オタクというと、いつもチェックのシャツに大きなリュックを背負ってダブダブのジーンズと安売り靴チェーンのスニーカーが特徴、というイメージを女性は持っています。

ファッションだけではなく、太っていて脂ぎっている、コミュ障で社会性がなく、目を合わせないのでまともな会話ができないなどのストレオタイプのネガティブな印象まで持たれています。当然、オタクと言うだけでまず恋愛対象から除外されることもしばしばです。  

とはいえオタクだって当然モテたいと思います。しかしオタクの趣味を捨ててまでモテたいかというと、その踏ん切りは尽きません。ところが実はオタクであって、そのオタクの表現や知識の活用の仕方によっては、十分にモテることは可能で、そういうオタクもたくさん存在しています。 

そこでここでは、オタクのままモテるにはどのようなことを気をつけたらよいのか、という点について徹底解説します。 

モテるためにはオタクの強みを自覚しよう

まずオタクのままモテようと思ったら、オタクの中で女性が惹かれる可能性のある部分、強みになる可能性のある部分をしっかり自覚して、「魅力」レベルまで磨き上げ、それを意識的に活用することが重要です。

オタクには実は女性が惹かれる以下のような強みがいくつもあるのです。 

オタクの強み①狭いジャンルの深い知識 

たとえば得意分野に関して女性が何気なく質問をしたら、圧倒的にわかりやすく、そして目からウロコの情報まで説明してくれると女性は感動して、必ずその男性を見直します。

特に女性も興味のある映画や漫画、ファッションの知識、あるいはお金の運用などであればベストです。 

オタクの強み②興味の対象に対する純粋さ

女性は男性の「少年っぽさ」に意外性を感じてドキッとする習性を持っています。

普段は冴えない感じでも、自分の趣味の話をしている時に生き生きと、瞳に高揚感を満ちあふれさせて話す姿は、虫取りに夢中になっている少年のようで、女子の母性本能を刺激するでしょう。 

オタクの強み③好きなことを何年も続ける一途さ 

女性は恋愛はイケメンの肉食系男子で浮気ばかりしている人を彼氏として選ぶ可能性もありますが、こと結婚を考えた場合は間違いなく浮気をしなさそうな一途な草食系男子を選びます。

その点オタクは自分の趣味を何年も続ける一途さがありますので、女性はその姿を見て、自分に対しても一途に愛してくれそうだと思い、結婚対象として意識するようになります。 

オタクの強み④趣味とは思えないほどの真剣さ

少年っぽさ、純粋さと重複しますが、誰でも真剣な姿は魅力的です。

それがアニメのような女性から見て理解できないようなオタク趣味であっても、ロリコン趣味など性的な匂いがしないことが条件ですが、それに全身全霊を傾けている姿は、女性にとっては可愛く見え、胸がキュンとする対象です。 

オタクの強み⑤得意分野であれば困っている女性を助けてあげられる頼りがい

たとえば女性が新しいパソコンを買って初期設定ができずに困っていたりした場合、軽々と、そしてテキパキとこなしてあげると、女性は頼りがいと同時に、男性の優しさを感じます。それは間違いなく好意への第1歩です。 

オタクの強み⑥作品のクオリティの高さ

仮にガンプラなどのモノづくり系オタク、コレクション系オタクの場合は、その仕上がった作品の美しさやクオリティの高さで女性を感動させ、それを自分に対する尊敬に転換させることができます。 

オタクの強み⑦自分の得意分野に関する自信のある発言と物腰

女性は堂々とした態度に弱い性質があります。

普段は会話をしていてもどこかオドオドと挙動不審ななオタクが、たとえば車や鉄道などの話題になると断固として自信たっぷりの態度と言葉で相手に自説を披露したりすると、その男らしい態度に、普段とのギャップを感じてときめいてしまう可能性が高いです。 

