今年クリスマスのご予定はいかがですか。一緒に過ごす相手がいてなおかつ予定が決まっていない、というのであればこれから検討する楽しみがありますが、相手がいない、相手がいても遠距離などで会えない、という場合はやはり寂しいですよね。そのようなひとりぼっちのクリスマスシーズンを過ごす人を「クリぼっち」というそうです。
しかし過ごし方によってひとりぼっちの生活が全く寂しくないように、クリぼっちでも充実した過ごし方は存在します。強がりではなく、一緒に過ごす相手に気を使って、飲食代やプレゼント代を散在して過ごすクリスマスよりも、自分自身にお金も時間も使えるクリスマスの方がよほど楽しいかもしれません。
そこでここでは、1人でもクリスマスを寂しいと思わずに過ごせる、充実のコツをご紹介します。
この記事の目次
クリスマスに1人でも寂しくなく過ごすポイントは
まずクリスマスを寂しくなく過ごすポイントをご紹介します。以下のポイントに沿った自分なりの過ごし方をまず探してみてください。
クリスマスである事に気づかないくらい忙しく過ごす
まず1つは「クリスマスだったんだ」と後で気づくほど忙しくその日を過ごしてしまうことです。
そうすれば12月24日も25日も、365日の中のただの1日にすぎなくなります。
カップル以上に充実したクリスマスを楽しむ
もっと前向きに「国民のイベント」であるクリスマスを過ごす、という方法もあります。カップルは見ていると確かに楽しそうですが、しかし2人の合意した過ごし方、あるいは片方が主張した過ごし方でしかクリスマスを送れませんから、個人として100%楽しいかどうかわかりません。
その点1人で過ごせば、お金も時間も、全てを自分の趣味や嗜好に沿って使えますから、カップル以上に楽しくクリスマスを過ごせるはずです。
楽しんでいるカップルたちを見ないように自宅にこもる
「幸せ」はある種相対的なものです。人が楽しそうにしているのを見ると、自分は通常の状態でも何かしら不幸せに感じてしまいます。
そのような相対的な生活をその日は止めて、家にこもってみることもおすすめです。そうすれば比較対象がありませんから、自分の今感じている喜びが「絶対的な」幸せになるでしょう。
ほかの孤独を感じる場所に行く
クリスマスで感じる寂しさよりももっと寂しく感じる過ごし方をして、「クリスマスの孤独」を打ち消してしまう方法もあります。
そのような強烈な孤独感をあえて求めることも1つの方法です。
以上のようなポイントに沿った過ごし方を自分で考え付かない、という人は以下の具体的な例を参考にしてください。
クリスマスを過ごす方法まとめ①「クリスマスである事に気づかないくらい忙しく過ごす」
この方法としてはただ1つ、仕事に没頭することです。
12月24日と25日はスケジュール帳を仕事の予定で真っ黒にしましょう。事務系専門職であれば、この日は社内や外部からの連絡が入りませんから、長く懸案事項のままだった仕事に没頭してその日に残業してやり切ってしまってもいいですし、販売職や立ち仕事などのサービス業であればシフトを入れてしまいましょう。
そうすれば友人などから「「クリスマスの予定は?」と聞かれても「仕事なんだよね~」と言えますし、仕事に没頭している間にあっという間にクリスマスは終わってしまいます。
クリスマスを過ごす方法まとめ②「カップル以上に充実したクリスマスを楽しむ」
この方法にはいろいろな選択肢があります。
豪華ディナーや豪華ホテル
1つは一般的なカップルが過ごす以上の豪華なディナーを食べたり、あるいは3つ星ホテルなどの高級な部屋へ1人で泊まりましょう。今はレストランもホテルもクリスマスに合わせた「お一人様プラン」を充実させていますから、普段よりもリーズナブルに楽しめるかもしれません。
あるいは、高級旅館に泊まって温泉で日頃の疲れを癒し、懐石料理に舌鼓をうつ、という方法も自分へのご褒美になって楽しいはずです。
近隣イルミネーション全踏破
2つめはイルミネーションを巡りです。クリスマスというとカップルできれいなイルミネーションを見るのが定番ですが、そのような場所は近くにいくつもあるでしょう。
カップルであれば見てもせいぜい1カ所ですが、それをできる限り見て回る、ということは身軽な1人での行動でなければできないことで、トレーディングカードをコンプリートで集めたような達成感も味わえます。
自分仕様のクリスマスパーティ
3つめは自分の部屋で自分だけのクリスマスパーティーをすることです。好きな食べ物とケーキ、そして普段では買わないちょっと高いお酒を用意して、お気に入りの音楽をかけて自分だけのためのパーティをし、世の中の平和を祈りましょう。
1番おすすめは、これも普段なら買わないような、高めのおつまみの缶詰をいくつも買って「缶詰パーティ」をすることです。これは非日常感があって、意外にとても楽しい気分になります。
自分へのとっておきのご褒美
4つめはこの時こそ自分にご褒美のプレゼント買ってあげることです。女性に対していくらお金を出していいものをプレゼントしても相手がそれに見合ったお返しをくれるかどうか微妙ですし、仮にくれても自分の欲しいものかどうかわかりません。
