男です。男女の立場がほぼ同じのため、男性が女性の荷物を持ってあげるなどの行動が「恥ずかしい」と思われるようになった、と思う人もいます。しかし、男性と女性は、全く同じではありません。男性が「その荷物持ってあげようか?なんちゃって!俺がそんな恥ずかしいことするわけないじゃん!」と、彼女の気分を持ち上げて落とす言動に苛立ちを覚える女性も少なくありません。
7、「俺のこと好きなんでしょ?」
好きな男性が目の前にいて、わあ、かっこいいなあ…と思っている女性。でも、その男性が「お前さあ、俺のこと好きなんでしょ?」という勘違い発言をすると、一瞬で「は?調子こいてんなコイツ」と思います。まさに、急降下の恋冷め言動!今までモテなかった男が、ちょっとモテだしたり、俺かっこいいと勘違いしてる男性に多いようです。
真の意味でモテる男性は、相手が自分を好きかどうかなんてこだわりません。一緒にいて楽しければそれでいいのです。しかし、今までモテなかった男は”モテてる手応えがほしい”のでいちいち確認します。好きなら一緒にいるし、嫌いだったらデートなんかしない。それなのに、「俺のこと好きなんでしょ?」と確認しようとするということは、自分に自信がない証拠です。
結構知らないうちに自然に口に出していそうな言葉ばかりだったと思います。これを機に、普段の自分の言動を見直してみてはいかがでしょうか。