彼女と「結婚」することを決めたら、まず貴女が乗り越えなければならない試練・・・それは相手のご両親に結婚のご挨拶をすることです。
でも、彼女のご両親に挨拶に伺う時のマナーをしならない人も居て、行き当たりばったりで失敗してしまう人も多いようです。
彼女との結婚を心から応援してもらえるように、最初の印象はとても大切です。
彼女のご両親に気に入ってもらえる挨拶とはどんなものなのでしょうか?
この記事の目次
服装のマナーはある?
基本的に、清潔感のある服装であればOK。
一般的にはスーツを着るか、ジャケット姿で出向くのが良いとされています。スーツの種類はビジネススーツで!
時々、間違って喪服を着て彼女のご両親に会う人も居ますが、お葬式ではないので、普通のスーツで大丈夫です。
スーツが無い人は、最低限ジャケットを羽織るようにしましょう。
Tシャツとジーンズで「ちーっす」という雰囲気をかもし出してはダメ。真面目な好青年を見た目から作り上げる努力をして行きましょう。
石田純一じゃないですが、スーツでも裸足で革靴なんてNGですよ!人のお家に上がる時は靴下必須です。
髪型や身だしなみはどうするべき?
髪型は常識のあるものなら何でも大丈夫!
わざわざ美容院に行くという必要はありません。
でも、清潔感は絶対条件!長すぎる髪の毛は相手の両親も「この子大丈夫かしら」と不安になってしまうかも。
一般的に社会人としてOKな髪型なら大丈夫です。
ヒゲは剃ったほうが良いでしょう。
おしゃれヒゲだとしても、年上の方は「マナー違反」「小汚い」の印象を持ってしまう人が多いと言われます。
結婚のご挨拶はケジメの時!オシャレのために伸ばしているヒゲもこの時ばかりは綺麗にそり落とすのが正解です。
最後にハンカチは必須。彼女のお父さんと初対面して焦り、汗を掻いてしまう可能性も高いのでアイロンをかけて1枚ポケットに入れておきましょう。
手土産は必要なの?
結婚のご挨拶に伺う時、手土産は必要なのか・・・という問題はよく聞かれることです。
正解は「必要」です。
もちろん、相手のご両親のウケが良くなるというのも1つですが、最初の話の取っ掛かりに使えるので、無言で長時間「しーん」とする状態を避ける事ができるのも手土産を持っていく利点。
値段は、3000円から5000円程度のお菓子が良いでしょう。
お菓子を持っていくと、その日に「折角いただいたから、これ出しちゃいましょう」なんてお母さんが出してくれて和やかな雰囲気になる事も多いのでオススメです。
手土産を選ぶ時のコツや、彼女のお父さんよりも、お母さんに好まれるお土産を持っていくこと。
彼女のお母さんくらいの年齢だと、50代~60代の女性という事になりますが、この年代の女性はお取り寄せスイーツとかが大のお気に入り!挨拶に行く少し前にネットで取り寄せて準備しておきましょう。
挨拶の時に彼女から「彼が有名な○○のスイーツを取り寄せてくれたの」と伝えてもらうと、あなたの株も上がります。
結婚の挨拶に伺うまでに注意するポイント
まずは彼女に電話で伝えてもらう
彼女のご両親に結婚のご挨拶に伺う時は、まずは彼女から電話でご両親に「結婚」の旨を伝えてもらいます。
その後「彼が挨拶に行きたいと言っているのだけどいつなら良い?」と日取りを決めてもらいます。
この時、彼女に貴方が挨拶をしたいと言い出したというニュアンスを伝えてもらうと、ご両親の印象が良くなります。
言い方次第なのですが、「○○君を連れて行くから」というような言い方で両親に伝えてしまうと、まるで貴方は挨拶に行きたくないけど、彼女が無理やり連れて行くというように聞こえてしまい印象が悪くなってしまいます。
避けるべき時間はある?
