彼女ができない、という悩みを言う人の話を聞いていると圧倒的な共通点になっている特徴が「できない理由を正しくとらえていない」ということと「モテるためにしなければならない点を完全に勘違いをしている」ことです。
彼女ができないのはファッションセンスが悪いからとか、不愛想だからなどのように自分に関する的を射た反省ができていればその原因の解決策を講じて彼女ができる可能性がありますが、「これをしていれば彼女ができるはず」という思い込みが勘違いの場合、その「彼女できないループ」はどんどん深みにはまっていってしまいます。
ここでは、その「これで彼女ができるはず、なのにできない」ということの勘違いを5つに分けて洗い出していきます。
この記事の目次
「何かに夢中な男」がモテると持っている
「●●君の一生懸命なところが好き」「●●君の夢を応援したい」。
そのように言ってくれる女性はある意味男からすれば理想です。しかしここで勘違いしてしてしまうのは「だから自分が何かに夢中になって、それを熱く語ればモテて彼女ができるはず」と思ってしまうことです。
ところが多くの女子は人の夢に興味はありません。あるのは、イケメンかつ好きなタイプが相手なので自分のことを好きになってもらうために夢を応援する「そぶり」をする場合と、相手とは関係なく夢の内容そのものに最初から興味を持っていた場合の2つだけです。
それ以外は、退屈な自慢話を聞かされている、という印象しか持ちません。
しかし「夢中であればモテる」と思っていると、彼女ができないのは熱さが伝わっていないせいだとさらにモテないループにはまり、ますます仕事や趣味に対する自分の夢中ぶり、一生懸命ぶりをアピールして、引かれてしまうのです。
女性を引っ張る強引さがモテると思っている
これは1の例をさらに「こじらせてしまった」場合のパターンです。これには2通りの「こじらせ方」があります。
よく映画やドラマなどのデートの場面で、相手の意向関係なく自分の連れていきたい場所に連れていって、彼女がその意外な景色に感動して、それが男への好意に変わっていく」というものがあります。
1つめはこのような「自分の価値観を押し付ける強引な行動力」が女性にモテるコツだと思っている場合です。
もう1つは、女性に自信満々に「○○は俺のこと本当は好きだろ」「○○の彼氏には俺みたいなタイプじゃないとダメなんだよ」というように、相手が自分に好意を持つのが当然という言い方で、ある種の洗脳にかけようとするテクニック(と本人が思い込んでいる)を使っている場合です。
しかし、これらの女性を引っ張る強引さがテクニックとして使えるのは一部のイケメンだけで、特に後者の場合はっきり言ってただの「俺様」です。GACKTレベルの美顔でない限り全く通用しません。
確かに世の中には束縛されることで愛される喜びを感じる女性たちもいますが、それは自分が好きな相手からの場合だけです。
にもかかわらず、この勘違いをしてしまっている人は、さらに強引さで引っ張ろうとして、女性たちの間では、超地雷物件として認定されてしまうのです。
頭がいい男がもてると思っている
だいたい小学校のころモテるのは、
- 勉強ができるか
- スポーツができるか
- 面白いか
のいずれかに該当している場合です。
その要件は男女とも成長し、恋愛経験を重ねるにつれ変わっていくものですが、しかしこの中で特に「頭がいいのでモテていた」人たちはその変化についていけない場合が多いです。
女性の前で自分の頭のよさをアピールすればモテると思い続けています。
そして始末の悪いのが、そういう男性は自分が仕事ができる、というアピールだけではなく、「人を批判する」ということによって頭の良さを表現しようとする点です。
特にそれは多少経験を積んだ社会人男性によく見られますが、会社の同僚、お店の店員や料理、タクシーの運転手、あるいは社会全般など、あらゆることに関する会話の中で批判します。場合によっては店の店員にクレームをつけて悦に入っていたりします。
しかし、女性は、心の度量の大きな男性が本来的に好きで、小さなことに文句ばかり言っている人間のことはほぼ嫌いです。
場合によってはそのようなクレームをつけている場面に同席して恥ずかしいと思っています。女の子によっては、最初は自分の意見を持った人かと勘違いして友達付き合いをしますが、すぐにその傲慢さに気づいて離れていきます。
にもかかわらず、男性は「こんなに頭のいい人間からなぜ離れていくのだろう」と思うのです。
やさしい男がモテると思っている。
以上の3つのパターンはどちらかというと、「傲慢系」の勘違いで彼女ができない場合でしたが、これは「いい人系」の勘違いで彼女ができないケースです。
もしかしたら、これがなぜ彼女ができないのかが分かっていないNO1かもしれませんが「やさしい男がモテる」と思っている場合です。
しかし、上の3つは極端な場合ですが、女性は基本的に「適度」な押しがある人が好きであり、かつ「自分に対するやさしさ」を求めています。
しかし、やさしければモテると思っている男性は、合コンがあればオーダーと取りまとめ、サラダを取り分けてあげ、女の子が悩んでいれば相談に乗り、悲しい気持ちでいるようなら慰めの言葉をかける、ということを心が、実行しています。
ところが、そういう男性はなるべく多くの女性にモーションをかけようとしている場合もありますが、テクニックではなく本当にやさしい性格の場合も多いので、そのやさしさを誰にでも同じように提供しがちです。場合によっては男友達にも同じようにやさしく、親切に接します。
女性は、自分に対してだけやさしくしてくれる男性であれば、自分に好意を持っているのかと思い、それが相手への好意に転化していきますが、こういう誰にでもやさしい男性は、
- 本心が分からず
- 優柔不断にさえ見え
- なおかつ自分に対する「押し」もない
ので、結局異性として感じられないため、ときめきません。
そういう男性は、周りに1人いると非常に「便利」で、自分にとって必要な時には頼る信頼できる友達になりますが、そこまでの関係に終わります。友達から彼氏にステップアップする可能性も限りなく0です。
常にリスクを考えて行動している
そこそこイケメンで、人気もあるのに彼女がいなく、それが自分でも不思議に思っている男性がいます。そういう人を良く見ていると、何事においても非常にリスクばかり考えて、それをできる限り小さくしよう、あるいは完全に避けようとしています。
よく言えば慎重ですが、悪く言えば気が弱い、あるいは誰からも好かれたいと思っているのです。
そういう人は、たとえば自分の好みの女性とLINEをしていても、「このスタンプにはどういう意味があるのだろう」とか「このやり取りを早く終わらせたいと思いつつもこちらに合わせているのではないだろうか」などと文言の裏読みばかりして、ネガティブな可能性のみを考えます。
そして仮に1歩踏み出して告白しようと思っても、それが失敗したときに
- 自分のプライドが傷つくこと
- 仲間の中にその噂が流れること
- 人気に傷がつくこと
を考えて行動できません。
さらに、好みの女性との出会いがあっても、その心理の裏読みをしたり、自分と釣り合うかどうか考えてしまい、仮に告白されてもYesと答える勇気が持てません。
そのようなリスクヘッジばかり考えているので、彼女はいつまでたってもできないのです。
まとめ
いかがでしたか?
「自分は頑張っているのになぜ彼女ができないのだろう」と思っている男性の7割はこの5つにどれかのポイントに当てはまると考えていいでしょう。
もしもいま彼女がいなくて、それが不思議であればまず自己診断をしっかりして、自分の考え方や女性に接する方法を変えることをおすすめします。