人と話をするのが苦手。知らない人と挨拶をするのも緊張する。誰にも心を開けない。人がたくさんいる場所に行きたくない。このような、奥手で人見知りな男性は、今とーっても多いです。
でも、だからと言って「彼女ほしくない」「恋愛したくない」というわけではなくて、心を開ける恋人が欲しい、とは思っています。矛盾してるけど、願望はあります。
そこで、このような“対人間”が苦手だけど恋人は欲しいワガママボーイの男性が、彼女を作る方法について考えてみました。
この記事の目次
無口で無愛想は男の武器!女性の好みを知る
コミュ障だと、変なことを口走って失敗しないか。声をかけて嫌な顔をされたらショック…などの理由で、初対面時に“無口で無愛想”を演じる男性も多いと思います。
最低限のリスクで済みますし、最悪誰とも知り合えなくても、その日一日をなんとか乗り切れるからです。では、そんな無口&無愛想であれば、みんなに好かれるはずがない…と思ったら大間違い!
男性の場合、無口で無愛想な感じが“プラスのイメージ”に転ずる場合があるからです。ヒントは無口&無愛想&〇〇です。
無理してキャラを作ると大変ですよ
「女性に好かれたい」と思ったときに、頑張ってお調子者キャラを演じたり、かっこつける男がいますが、女性はその場で「おもしろーい」と言いながら、「マジうぜえ」と思っていることが多々あります。
というのも、「誰かに好かれたい」という態度そのものが、周囲に「媚びている」と判断されるからです。しかし、どうでしょう。無口&無愛想であれば、そもそも「みんなから好かれなくてもいいです」という媚びない姿勢に見られます。
このような媚びない姿勢に男らしさを感じる女性が多いのです。そのため、コミュ障が故に、その媚びない姿勢を評価されてモテる、という事案が結構あります。
できればそこにプラスしていただきたいのが、「やさしさ」です。無口&無愛想&「やさしさ」で最強のモテ要素となります。
ツンツンして絶対に笑わないような無骨な男に「肩にゴミついてるよ」と言ってとってもらう。その後、「ありがとう」と言っても返事をしない。このとき女性は、ちょっとドキッとします。
口下手で人見知りが故に成立するモテテクなので、是非ご参考ください。ただし、普段からヘラヘラしている人が急にやっても効果はありません。
共通項から話題を作ろう
どういう切り口で話をしたらいいかわからない。ナンパなんてとんでもない。当然ですが、普段から人見知りな男性は、初対面の女性と話を盛り上げるなんて無理です。
好きなゲームとか趣味の話
何か趣味はありますか? まんがでもゲームでもそうですが、何かひとつすごくハマっているものがないでしょうか。「これは男性のジャンルだから女性で知ってる人は少ない」とは限りません。
たとえば私は女性ですがガンダムにハマっています。艦隊これくしょんが好きな女性も多いです。北斗の拳が好きな女性もいます。男性ジャンルと言われるものを、好んで趣味にする女性が多い昨今。ここから出会って結婚するカップルがたくさんいます。
無理に一般的な普通の女性(趣味とかなさそう)へ照準を合わせても、たとえ出会って付き合うまでこぎつけたとして、交際期間に辛い思いをします。やはり、共通する話題を持った女性でなければ「そもそも付き合えない」ということを自覚しましょう。
自分の話をするのではなく相手の話を聞いて
また「俺、人見知りで口下手だし」という言い訳で逃げている男性が多いですが、女性から言わせてもらえば、「喋らなくていいから、話を聞いて」って感じです。
気の利いた言葉はいりません。ただ、興味深げに頷いて「へえ」とか「そうなんだ」と言いつつ、話を聞いてくれればそれだけで好感度アップです。
交際していくうちに緊張は溶けますから、無理して「何か喋らないと!」と言葉を探す必要はありません。「話を聞いて!」というオーラの女性に対して、「その話おもしろいね、もっと聞かせて」という姿勢でいることが大事です。
ただし、こういう男性の場合、「女の話ってつまんねえんだよ」という気持ちをダイレクトに表現してしまう人が多いので、「女の話は面白い」という思い込みを貫くことが大事です。
口下手な男の最強のツールを利用せよ