女性にメリットや感動を提供できればモテる

以上のように、仮にオタクであっても、その取り組む姿の真剣さで感動させる、あるいはその特技を使って女性を助けて上げたりメリットを提供できれば、間違いなくモテることができます。

自分のオタク趣味を通じてそれができる方法はないか、ということを考えてみましょう。 

モテるオタクの15パターン

では具体的に以上のような強みをどのように発揮すればよいのでしょうか。それを15のオタク趣味のパターンでご紹介します。 

1　「鉄道オタク」は新しい旅の楽しさを教えてあげる

女性は時刻表を見ることも苦手ですし、計画を立てることも苦手です。そのような時に、こだわりの鈍行旅行などを企画して、普段のツアーなどであれば絶対に体験できない特別な旅行体験を提供しましょう。 

2　「ゲームオタク」は一緒にゲームに夢中になる

 女性でも参加しやすく、世界観の可愛いゲームを探してきて、女性と一緒にしてみましょう。一緒にはしゃいだリ、あるいはソ－シャルゲームのようにバーチャルの世界の中であっても助け合えば、それが2人の距離を縮めてくれます。 

3　「ロックオタク」はライブで盛り上がる 

女性は1人ではなかなかライブに行けないものです。ですから自分の好きなロックのライブに一緒に連れて行って、新しい音楽体験をさせてあげれば意外に彼女の方が夢中になってしまうかもしれません。

そして今度は楽器屋に行って、そのバンドのさわりをギターなどでコピーして聴かせると一発でハートをわしづかみにできるでしょう。 

4　「車オタク」は「女の子仕様」のロマンチックなドライブデートコースを選択する 

女性は基本的にドライブ好きです。ですから、普段いくような、坂道のカーブを攻めるコースではなく、海がきれいだったり、高原の晴れやかな景色が楽しめたり、夜景が宝石箱のように美しかったりするコースを選択して、ドライブデートに誘いだしましょう。

ただしその時はあくまで安全運転が基本です。イラついたり、無理な追い越しをしたりすると、一気に株が下がりますから、紳士的な運転を心がけましょう。 

5　「ロボットアニメオタク」は堂々とガンプラを見せる

女性は美少女フィギュアには絶対に理解を示しませんが、ロボット系のプラモデルやフィギュアであれば、男の子らしいと言って理解を示す可能性が高いです。細部まで綿密に作ったガンプラが家にずらっと並んだ陳列棚を見せて、驚かせましょう。 

 6　「カメラオタク」は彼女のプライベート撮影会を 

女性は誰でも可愛く写真に撮られることが大好きです。ですから、普段から磨いているカメラテクニックでデートの時などに彼女の写真を何枚も撮影しましょう。その時もプロのカメラマンのつもりで、彼女をほめながらいろいろなポーズをとらせることがポイントです。

そして撮影したものは大判でプリントするか、電子アルバムにダウンロードしてプレゼントすれば、完全に彼女の好意を引き寄せることができます。 

7　「映画オタク」は相手の好みに合わせた映画推薦を

自分の趣味がホラー映画でも、彼女の趣味がラブコメであれば、あまり知られていないけれど面白くて感動できるラブコメ映画を紹介しましょう。また、時にはハードルの低い、ほかのジャンルの名作を紹介することも彼女の世界を広げることになり、尊敬されます。

そして鑑賞後は、その映画の内容について感想を話し合う、ということをするとぐっと親密感がわきます。 

8　「歴史オタク」はわかりやすく、ダイナミックな日本歴史のドラマを教えてあげる 

史跡などに行ったり、歴史ものの映画を見た後に、その史実にまつわる興味深い話や、今の日本の身近な現状に影響を与えていることを教えてあげましょう。

それまで無味乾燥な日本史の授業しか知らなかった彼女の前にいきなり広がった生臭い人間ドラマは、彼女に質のよい歴史映画を見るような知的な感動を与え、その与えた本人を尊敬するはずです。 

