夏と言えば、露出が増えるシーズン。海に行くにもプールに行くにも、ぽっちゃりお腹はカッコ悪いですよね。
そこで、真夏に向けてダイエットを決意する男性も多いと思いますが、食事制限をしたらいいのか?それとも、がむしゃらに運動するのがいい?
効果的なダイエットはあるの?ということで、今回は夏までに痩せることを目標にした場合の、運動と食事によるダイエットについてご紹介したいと思います。
1、食べないで痩せるは逆効果
まず、男性のダイエットはとくに以下の点に注意して行った方がいいと言われています。女性と違って、筋肉質な男性は、筋肉を活用したダイエットを行いましょう。
- ・筋肉量を増やす(減らしてはいけない)
- ・部分痩せよりも全身で痩せる
- ・お酒を控える
女性の場合、“血行が悪い”とか“体が冷えている”もしくは“ホルモンバランスによって”という、痩せにくい原因が考えられます。
もちろん、男性もそういう体質の人がいますが、男性の場合は筋肉に変化しやすいという特徴があるため、比較的ダイエットしやすい体と言えます。
女性ではよく「食事を抜いてダイエットする」という人がいますが、男性の場合は「しっかり3食食べて運動する」という方が効果的に痩せることができます。
2、食事で気をつける点
男性のダイエットで気をつけたいのは、食事の中身です。もし、大盛りご飯、ラーメンなどが大好きな場合は、その炭水化物を“タンパク質”に置き換えてみましょう。
たとえば、白いご飯を減らして、豆腐を多く食べるとか。ラーメンではなく、蕎麦を選ぶ。また、お肉大好きな人は、脂っぽい部分を控えて、赤身や鶏肉にするとタンパク質を摂取できます。
ただし、やはり美味しく食べることが重要ですから、栄養バランスのとれた食事をとって、あとは「食べた分動く」という思考で行きましょう。
3、運動で気をつける点
運動で気をつけたいのは、部分的なウエイトトレーニングよりも、全身運動をメインにした方がいい、という点です。
ダンベルでの運動もいいのですが、それよりもランニングやウォーキング、サイクリングなどで、有酸素運動を多く取り入れていきましょう。全身にバランスよく筋肉をつけることで、ぷよぷよだった脂肪が徐々に減っていきます。
「お腹が出ているからお腹だけ痩せたい」とは言っても、それは全身の筋肉量が落ちている、と認識しましょう。
4、カロリーで考える?
ダイエットは一進一退だと言いますが、摂取カロリーと消費カロリーのように、数値化することでやる気が沸いて、目標も立てやすくなります。
体重という点で言うと、筋肉の方が重いので、体が引き締まると同時に体重は増えたようなきがするかもしれませんが、そこはあまり気にしないでください。
大事なのは、体脂肪率。実際、正確なカロリー計算はできないと思いますが、頭に数字を思い浮かべながら、食事や運動をすると達成しやすくなります。
5、汗の量は関係ない
よく、「これだけ汗をかいたから痩せただろう」みたいに言う人がいますが、それは大きな間違いです。汗の量は、痩せたことと一切関係しません。
そのため、水分補給はこまめに行い、汗が出た分はしっかり補給しなければなりません。また、汗をかくことがダイエット、ということではないので、汗が出ない運動でも効果は表れます。
6、結果を急がない
ダイエットと聞くと、2週間で○キロ痩せる、みたいな感じのイメージかもしれませんが、実際は1ヶ月に1キロくらいのペースで徐々に落としていく方が体の負担が少なく、体重も維持できます。
無理な運動では続きませんし、急激に痩せると同じ速度で体重が戻ります。また、疲れたら休む、ということも大事ですし、毎日やらなければと決めつける必要はありません。
雨の日はランニングを休んでもいいですし、その分縄跳びをしたり、ラジオ体操をやる日もあっていいでしょう。
また、たまにはラーメンを食べても急に戻ることはないですし、飲み会はビールよりも焼酎を選ぶことでカロリーを抑えられます。
ほかにも、シャワーではなくお風呂につかって体を温め血行良くする、快眠する、マッサージをするのも効果的です。
長く続けられるダイエット、という生活習慣を身に付けることが、健康で自然な体を作る確実な方法と言えるでしょう。