しかし自分で自分のために選べば、当たり前ですが絶対に気に入ったものが手に入ります。今まで贅沢だと思って買うことを我慢していたものを、自分へのご褒美代わりのクリスマスプレゼントだと思って、思い切って買ってしまいましょう。このシーズンにはAmazonタイムセールも実施されますから、それを利用して通販で思う存分買い物、というのもGoodです。
癒しの時間
5つめは、マッサージやスーパー銭湯に行くことです。モノで自分にプレゼントをするのでもいいですが、こういう時こそ日頃の疲れがたまっている自分に癒しのプレゼントをしてあげましょう。仮に普段行っていても、料金を考えて安いコースを選んでいた場合は、クリスマスこそ全身をしっかり癒してくれるフルコースを選ぶのがポイントです。あるいはスーパー銭湯でのんびりして併設のマッサージで癒してもらう、というのもおすすめです。
自分磨き
6つめは自分に投資をすることです。ある意味ここまでの具体策もすべて自分への投資ですが、それをさらに自分のクオリティがアップする方向でお金や時間を使ったり、じっくり検討したりしてみましょう。具体的には
- ジムに通う
- 流行りのファッションを検討する
- ビジネス本や自己啓発系の本を読む
- 英語などの仕事のスキルアップに時間をとる
- 資格の勉強をする
などです。
人のためになることをする
7つめはボランティアをすることです。自分よりも少しだけ不幸な人が幸福になるように努力することは、人のためになると同時に非常に自己充実感が味わえておすすめです。施設などのクリスマスパーティでサンタクロースになって子供たちや老人たちを楽しませるボランティアを募集している団体もありますし、あえてクリスマスとは関係ないNPOなどが行っているボランティアに応募してもよいでしょう。
あとで友人や会社の同僚に「クリスマスはボランティアをしたよ」と言えば間違いなく自分への評価アップしますし、何より意外にボランティアは出会いの場として有効でもあります。その日に一緒にボランティアをしている異性は、彼氏がいないなど自分と同じような境遇のはずですから、新しい恋人候補としては最適だと言えます。
クリスマスミサで厳粛なクリスマス
8つめは教会のミサに参列することです。クリスマスはどのキリスト教の教会でもミサを行いますが、基本的には信者ではなくても参列大歓迎です。ですからミサに出て、神父や牧師の話を聞き、賛美歌を聴けば、厳粛な気分になって非常に有意義なクリスマスを過ごせるでしょう。
クリスマスを過ごす方法まとめ③「楽しんでいるカップルたちを見ないように家にこもる」
このように前向きにクリスマスを「迎え撃つ」のではなくても、家にこもって誰とも比較をしないで済む自分の「絶対的な」幸せの中で過ごすことも可能です。具体的には以下のような過ごし方はいかがでしょうか。
ゲームに没頭
1つはゲーム三昧で過ごすことです。普段は帰宅してから寝るまでの少しの間しかできない好きなゲームを、この日だけ思い切り自堕落になってひたすらすれば、時間がたつのを忘れてあっという間にクリスマスをやり過ごすことができます。
映画やドラマに没頭
2つめは自分の好きな映画やドラマを見まくることです。ゲーム同様、見る時間がなくて録画したままでたまっている連続ドラマや、あるいは気になっていた映画などをレンタルして、時間が許す限り見て、涙を流したり笑ったりしていれば、ストレス発散にもなります。
漫画に没頭
3つめはこれも趣味系の過ごし方ですが、漫画三昧もいいでしょう。ゲームや映画と同様、時間を忘れて楽しめるはずです。今はネット上にも無料の漫画サイトがありますから、それを使えばお金もかけずに楽しむことができます。今日はあらゆる猫マンガを制覇する、というような方針で望んでもこれもまたコンプリートな達成感が味わえます。
クリスマスを過ごす方法まとめ④「ほかの孤独を感じる場所に行く」
以上のような方法で寂しさを感じないクリスマスを過ごすことも可能ですが、さらにアグレッシブにその寂しさをもっと大きなさびしさを感じることで乗り越える、という方法もあります。具体的には以下のようなものです。
日本脱出
1つは思い切って短い海外旅行をしましょう。リゾートでもアジアでもこの時期はクリスマスでにぎやかですが、日本で過ごすよりも言葉の通じない外国人の中に1人でいる状況の方が、「広場の中の孤独」という言葉があるように、クリスマスの寂しさよりも「外国にいることの寂しさ」を感じるので返って心がまぎれます。
ビジネス街の散策
2つめはそのような予算がなければビジネス街を散歩することです。普段は夜中まで煌々と灯りがともっているビジネス街もこの時ばかりは残業をする人も少なく、すぐに真っ暗になっているはずです。そのようなしんとしたビジネス街を1人で歩くと、孤独がしみじみと感じられて返って心地よく思えるでしょう。
まとめ
いかがですか。
クリスマスは男女で過ごさなければならない、という決まりは全くありません。要は自分が充実していればいいわけですから、そのための方法を選択すれば誰を後ろめたく思うことも、あるいはうらやましく思うこともなく、寂しい気持ちにとらわれないで過ごせるはずです。
そのようなおひとり様をうまく生きる、ということも自分の貴重な人生経験にもなるでしょう。せひ以上の過ごし方を参考に、充実したクリスマスを過ごしましょう。