会社勤めはしているけど、なかなか収入アップしない。というか、今後の「もしも」のことを考えたら、今の給料が下がる可能性だってあります。
固定給もらえているだけありがたいと思え…そんな世の中の風潮とは裏腹に、もらえている賃金だけでは満足できません。
ということで、何か副業をしよう!と思い立つ人も多いのですが、仕事終わりにアルバイト…というのも体力に限界が。また、就業規則で「アルバイト禁止」とされている企業も。
何かのついでに、楽しく“趣味と実益を兼ねた副業”があれば、楽しく続けられるんじゃないかな…! ということで、今回は、副業にしやすい趣味ベスト3をご紹介します。
第3位…ユーチューバー
今話題の副業と言えば、まずは「ユーチューバー」ではないでしょうか。ゲームの実況などで荒稼ぎしているユーチューバーも多いです。副業のつもりが、いつのまにかこちらをメインとして活動している、なんて人も。
視聴者は子供から大人まで幅広く、話題を取り上げればそれなりに閲覧数も稼げるでしょう。また、語り口調や反応、編集の仕方によって人気ユーチューバーになれる可能性もあります。
多くの人は、SNSなどと連動しながらファンを獲得しているようです。とは言え、やはり人気稼業のため、なんの取り柄もない普通の人が、おもしろ半分にやったからと行って収入には結びつかないのが難点。
たとえば、「もともとゲームが好きで、独り言が多く、どうせなら動画に撮って編集して配信してしまおう」みたいなタイプの人には、向いているかもしれません。
また、玩具や食玩のレビュー動画も人気。「買ってみた」「遊んでみた」など、もともとある趣味を活かして動画作りできる人であれば、楽しく続けられそうです。
第2位…アマゾンkindleなどで本を出版
「そういえば、作家に憧れてたんだよね」みたいな人も多いと思いますが、今は電子書籍という販売方法があり、個人で出版することも可能になりました。
出版社に売り込んで作家になる、という道ではなく、自分で本を作って売ってしまおう、というものです。内容も様々、ジャンルもそれぞれ自由です。
文章でもいいですし、まんが、ハウツー本でもいいでしょう。しかも、出版社を通していないので、値段設定も自由。売れた分は手数料を引いた分がそのまま収入になります。
ただ、一生懸命書いたおもしろい本でも、売れない可能性は高く、知名度のない素人作家は「配信したから自動的に誰かが買ってくれる」というものではありません。
やはり、HPやSNSで呼びかけたり、友人・知人に勧めたりして、地道に広告活動していかなければならないのが現実。
ただ、商品を仕入れて販売する、ということではないので、はっきり言って元手はゼロ。もし、眠っている未発表作品があったら、この機会に電子書籍にして発表してみるとチャンスがあるかもしれません。
第1位…何かを作って売る
これは「何かを作るのが趣味」という人にとっては、理にかなった副業です。今まで趣味でガンプラを組み立てていませんでしたか?
または、趣味でアクセサリーを作って友達にあげていた。趣味で編み物をしていた。趣味でジーパンのリメイクをしていた。趣味で日曜大工をしていた。などなど。その手は、もしかしたら誰かが「ほしい」と思っているものを生み出す手かもしれません。
オークションサイトなどでも、「古着をリメイクしました」「組立塗装済みのガンプラ」「ハンドメイドのアクセサリー」など、男性でも手先の器用さを売りにして販売している人を見かけます。
「何かを黙々と作るのが好き」という職人気質な男性も多く、「いっぱい作っても仕方がない」と部屋に作品がたまる一方の人もいると思います。どうせなら、誰かに譲って喜んでもらいたいし、それが収入に繋がればお互いに万々歳です。
ただし、作ったものが売れるかどうかは“賭け”ですし、実際売ってみて、ほしい人がいるかどうかはわかりません。
それは「自分が作っているジャンル」と「世の中が欲しているもの」の、需要と供給のバランスに乗れるかどうかが最大の問題点。
ただ、もしビックウェーブの乗ることができれば、びっくりするほどの収入を得られる可能性もありますし、こちらを本業にすることもできるかもしれません。
何にしても、今やっている自分の趣味を収入が見込める副業にできるかどうかは、選択次第ですし、過度な期待をしてもいけないのだと思います。
でも、ただ“節約生活をして過ごす”のだけでは、つまらない!攻めの生活をしていくのであれば、自分の中に眠る能力を、何かしらの形で収入に繋げるよう試行錯誤していくのが、これからの時代なのかな、と思います。