もういい年なのに、未だに彼女ができたことがない。成人してしばらく経つのに、まだ童貞。告白したことはあるけど、告白されたことはない。そもそも恋愛ってなに?
友人がちらほら結婚して子供が生まれた、みたいな報告をくれるけど、何がどうなったらこんなに人生に違いが出てしまうんだろう。そう疑問に思っていませんか?
どうしても彼女ができない男性には、本人にも自覚がない“意外なある特徴”があります。それに気づくことは、ちょっと心が痛むことがあるかもしれません。しかし、壁を乗り越えることによって、今後はリア充側に所属することも可能です。
今回は、彼女ができない男性に共通している“ある特徴”についてご紹介します。もし「あれ?これ自分かも」と思ったら、改善するチャンスですよ!
この記事の目次
勝敗にこだわっていると詰む
男性には多いのですが「勝つ、負ける」ということに関してのプライドがある、という人は、それにこだわるあまりに、人生が早くも詰んでいる人をよく見かけます。
上には上がいて、下には下がいる
冷静に考えてみると、すごく狭い範囲で「勝ったの、負けたの」と騒いでいる人を見ると、すごく悲しい気持ちになります。日本のオリコンチャートで1位になったからと言って、全米チャート1位になったことと比べたら、鼻くそみたいなもんですよね。
それなのに、同じ企業、同じ部署の中で「あいつに勝った、負けた」みたいな劣等感に潰されている人を見ると、「おいおい、君は何と戦ってるんだ」と言いたくなります。
上には上がいて、下には下がいるので、誰と比べるでもなく「オンリーワン」になり、自己満足した者こそ勝者です。「負けた」と思い込んで劣等感まみれになっている男性は、当然モテませんし、女性から声をかけられても「どうせ馬鹿にしてるんだろ」という姿勢です。
上や下、勝ち負けではなく、横の繋がりを大事にできる人ほどモテますし、彼女を作ることができます。利害関係のない輪に入り、劣等感を捨てることからスタートしましょう。
女性を商品として消費している
以前、彼女が欲しいのにできない、という人にたくさん質問をしたところ、最終的には「え、だって女性って男を喜ばせることが生きがいでしょ?」という偏った考え方を持っていたことがわかりました。
女性は女である前に人間なんです
彼女がいる人と、いない人の圧倒的な違いは「女性を人間として認めているかどうか」にあります。「女なんだから女らしくしろよ」みたいに思っている人が、「男なのに男らしくない」という事案は多く、結局「男らしさ、女らしさとは何か」に答えはありません。
アイドルの女の子は“女性”として見ることが出来るけど、アニメイトに出入りする腐女子は“女性”として見れない、みたいなことがあると思いますが、突き詰めればどちらも戸籍上女性であることには変わりありません。
これって、「畑で採れたばかりの人参は汚いからいらないけど、ちゃんと料理してあれば食べてあげてもいいよ」という上から目線の思考で、その根本には「男性は女性を商品として消費する側である」という根深い固定観念があります。
料理する前の人参も、料理したあとの人参も、人参です。「おいしく料理できる」という自信のある男性は、採れたての畑の人参をもらって、上手に調理しますから、世間からはリア充に見えますよね。
モテない=ダメと思っている
学生時代などに、周囲にモテる男がいたかもしれません。「あいつにはかなわない」と思った瞬間があったかもしれません。しかし、「モテる=彼女ができる」という単純な方程式ではないのです。
モテない男にも需要がある
モテない男は、彼女ができないのでしょうか。そんなことはありません。おそらく、現在の既婚者の多くは“モテない男側”だった人ばかりですし、本当にモテる人は全世界の男のうち、ごく一部です。
つまり、ほとんどの男はモテない側に属しているので、モテないなりに諦めて、個性で勝負しなければなりません。それが「面白い」とか「優しい」とか「一緒にいても疲れない」という特典です。
女性は別にモテる男と付き合いたいと思っているわけではないので(アイドルのポスターは貼っても、普通の人と付き合いますよね)、“俺と付き合ったらいいことあるよ”という特典を用意しておくことが大事です。
“コミュ障”を言い訳にしている
