彼女とのセックスで、いつも自分だけ早くいってしまう…早漏という悩みを抱えた男性は意外と多くいます。
射精ができないのも問題ですが、早すぎてしまうと、彼女を満足させることができませんし、なんだか申し訳ない気持ちになってしまいますよね。
実は、その早漏問題、きちんと原因があって、しかも解決ができるのです。今回は、早漏になってしまう原因と、その解決策や治療法をご紹介します!
この記事の目次
早漏になる理由
早漏になってしまう原因は、
- PC筋が弱い
- ペニスが敏感
- 性的に興奮しやすい
- ストレスなど心因性のもの
の4つに大別することができます。
PC筋が弱い
まず、早漏の一つ目の原因は、PC筋が弱いというものです。PC筋とは「恥骨尾骨筋」のことで、文字通り、恥骨と尾骨を結んでいる筋肉です。
PC筋の役割として、排泄をコントロールするというものがあります。排尿を一時止めるときって、陰茎のあたりに力を入れる必要がありますよね?その時に使っているのが、このPC筋という筋肉なのです。
同じく尿道を伝って出るものですから、もちろん射精もPC筋によってコントロールされています。そこで、このPC筋が弱いと、射精を自分の力で制御することが難しく、途中で我慢できずにイってしまい、結果早漏になってしまうというわけです。
ペニスが敏感
ペニスが強い刺激に慣れておらず、少しの刺激で射精に至ってしまうパターンです。例えば、ペニスが包茎や仮性包茎の場合です。
包茎のペニスの鬼頭は通常時、皮をかぶっているので、外部の刺激からは守られています。しかし、勃起をすると鬼頭はあらわになり、直接的に刺激を受けることになりますよね。そうなると、包茎の鬼頭は、普段刺激を受けていない分、敏感になってしまうのです。い
つでも強い刺激が得られるなんてうらやましい!と思う方もいらっしゃるでしょうが、早漏になってしまうことほど、辛いものはありません。
包茎や仮性包茎の男性の中に、早漏で悩む人が多くいるのは、このように、鬼頭が刺激に対して敏感過ぎるのが原因だったのです。
興奮しやすい
セックス中に興奮しやすく、すぐにオーガズムに達してしまう場合もあります。
例えば、長らくセックスをしていないような時です。久しぶりのセックスは誰だって興奮します。すごく喉が渇いているときに、ビールがいつもよりおいしく感じるのと同じことですよね。
また、好きなプレイによって興奮しやすくなってしまう場合もあります。例えば、あなたが責めるのが大好きだった場合、彼女が責められている姿を見続ければ当然興奮してしまいます。射精のタイミングも早まってしまうでしょう。
このように、興奮しやすい状況を自分で作り出してしまい、早漏に陥っているケースも珍しくありません。
心的理由
ストレスなどの心的要因によって引き起こされる早漏もあるのです。
射精には、自律神経が大きく関係しています。人間の体は普段、交感神経と副交感神経を使い分けて生活していることは皆さんご存知だと思います。もちろん、射精時も例外ではありません。射精時の快感は、副交感神経優位の状態から、交感神経へのシフトによって引き起こされるのです。
しかし、ストレスなどによってこの自律神経のバランスが乱れてしまうと、意図しないタイミングで射精してしまうことがあります。これが、心的要因によって引き起こされる早漏のメカニズムなのです。
早漏を解決するためには
早漏になってしまうメカニズムはお分かりいただけたでしょうか。では、具体的な早漏の解決策を伝授していきます。
PC筋を鍛える
トレーニングでPC筋を鍛えることで、早漏を解決することができます。PC筋は射精をコントロールしている筋肉であることは述べましたが、実はこの筋肉を鍛える方法があるのです。
筋トレといっても、とても簡単で「肛門を引き締める」だけでできてしまいます。
- 肛門に力を入れて5秒キープ
- 力を抜いて再度繰り返す
これを10回1セットにして、朝昼晩の3回行いましょう。
また、ペニスを動かすトレーニングも効果があります。勃起したペニスを動かすとき、力を入れる筋肉は男性であれば把握しているはずです。勃起していない状態で、クイックイッっとその筋肉に力を入れてみてください。これも、PC筋を鍛えるトレーニングです。
刺激にペニスを慣れさせる
ペニスが敏感で早漏になってしまっている場合は、刺激にペニスを慣れさせるという方法が有効になります。
