ORETTEをご覧の皆さん、こんにちは。夜の性活相談員・小室友里です。夜の性活、潤ってますか?
私、毎週水曜日にソラトニワ原宿というネットラジオ放送局で、「小室友里の夜サプリ☆」という番組を生放送しております。恋と性活に役立つ情報をお届けする、オトナのガールズトーク番組でございますよ。詳しくはこちらへ。てへ。→(http://www.komuro-yuri.com/レギュラー活動/radio-夜サプリ/)
番組の中で、リスナーさんのお悩みの解決に導く「お悩みサプリ」というコーナーがありまして。
開始当初は恋愛中心のお悩みが多かったのですが、最近はかなりディープな、というか、おいおい、これ以上は放送できないよw!?というお悩みも届いたりします。(実際に放送できないレベルのお悩みも届くのです)
で。ここ2回のお悩みというのがですね。
出典:http://weheartit.com/
『彼がアレを顔にかけたいと言ってきます。ホントはイヤだけどしなきゃダメ?』
『彼がアレを飲んでほしいと言ってきます。我慢するけど飲むのは無理!』
アレとは、そう、アレですよ。他でもない。白くてどろっとした、アレのことですよ、ええ。公共の電波で「精液が!」とはさすがに言えないので、アレとかソレとか称しておりますがね。
で。夜サプリ☆的解決方法としては。
「アレを顔にかけられるのがイヤなら、しなくてよろしいっ!」
「アレを飲むのがイヤなら、それはSF(セックスファンタジー)だと伝えなさい!それでも飲んでと頼んでくるなら、「飲んだ後にキスしてくれるなら」と条件をつけるべし!」
とお答えしました。さらにはアレを飲む行為は性感染症を広める恐れもあるので、できればしないでいただきたい。これもセックスファンタジーをエンタメするはずだった、セクシービデオ業界が世に蔓延させた負の遺産ですな。
とはいえ、こういうセンシティブなお悩みが一般の方から届くくらいだから、顔にかける&飲んで欲しい問題は男女恋愛に根深い問題として定着してるんだろうな〜と、容易に想像できます。
女性には「NO THANKSでOK」と伝えますが、反対に男性側の「かけたい&飲ませたい」問題は、どう解決していくべきか。
もちろん、男性の「かけたい&飲ませたい」願望をを喜んで受け入れてくれるココロの広い女性もいます。けど大半は「あなたが喜んでくれるなら」と受動的幸福感が原動力となっているんです。自ら望んで受け入れているわけではないと、よ〜く、よぉぉぉぉ〜くココロに留めておいてください。
彼女が望んでないなら自分もしたくない。そう思っていただける方なら万事OK。これ以上問題が広がることはありません。
問題は、それでもいいからしてほしい。と願ってしまう男性諸氏。
ここでね、「女の子が望んでないんだからすべきじゃない!」という返答をするなら、回答者としてフツーです。相手が嫌がることをすべきではない、という一般的倫理に沿っているだけ。
いや、それがシンプルにできるなら素晴らしいですよ?けど、それは結局男性の『ガマン』を強いてるだけでしょ。ガマンはその分、違うところにしわ寄せがきて、お互いが満足できないセックスになる。
逆もしかりで、女性がガマンして「かけられる&飲まされる」セックスも、二人にとって満足出来るセックスとは言えないはず。こと女性は恋愛にメルヘンを求めるから、愛情表現の行為=セックスの最後にイヤな気分が待っているなんて、こんなに夢が壊されることはないです。セックスが嫌いになるのも、そりゃぁ無理ない話です。
じゃぁ、「かけたい&飲ませたい」に溜められたパッションをどう処理すりゃいいんだよ!?
私はこう思うわけです。
『終わりよければ、すべてよし』
お互いのフィニッシュをお互いが補完しあい、高め合う。『セックス補完計画』発動ですよ。
彼女が「あなたのために」と受け入れてくれるなら、そこは甘えて出させてもらいましょうよ。しかしここで終わったら元の木阿弥。彼女があなたを補完してくれたのだから、今度はあなたが彼女の満足を補完する番です。
あなたが彼女のためにできること。彼女の補完とは、彼女の努力を労うこと。感謝すること。
「かけたい&飲ませたい」願望なんて、セックスファンタジーが作り出した幻想に踊らされているだけなのだから、それを彼女に求めることがそもそもイレギュラーアクションなのです。それを愛情で受け入れてくれた彼女。ならばその彼女ごと受け入れる。それがあなたの補完計画です。
つまり…。
『かけた&飲ませた後の彼女に、愛情を注ぎなさい』
もう一度いいますが、アレの飲用は性感染症を広めるのでオススメできません。がそれと欲求は別物。それでもかけた&飲ませてしまったのなら。
顔にかけたアレを拭いてあげるのは当たり前。口に出したアレをティッシュで受け止める。「嬉しかった。ありがとう」と、その唇にキスをする。そこまでしたら彼女の努力は報われ、補完されますよ。頑張ってよかった、またしてもいいかな。と思えるわけですよ。
気持ち悪い?そんなの無理?
だったらこのイレギュラーアクションは起こすべきではないですね。彼女だけに苦労を強いて、一体何のメリットが?そこんとこ、よく考えればわかるはずですよね。理論正論が得意。それが女性にはない、男性のいいところなのですからね。
とても大切なことなのでもう一度。
アレの飲用は性感染症を引き起こす可能性があります。あとあと何でこんなことになったんだ!と揉めないためにも、彼女にアレを飲ませることはオススメしません。そこんとこヨロシクです。