カップルにとって楽しみなのが旅行デートでしょう。
いろんな観光地をめぐって、地元のおいしい食事やお酒を堪能して、夜はホテルなどの宿泊施設でお泊りというものです。最近では宿と交通手段がセットになったお得なプランも多くあります。
そんな旅行デートにおすすめエリアなのが九州です。
九州といえば大人気の観光地であり、豊かな自然や歴史的建造物、さらにはグルメなど、注目スポットがたくさんあります。夏の九州旅行を検討してみてはいかがでしょうか?
この記事の目次
夏の九州はどんな感じ?
夏の九州は魅力がいっぱい
九州といえば、新幹線や飛行機で気軽にアクセスできるスポットです。6月から8月にかけての夏場の九州の気候は、6月から7月中旬までは、日本列島のほかと地域と同じく梅雨空が多くなります。
しかし、そのあとはカラッと晴れたさわやかな陽気の日が多くなります。同じ九州としても、その地域ごとに、さまざまな魅力があります。
九州でも一箇所だけに限定せずに、あちこちをめぐって宿泊していくといったプランも可能です。
国内旅行のメリットとして、出発日や宿泊地を、海外旅行に比べて自由にアレンジできる特徴がありますので、その特徴を十分に活用しましょう。
どんな旅行を選ぶ?
旅行の目的とはどのようなものでしょうか。どこか行きたいテーマパークがあるとか、大人気の観光地を訪れたい、人気のエリアへ行きたいとか、それぞれに要望があるでしょう。
旅行会社によってはサマーセールを実施しているところもありますので、いろんな場所をお得にめぐることができるプランもあります。テーマ別のツアーも設定されていますから、自分たちの条件にぴったりなものもあるでしょう。
楽しくてお得な国内旅行プランを満喫したいものですね。
県別の魅力をたっぷり紹介
熊本の魅力は?
熊本といえば、2016年4月に発生した熊本地震で大きな被害を受けた地域です。しかし、今は復興に向けて歩みはじめています。
観光巡りの際には、復興へ向かう熊本の力強い姿も感じることができるため、震災復興の願いも込めて、足を運んでみてはいかがでしょうか。
熊本の名物といえば、日本最大のカルデラである阿蘇山です。阿蘇山の雄大な自然は見る人を圧倒するパワーがあります。雄大な景色というのは人の気持ちをおおらかにし、リフレッシュすることができます。
都市部のごみごみとした環境に疲れている人にとって、癒しやパワーを与えてくれることでしょう。
さらに熊本の郷土料理といえば、馬刺しやだご汁があります。これはいりこだしと味噌ベースの汁の中に、小麦粉で作ったうどんのような麺を入れたものです。汁の具材としては、にんじんや大根、豚肉などが使われており豚汁に近い味わいがあるといえるでしょう。
だご汁の決め手は、いりこだしです。海の幸のテイストがあわさって、なんともいえない旨味を作り出しています。
福岡の魅力は?
九州を語る上で外せないのが、福岡県です。福岡県博多の中洲の屋台街は全国的にも名物です。
九州ラーメンは、全国で食べられるようになってきていますが、やはり本場の味はひと味もふた味も違います。たっぷりの豚骨でだしを取ったおいしいラーメンを堪能しましょう。
さらに、九州の玄関口である門司ではふぐ料理もあります。ふぐの旬といえば冬場のシーズンですが、最近では養殖ふぐも登場していますので、1年中味わえるようになっています。
さらに、福岡県には太宰府天満宮や博多座といった文化的な観光地もあります。たっぷりと食事と観光を味わってみてはいかがでしょうか。
佐賀の魅力は?