自分の手を使ってオナニーをする際、最も敏感な部分である鬼頭に刺激を与えるのです。そうすることで、ペニスがいい意味で鈍感になり、セックスにおいても少しくらいの刺激では射精に至らなくなります。
刺激を与えるといっても、むやみにゴシゴシこすったり、叩いたりしてはいけません。鬼頭から血が出て使い物にならない、なんてことになりかねませんからね。
おすすめの方法は、ローションなどをつかって優しくこする方法です。潤滑油を使わずにこすってしまうと、摩擦で擦れてしまう危険性があるので、ローションは必ず使いましょう。
イキそうになったら呼吸を整える
セックスで興奮しやすく、すぐに射精してしまうという場合は、行きそうになった時、一度呼吸を整えるという方法がおすすめです。
人間はセックス中に興奮してしまうと、さらなる快楽を求めて何も考えられなくなってしまいます。皆さんにも覚えがあるでしょう。しかし、そうなってしまうと早漏を改善することはできません。
セックスの最中にも、どこかで自分を客観視して、射精しそうになったら、呼吸を整えてみましょう。単純な方法ですが、意外と効果があるのです。
また、自分が興奮するポイントを把握しておくことも大切になります。例えば、いつも同じ体位をしているときに射精してしまうような場合、その体位をなるべく避ければ、射精を遅らせることができますよね。
ですので、どんなシュチュエーションで自分がイってしまうのかを考えてみてください。そうすることで、ある程度射精のタイミングをコントロールできるようになるでしょう。
FR法を試してみる
ストレスなど、心的要因での早漏問題を抱えた男性には、FR法という解決策もあります。
FR法とは、薬や病院での治療に頼らず、脳に直接働きかけることで早漏を改善するというものです。ネットで教材を購入することができ、実際に早漏が治ったという方もいるようです。
どんな方法を試してもダメだった…という方は、試してみるのもいいかもしれません。
病院で治療する方法
早漏は自分で治す方法以外に、クリニックで治療してもらうこともできるのです。
ヒアルロン酸注射
クリニックでの治療として、まずヒアルロン酸注射というものが挙げられます。
亀頭に帆ヒアルロン酸を注射して、大きく鈍感にし、早漏を改善させようというものです。また、亀頭が大きくなるので、女性も満足させることのできる、一石二鳥の治療です。
しかし、ヒアルロン酸注射の効果は半年ほどしか続かないため、継続した効果を望むのであれば、定期的な注射が必要になります。
包茎手術
包茎手術をすることで早漏を改善することもできます。
包茎の男性は、鬼頭が敏感過ぎるために、早漏に陥ってしまっていることは述べました。これを改善するためには、亀頭を常にさらし、刺激に慣れさせればいいわけです。つまり、ペニスの余った皮を切除する包茎手術は効果的な治療法になります。
しかし、包茎手術をしただけでは早漏は治りません。鬼頭を使ったオナニーなどで、亀頭を刺激に慣らしていかなければならないのです。また、ペニスに傷跡が残る可能性があるなど、デメリットもあるため、判断は慎重に行いましょう。
手術前には必ずカウンセリングを受けよう
上記のような治療を試す前に、必ずクリニックでのカウンセリングを受けるようにしましょう。
早漏は、心理的な原因から起こる場合も多々あります。もし、原因が心的なものなのに、高額でリスクのある治療を受けてしまったら、自分が損をすることになってしまいます。
それに、根本的な原因が治っていないので、早漏の改善にもつながりません。必ず、カウンセラーの診断を仰いでください。
おわりに
今回は早漏の原因と、その解決策をお伝えしました。
早漏は辛いものですが、改善できる可能性は大きくあります。AV男優のように、女性を満足させられる日だって来るかもしれませんよ。諦めずに、自分の早漏の原因は何なのかを見極め、必要な場合はクリニックでの治療を受けましょう。
その際、カウンセリングは忘れずに受けてくださいね!
まとめ
- 早漏は、PC筋の弱さ、敏感過ぎるペニス、セックスでの過剰な興奮、ストレスなどの心的要因によって引き起こされる。
- PC筋を鍛える、ペニスを刺激に慣れさせる、射精前に呼吸を整えてみるなどの方法で、早漏を解決できる場合もある。
- それ以外にも、クリニックでのヒアルロン注射や、包茎手術などの治療で早漏を治す方法もある。
- しかし、心的要因で早漏が引き起こされているケースもあるので、治療の前には、必ずカウンセリングを受ける必要がある。