実際面と向かって会うと、うまく気持ちを表現できない。笑いたいのに笑えないし、怒ってないのに怒ってる?って言われる。本当の気持ちと、外見に差があるのが、大きな問題。
そのため、誤解を招いて人間関係うまくいかない、と諦めている男性も多いと思います。しかし、よく言われている「SNSで発信している方が、実は本心」みたいなことって、実際あるのではないでしょうか。
メールやLINEでこそかっこよくキメて
気持ちや性格、という意味では、取り繕って不器用になってしまう肉体よりも、頭で思ったことがストレートに表現されるメールやLINE、SNSのほうが本心に近いと思います。
だからこそ、メールやLINEというツールを利用して、「普段は不器用だけど本当はかっこいいのね!」と思ってもらたいところなのですが、使い方を間違うと墓穴を掘ることになります。
ダメな例として、「実際会って見ると無口で無愛想なのに、メールの文面がナンパ野郎だった」とか。「会ったときは紳士だったのに、メールではスケベ丸出しだった」などです。
メールやLINEは、とくに気をつけてかっこつけるところ。「紳士的で誠実な対応」が求められています。うっかり本心が出てしまいやすいからこそ、試されているのです。
出会いはどこに?恋愛がはじまる場所
女性と出会う場所は、どこにあるでしょうか。合コン?職場?同窓会?婚活パーティー?いろんな人に質問しますが、みんな出会う場所が違います。
中には、お店の店員と客であったり、犬の散歩中に出会ったり。兄弟の友達だったとか、旅先で出会った、という人もいます。
人見知り、という大きなハンデを抱えた男性は、どこで出会って恋に発展させるのが近道なのでしょうか?
やっぱりネットを活用しましょう
ということで、やはりどう考えてもネットを活用するのが一番の近道では?と思います。ただし、使い方は皆さんが思う方法と少し違います。
いわゆる出会い系やSNSで「彼女欲しいです!」と呼びかけるのはNG。それでは「ああ、こいつ出会い厨だわ」とか「セックスしたいだけだろ」と思われて論外です。
ポイントは「SNSで趣味仲間とつながること」です。それは男女関係なく、楽しく趣味について話をしたり、情報交換できる仲になること。
さらに、最近多い外でのイベントに実際参加すること。そして、オフ会があったら参加すること。周囲は自分に似たような人見知り男子もいますから、精神的には楽です。
そこには女性もいるでしょう(少ないかもしれないけど)。そういった女子とも仲良くなっておく。でも、直接は狙いません。そこからようやく“紹介してもらう流れ”を掴みます。
趣味友が広がったら「彼女欲しい」宣言
SNSなどで知り合った趣味友。きっと彼らには本音を話せます。そこでようやく「彼女ほしいんだけど、誰かいない?」と相談します。
趣味友は、なんとなく魂が通じているので、「こういう女性はどうか?」という話を持ってきてくれます。そこで紹介された女性は、きっと本当に話の合う女性です。
また、ある程度仲良くなった趣味友の中には、「あ、じゃあ私と付き合ってみる?」と立候補してくれる女性も現れることがあります。友人としての付き合いの期間があったので、警戒心がないからです。選り好みせず、試しにお付き合いしてみるといいでしょう。
出会う上で間違ったネットの使い方
上記のように、人脈を広げていって仲良くなってから彼女を探す、という方法を「めんどくさい」と思っている人もたくさんいると思います。
実際、私が某SNSサイトで登録していたところ(うっかり女性という表示を公開していた)、知らない男性から「お話しませんか?」とか「仲良くなりましょう」などのメッセージが届いて、「女だったら誰でもいいのか?」と思ったことがあります。
女性は、よく中身を知っている人には警戒心をときます。その方法が「昔馴染みの知り合い」であれ「共通の趣味を持っている」であれ、なんでもいいのです。この警戒心を突破することが大きな壁です。
簡単で便利なネットだからこそ、人見知りやコミュ障にとって大事なツールとなりますが、女という記号だけを見て動くのは危険。知り合って、友人になって、恋愛をはじめる、という手順だけは無視してはいけません。
地味な作業かもしれませんが、奥手だから、人見知りだから、という理由で出会いそのものを諦めず、まずは気の合う仲間を探してみましょう。