佐賀県といえば、お笑い芸人のはなわさんがネタとして取り上げたことから一躍その名が知られるようになりました。そんな佐賀県には、観光地の魅力がたっぷりとあります。
佐賀県の魅力はなんといっても隠れた温泉地が多くあることです。温泉街といえば大分県の別府温泉が名物ですが、佐賀県にも温泉地があります。
なかでも嬉野温泉は、美肌の湯として有名です。女性にとっても人気の温泉地ですので、カップルで訪れるには、最適な場所であるといえるでしょう。
さらに佐賀県は陶磁器の街としても知られています。伊万里焼や有田焼など、多くの焼き物里があります。陶芸体験ができる場所もありますから、ただ見て回るだけでないアクティビティにあふれた旅ができるでしょう。
佐賀県では、グルメも忘れてはいけません。呼子のイカをはじめとする海産物は絶品です。
長崎の魅力は?
長崎県といえば、江戸時代に日本が鎖国していた時も、港が開かれていた歴史背景から、現代でも異国情緒のある町並みが残っています。さらに、坂の多い町並みのため、歩くのはちょっと大変ですが、観光地周辺では電動サイクルの貸し出しなども行っているため、坂道も楽しみながら観光することができます。
また、長崎では、佐世保にある、中世オランダを再現したハウステンボスなども有名です。
長崎ちゃんぽんや、スイーツのカステラなど、おなじみの料理でも本場で食べるとひと味ちがった魅力をかもしだしています。さらに夏の長崎の一大イベントである精霊流しは、夕暮れから夜中まで続き、掛け声や鐘の音、爆竹の音とともに、長い行列が練り歩く姿を見ることができます。
余裕がある場合は、五島列島など、離島へも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。キリスト教の教会めぐりや、白浜の美しいビーチなどで癒されること間違い無しです。
大分の魅力は?
九州ときいてまず思い浮かべる別府温泉は大分県にあります。福岡県の隣の県でありながら、まったく別の気候や風土を感じることができます。
さらに、瀬戸内海に面した風光明媚な風景は、一見の価値ありです。年間を通して温暖な気候であるため旅行にもピッタリです。
大分名物のグルメといえば、鶏天があげられます。これは鶏肉の天ぷらです。ふわふわの衣と鶏肉があいまって、とてもおいしい食べ物です。
宮崎の魅力は?
宮崎県といえば、東国原英夫さんがかつて県知事を務めており「どげんかせんといかん」のフレーズも話題となりました。
そんな宮崎県は、大分県に同じく、南国情緒があふれるのが魅力です。かつては新婚旅行の聖地としても知られていました。ゆったりと南国の旅はいかがでしょうか。
宮崎名物といえば、冷や汁が有名です。これは、たっぷりの生野菜を、おだしの利いた冷たい汁をごはんにかけていただくものです。豪快ですが、おいしい料理なので一度味わってみてはいかがでしょうか。
鹿児島の魅力は?
九州の最南端、鹿児島の魅力といえば、なんといっても、お酒です。ブームの芋焼酎も、東京ではなかなか手に入らないレアな品種も鹿児島ならば堪能できます。
焼酎といえば水割りか、ロックという飲み方もあるかもしれませんが、鹿児島では「黒じょか」と呼ばれる、土瓶で濃い目のお湯割りで飲む方法もあります。
さらに、おつまみはさつま揚げや、天日干しをする前の鰹節を砕いた生節など、たっぷりのメニューが用意されているので、お腹いっぱい堪能できるでしょう。
おわり
夏場の九州はからりとした陽気の日が続き観光にはベストシーズンです。九州各県ごとに、観光地やグルメの魅力がありますので、その中に自分に合ったプランを探り当ててみるのも良いでしょう。
一度に複数の場所をめぐるよくばりプランを試して見ても良いかもしれません。海の幸山の幸、あるいはお酒も充実しているのも旅行先の満足度が高い部分でもあります。
まとめ
- 夏場の九州は魅力がいっぱい、カップルの旅行に最適
- 熊本で阿蘇山の雄大なカルデラを見てみるのがおすすめ
- 福岡は中洲の屋台グルメめぐりは欠かせない
- 佐賀は焼き物と隠れた温泉もあり
- 大分は別府温泉だけでなく海沿いも良い風景が広がる
- 宮崎で新婚旅行気分を味わってみるのもおすすめ
- 鹿児島でグルメとお酒を堪能