福山雅治はかっこいい。もう、そんなこと言わなくたって、福山雅治って名前が「かっこいい」って意味だと思うんですが、さて、福山雅治のような40代イケメン俳優から、“我々でも生かせるポイント”って学べないでしょうか。
40代になっても、なおセクシー。いや、40代になって益々セクシー。それはイケメン俳優だから?福山雅治だから?いいえ、違います。身近にもいるはず、40代セクシー中年が。そこで、今回は、福山雅治を目指して男のセクシーを学んでみましょう。
1、イケメン俳優をしっかり見てみろ!
おそらく多くの人は、「あー、福山雅治かっこいいなー。まあ、ああいうのは生まれつきの顔だから、俺なんかどうしようもないよねー」と思って見て終わっています。まあ、確かに、「今から福山雅治になりたい」とか言いだしたら、「てめえ鏡見てから言えや!」とも思いますが、問題はそこではないのです。
福山雅治がかっこいいのは、本当に顔だけでしょうか?どちらかというと、顔はイケメンではあるけれど、強烈な印象はなく、むしろどこにでもいそうな普通な感じではないでしょうか。福山雅治がかっこいいのは、“雰囲気”です。その雰囲気は、話口調であったり、声であったり、仕草であったり、話す内容であったり、余裕だったりするかもしれません。
それらを総合して「かっこいい」のに、端から「いやいや、イケメン俳優にはかないませんよ」などとひねくれているのでは、当然、モテから遠ざかってしまうでしょう。
2、好印象を与える=悪印象を与えない
福山雅治は好印象です。モテる、人気がある、ということはそういうことです。さらに、20代はさほど人気もなかった福山雅治が、歳を重ねて徐々に人気が上がってきた、ということは、やはり“人柄”が大きいのではないか、と推測できます。“顔だけかっこいい人”はいっぱいいます。セクシーな人もいっぱいいますし、イケメン俳優と呼ばれる人も大勢います。
しかし、なぜ福山雅治だけは特別なのでしょうか。それは「変な癖がない」からです。福山雅治は、たくさんの人に好印象を与えている、というよりもむしろ、たくさんの人に“悪印象を与えない存在”なのです。つまり、濃い印象で一部の“好きな人だけはすごく好き”な印象の強い俳優ではなく、万人に嫌われないタイプの俳優、という感じです。そのため、男性のファンも多く、老若男女から愛されているのです。
もし、そんな福山雅治からモテポイントを学ぶとしたら、今の自分に好印象をプラスするより、悪い癖を改善して無味無臭になってみる、ということです。たとえば、体臭が気になる人が、香水を使って誤魔化そうとしても、匂いが悪化することがあります。そのため、匂いを根本的に消す努力をしないとけいないのです。
「このブランドを身につけたらかっこよくなるのでは?」とか、「こういう趣味を持てばかっこよくなるのでは?」と思ってやってしまいがちですが、そのような強い癖のあるものを排除して、一旦ニュートラルになってみる。人から指摘された悪い癖を直してみる、やめてみる、などの、「プラスではなく、マイナス」を実行してみるといいでしょう。
3、セクシーは発するものではない
福山雅治はセクシーですが、それは福山雅治がセクシーを発生させてふりまいているのではなく、我々見ている側が勝手に感じているだけです。では、相手にセクシーさを感じさせる、とはどういうことでしょうか。それは、“想像させる余白を作る”ということです。たとえば、何も言わずにじっと見つめられたら「え、何?」と思います。「なんですか?」と質問しても答えてくれません。すると「え、この人何を考えてるのかな…」といろいろ想像します。これが余白です。
福山雅治は「私はこういう人間です!」みたいな、カチッとしたやり方をあまりしておらず、どちらかというと「まあ、いいんじゃない?それでも」という、ゆるい感じがあります。女性が男性に恋愛の可能性を感じるとき、必要なのは「もしかして私でもいいと思ってくれるのでは?好きなのでは?」という勘違いですから、福山雅治の「否定しない姿勢」みたいなのは、それがセクシーに繋がると考えられます。
男でさえ「あれ?福山雅治にだったら抱かれてもいいかも」と思うそうなので、やはり、「イケるかもしれない」と相手に思わせること=セクシー、なのかもしれません。男友達でも、男にも女にも優しくて、気前も良くて気が利いて、いつもニコニコしてる上に男前で、安定感のあるゆったりした感じの男性ってたまにいると思います。
そういう男性になれたのなら、福山雅治…は無理でも、「みんなに好かれる、年をとるにつれだんだんモテる男」になれると思います。