皆さん、「マンバン」をご存知ですか?オシャレ男子の間で流行っている“男性のお団子ヘア”のことです。
「男がお団子なんか変だよ!」とか「日本人男性には似合わない!」と思う人もいると思います(私も最初はそう思いました)が、まあ、騙されたと思って読んでみてください。
「ちょっと悪い感じを出したい」とか「ワイルドなイメージでいきたい」と思っている人であれば、年齢問わずに楽しめるヘアスタイルです。
今回は、マンバンでお団子ヘアアレンジ、ということで、馴染みのない新しい髪型をこれからの自分に取り込んでイメージチェンジしていくことをご提案します。
1、マンバンってなんだよ
「マンバン」ってなんだよ、という方に解説させていただきますと、まず「マン」は男性、「バン」がお団子のことを指し、それは自毛でなくても構いません。
女性がよく使っている「つけ毛」で、お団子型にセットされたものが売っていて、それをつけて楽しむので、「髪の毛伸びるまでできねーよ!」ってことではありません。
もちろん、長さが十分にある人は、くるっとひとまとめにして自毛のお団子ヘアアレンジでもマンバンです。
つけ毛であれば、セットの手間も省けますし、自分の髪の毛の色とは違う色を選んでつけることもできて、アレンジの幅は広がります。
また、つける場所も、頭のてっぺん、うなじの近く…と位置を変えるだけで印象が変わるので、「ずっと短髪でアレンジのしようがなかった」というワンパターン男子でも、イメチェンが簡単です。
2、ワン・ダイレクションとかオーランド・ブルーム
「マンバンのイメージがわかない」という人は、最近のワン・ダイレクションや、オーランド・ブルームを想像してみてください。
ちょっと伸ばし気味の髪の毛を、うしろにまとめてお団子を作ってる写真は見たことがありませんか?
なんとなく、サーフィンやってそうな男とか、おしゃれなバーのウエイター、男性美容師なんか、こういう感じですよね(偏見?)。
もっと言えば、マイク真木みたいな、ちょっとワイルドな感じの男性が後ろ髪伸ばし気味で、ついでにお団子にしちゃいました、みたいな感じです。
なんとなく、「サムライのチョンマゲ」って感じでしょうか。ついでに髭も伸ばしちゃえば、ワイルドなイメージの完成です。
女性から見ても、男性がじょろじょろと長い髪の毛を振り乱しているよりも、後ろでお団子にしている方が清潔感がありますし、何よりオーランド・ブルームと同じ髪型ですから、さほど抵抗はありません。
3、つけたり、外したり
つけお団子を利用する場合、アレンジが自在、ということに加えて、平日と休日のオンオフができることが魅力です。
スーツでお仕事されている方は、なかなか髪の毛を伸ばせません。ところが、マンバンは「休日だけおしゃれにマンバンをつける」という、アクセサリー感覚が可能です。
難しいことは考えず、ゆるカジファッションに、ちょっと加えるだけで、オシャレ+ワイルドが手に入ることができます。
「あの人はセンスがあるな」と女性に思われるためには、1年通して同じ髪型を貫くのはナンセンスです。
いろんな髪型を試したい!自分に似合う髪型を探すためにどんどんチャレンジしたい!という男性は、マンバンを選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
4、正直、女ウケが気になる
最後に、やっぱり気になるのは「マンバンの女ウケ」ですよね。「お団子ヘアなんて恥ずかしい!あんなのは女のすることだろ!」と思われるのはごもっとも。
ただ、ちょっと世間を見渡してみて、マンバンスタイルをしている人はいますか?あまりいないと思います。男は女のインパクトに訴えなければなりません。
良くも悪くも、女性に「覚えておいてもらえる強烈なインパクトのある男」でなければ、チャンスを失ってしまいます。どこにでもいる普通の男は、大衆に紛れてしまうのです。
お団子ヘアを上手に使えるハイセンスな人は、もしかしたら限られているかもしれませんが、女性から「ああ、あのお団子の人!」と覚えていてもらえる可能性は高まります。
似合うか似合わないかは、やってみなければわかりません。行きつけの美容院で、いつも切ってくれている美容師さんに、ちょっと相談してみてもいいと思いますよ。