年末年始、お盆時期などは彼女のご両親も親戚の集まりなどで忙しくなるのでこの時期は必ず避けましょう。
基本的には、彼女のお家の都合に合わせて自分の予定を決めるようにします。
時間帯は、お昼時(11時から1時ごろ)夕飯時(6時から8時ごろ)は避けましょう。
なぜなら、この時間に伺うと、彼女のお母さんに「食事を作らなくて良いのかしら」と気を使わせてしまう事があるからです。
適切な時間は午後の2時から3時くらいです。
この時間は、お昼ご飯の後片付けも終わりのんびりする時間であい、丁度オヤツの時間で、手土産にお菓子を持っていけばそれでお茶が出来るのでベストな時間帯です。
結婚式の予約は挨拶が終わってからが基本
挨拶を済ませる前に、結婚式場に出向き予約をしてしまうカップルも居ますが、マナーとしては挨拶が先。
両親の承諾を得てから式場を予約するのが流れとしては正しいのです。先に式場の予約をしてしまうと、彼女の両親に「二人で勝手に決めちゃって」と悪い印象を与えてしまいます。
もし、最初に結婚式の予約をしてしまっていても、その話は出さないようにしたほうがベター。
両親に聞かれても「承諾を得てから二人で決めたいと思います」と伝えればOKです。
当日のマナーで気をつけるポイントを知っておく
お伺いする時間を決めたら、遅刻は厳禁です。
必ず5分前行動で動きましょう。
お家に着いたら、コートは玄関で脱ぎましょう。
彼女のお家の方にお尻を向けないようにしながら玄関の扉をしめて、目を見てしっかり挨拶をします。
雨が降っている時は、かさは玄関に入る前にたたみ、勝手に傘立てに傘を突っ込まない事。
彼女が「ココに入れなよ」と言ってくれるまで手に持った状態で。
お家の方が「どうぞお入りください」と言ってから靴を脱ぎ、揃えて家に上がります。
座る場所のマナーは?
お部屋に通されたらどこに座るのかも気を使うポイントです。
間違ってお父さんの席に座って気まずい雰囲気にならないように。
「こちらにどうぞ」と言われるので殆ど間違う事はありませんが、「自由に座って」と言われたら、下座に座るのがマナー。
下座とは、和室なら床の間から一番遠い席、洋室なら入り口に一番近い場所です。
覚えておくと当日あたふたしなくて住むので頭に入れて置きましょう。
結婚の話を出すタイミングはどこ?
部屋に通され、皆が集まったら「○○と申します。今日はお時間を作っていただきありがとうございます」としっかり挨拶をしましょう。
ここで持ってきた手土産を渡します。
お茶を出してもらったら、皆で和やかに少しの間会話をします。
この辺で、彼女のお母さんが「どこで知り合ったの?」なんて合いの手を入れてくることも多いので、知り合ったきっかけや交際期間などをやんわりと伝えるのも良いでしょう。
- 宗教の話
- 自慢話
- お世辞
- シモネタ
- ギャグ
などは雰囲気を悪くするので絶対NG。
話しが一旦落ち着いた所で、改めて姿勢を正し、両親の目を見て「○○さんと結婚させてください」と挨拶するのが正しい方法です。
一番緊張する時ですが、今のお母さん世代は若いので「あらあら、そんなに固くならなくて大丈夫よ」とフォローを入れてくれると思いますが、マナーにそって行動しておけば安心ですよね。
いかがでしたか。
今回は、彼女の両親にご挨拶!結婚の挨拶をする時のマナーとは?をお届けしました。
結婚を決めた後にすぐやってくる緊張の山場。
この山場を上手に乗り越えるために、失敗しないマナーを覚えておくのは必要なことです。
結婚の挨拶がしっかり出来ると、彼女の両親に良い印象を残すだけでなく、彼女にも「あの時の貴方素敵だったね」なんて年々も良い思いでとして残す事ができます。
二人の思い出の1つに残る大切な結婚の挨拶を失敗しないようにしっかり済ませましょう。