最近大変多いのですが、彼女がほしいと言いつつ「コミュ障だから」と言い訳して、女性が話しかけてくれているのにちゃんと会話しなかったり、女性が参加する飲み会と知ると断る人がいます。
「コミュ障だからしなくていい、免除される」ということはありません。そもそも恋愛の基本はコミュニケーションですから、本当にコミュ障なら恋愛は不可能です。恋人はできません。諦めましょう。
「女は理解できない」で止まっている
「女って意味分かんねえよな」と思うこと、あると思います。ダイエット中と言いながらスイーツのビュッフェに行くし、すぐ感情的になって会話が支離滅裂になることがあるからです。
相手の気持ちになって考える
「女って意味分かんねえ」で止まっている人は、「意味がわからない女は嫌い」という決めつけをしていませんか? 「どうしてダイエット中にビュッフェに行く」のか「どうして感情的になるのか」まで考えないと、そこから先へは進めません。
女性は、実は自分でも自分のことがよくわかりません。どうして甘いものが食べたくなったり、感情がコントロールできなくなるのか。これは、体の作り(脳内物質)に振り回されているからなのですが、自分では理解できないけど、理解してくれる男性を求めています。
彼女を作るなら、「そうか、太りたくないけど、どうしても甘いものが食べたいんだね」「意味がわからないけど悲しい気持ちになってるんだね」とカウンセラーのような立場で理解を示してあげることがポイントです。
恋愛しない言い訳を用意している
彼女ができない人は、負けを認めるのが嫌なので「恋愛しない理由」を同時に用意しています。「今忙しい」や「仕事が一番大事」。もしくは「夢中になってるアイドルがいる」「二次元に嫁がいる」などです。
人は楽な方に流される
恋愛する・しないは自由です。したくない人はしなければいいのですが、自分で選んだからには、どんな選択肢であっても後悔してはいけません。
「仕事に熱中」「アイドルのおっかけ」などで恋愛欲求を満たそうとしている人もいますが、人は楽な方に流されるので、物言わぬ対象(アイドルや仕事)に情熱をぶつけていくほうが楽です。ただ、それらによって本来持っている恋愛への欲求が満たされるわけではありません。
「だって」「でも」と逃げていると、自分を裏切ることになります。ほかの誰が困るわけでもなく、自分自身が困るだけです。
恋愛や結婚に良いイメージが持てない
恋愛したい、結婚したい、と思いつつも、自分の恋愛や結婚にいいイメージを持つことができない人も多いようです。両親が離婚していたり、いじめを受けた、などの経験があれば、理想のビジョンを描きにくいからです。
それは人間不信です
恋愛以前に、“他人を信用できない状態”に陥っているのではありませんか?いつも頭のどこかで「どうせ裏切るんだろうな」とか「嘘つくんだろ?」と、身構えているのではないでしょうか。
一度ひどい経験をしてしまうと、なかなか他人を信用することはできませんから、普通に生活することはできても、恋愛や深い友情を築くのが難しいという弊害が現れます。
これをすぐに改善する方法、というのはありませんが、程度によってはカウンセリングを受けることで改善の兆しが見られたり、または恋愛という形ではなく、長い時間をかけて仲間を作る方法(サークルなどに所属する)によって再び他人を信用できるようになることがあります。
恋愛は信頼関係が築けないと成立しませんから、疑いから始まる関係はお互いに辛い思いをするだけです。恋愛の前に、まずは“信頼できる他人を作る”ことから始めましょう。
おわりに
彼女ができない人には、必ず理由があります。出会いに恵まれていない、という可能性もありますが、女性がひとりもいない地域に住んでいるのでもなければ、彼女となりそうな女性を探すことは、誰にでもできるはずです。
また、ある程度異性とも出会える環境の中で、自分から「この子好き!」という女性を見つけられない、という場合は7つ目の人間不信の可能性が高いので、時間があるときにカウンセラーに相談してみるといいでしょう。
今回、上記の7つに該当しなかった場合は、友人に「なぜ彼女ができないと思う?」と質問して意見に耳を傾けてみましょう。自分以外の人には、よく見えているものですよ。