男性と話をしていると、「あー、この人思いやりがないな」って人がたまにいます。しかし、本人はそのことに気がついておらず、また男性同士でも気づかないことも多いようです。
このへんが「女心を知ってるかどうか」に繋がってくるのですが、やはり、他人から見られたときの印象として“思いやりのない男”と判断されるのは、マイナスポイントではないでしょうか。
今回は、男にはわかりにくい、彼女が「こいつ、思いやりないな…」と感じる瞬間についてご紹介したいと思います。
1、荷物を持ってくれない
ひとつめはこちら。彼女が重い荷物を持っているのに、それを知ってか知らずか持ってくれない彼氏。これは思いやりがないですね。
というのも、“思いやり”とは言い換えれば“サービス精神”のこと。常に彼女が快適に過ごせるように気遣いしてあげることなので、たとえ重い荷物でなくても「重くない?持とうか?」と声をかけることが大事。
ここで「女の荷物を持ってやるような男はカッコ悪い」とか思っちゃうようでは、周囲の目を気にしているただの“保身”です。自分が世間からどう見られるのかだけを気にしている…これってかっこいいとは言えません。
ときに“男としては恥ずかしいことを率先して行う”ということによって、男の株が急上昇する、ということも覚えておきましょう。
2、自分の話だけを一方的に話す
女は人に話を聞いてもらいたい生き物です。と、同時に、男もまた人に話を聞いてもらいたいときがあります。
つまり、男女の会話の比率として、だいたい半々であれば平和なんだと思います(中には寡黙な人もいますが)。
しかし、男性の中には「お前のくだらない話なんかどうでもいいから俺の話を聞けよ!」という人がいます。これ、ほんとこういう男が多くてうんざりします。
この“お前のくだらない話なんかどうでもいい”と思っている時点で、すでに思いやりがありません。彼女を自分より下に見ている証拠です。
“思いやり”とは、「相手をリスペクトすること」を意味しています。人には上も下もなく、素直に相手に感謝をして、相手を尊敬することを言います。
「お前はただ俺の話を聞いて反応するだけでいいんだ!」みたいな関係はフェアではありませんから、そのへんのバランスがうまく理解できる男性は、“思いやりがある人”だと思われます。
3、記念日を覚えていない
どうして女が記念日に執着しているかわかりませんが、ようは記念日そのものに何か価値が有る、というよりは「彼が記念日を覚えているか=思いやりの基準」みたいになっているんだと思います。
誰でもそうですが、ふと世間話のついでにもらした自分の誕生日を、誰かがなんとなく覚えていて、「そういえば今日誕生日じゃん?おめでと!」などと言われたら、「うそ!覚えててくれたの?嬉しい!」みたいになります。
彼女もきっとそういう、彼の記憶や意識の中で、いかに自分との記念日が重要であるか…みたいなところを測っているんだと思います。
そういう意味で、心があってもなくても“記念日を覚えている”ということによって、思いやりのある男を演出できることは間違いないでしょう。
4、雑に扱う
これは、日常何気ない場面で、一番やってはいけないことです。彼女はおそらく「ああ、この男はきっと、思いやりのない男なんだな」と確定してしまうでしょう。
たとえば、自分のカバンは大事にするのに、彼女のカバンは踏みつけても気にならなかったり。自分のスケジュールは優先するのに、彼女のスケジュールは変更するように強要したり。
「化粧に何時間かけるんだ、いくら化粧したってそんなに変わんねえだろ」とか、「そんな高い服買っても似合わないから、似たような服をユニクロで探せ」とか。
面倒に思って説明しなけれないけないこともすっとばしたり、メールの返事をしない。また、違う誰かに彼女の悪口にも聞こえる話をするなど。
「こんな男いるのか?」と思われるかもしれませんが、最初は本性を隠していても、後々出てくるもの。「男を夢中にさせておくことができない女が悪い」とか思う人も多いと思いますが、やはりこのへんも、持ちつ持たれつ。
良いカップルが、いつまでもお互いを大事にし会える関係が理想なので、いつのまにか“思いやり”を失って、「あの男、最低!」と思われないように、相手への気遣いを忘れないようにしましょう。