9「家電オタク」は彼女のニーズを100％満足させる商品提案を 

たとえば新しい冷蔵庫を探している、などということが分かった時には、彼女のニーズと予算をよく聞いてそれに100％合致した商品を提案してあげましょう。そしてさらに1番安い買い方も教えてあげれば絶対的に感謝され、頼りになると思われます。 

10　「パソコンオタク」は彼女のパソコンレスキュー部隊に 

彼女の使っているパソコンがフリーズしたり、クラッシュしたり、ウィルスに侵されたりした時がチャンスです。飛んで行って、さっそうと直してあげましょう。それはまるでスーパーマンのようにたくましく、頼りがいのある男性としての姿を印象付けます。 

11「漫画オタク」は面白そうなコミックをたくさん貸してあげる 

若い女性で漫画が嫌いな人は少ないです。でも、マンガ喫茶に行くのは抵抗があるし、購入するのはもったいないと思っていることも多いのです。そういう時に、彼女の趣味に合うような漫画をセレクトして貸してあげましょう。彼女は自分の趣味を助けてくれる男性だと思って、好意を持つでしょう。 

12　「サッカーオタク」は解説者よりもわかりやすく的確な観戦フォローを 

特にサッカーは動きが目まぐるしく、そしてオフサイドなど分かりにくいルールも多く、ましてや戦略的なことはよほど詳しくなければわかりません。しかしそれが分かればサッカーの面白さは倍増します。

そこで、彼女とスタジアムでも家でTV観戦でもした場合でも、解説者よりもより素人目線で、ポイントとなるプレーを説明してあげましょう。彼女はサッカーの面白さに目覚めて、この人ともう1度一緒に観戦したいと思うはずです。 

13　「サイクリングオタク」は自転車の楽しさを伝えよう 

自転車が好きなオタクは、根暗なオタクイメージとは反対なので、そもそも悪いイメージはありません。しかしそれをさらにモテにまでつなげるには、自分がライドをした場所を魅力的に語ったり、あるいは女性でも乗れそうなロードバイクをレンタルして非常に軽いライドに誘ってみてもいいでしょう。

身体を動かすことは基本的に気持ちいいですから、それを共有できる男性を女性は好感を持って受け入れます。 

14 「ワインオタク」はレストランでスマートにセレクトを 

ワインオタクは気になっている女性を、お気に入りのレストランに誘って、その前でソムリエと対等に意見交換し、スマートにワインをセレクトする姿を見せましょう。それはいかにも「大人の男性」という感じがして、一気に彼女の心は好意に傾くはずです。

そしてそのワインについて、味わいのポイントまでわかりやすく教えてあげれば完璧です。 

オタクの嫌われる部分は改善しよう

以上のような戦略でオタクはモテを目指すことができますが、しかしこれは諸刃の剣の部分もあります。それは本来は女性にウケるために設定したことのはずが、自分の趣味のことなのでつい夢中になって「自己中心的な」オタクの姿をさらしてしまう危険性があるからです。

ですから、オタクの趣味を捨てないで、むしろオタクを武器にモテようと思ったら、以下は常に心掛けましょう。 

相手にわかる言葉で話す 

まずオタクが1番嫌われるのは、話している言葉が専門的過ぎてよくわからなくてつまらない、そしてこちらが理解していないことに気づかない鈍感さに嫌気がさすからです。ですから趣味の話をする時には、専門用語はなるべく使わず、使う場合も解説付きで話すようにしましょう。 

自分の話ばかりしないで相手の話を聞く 

オタクはつい自分の趣味のことを相手の心理構わず一方的に話しがちですが、これも嫌われるポイントです。基本は女性は話を聞くより、話を聞いてほしいと思う性質があります。ですからオタクであっても社交性をもって、会話をする時には自分の話をするのが3割、相手の話を聞くのが7割くらいのバランスを意識しましょう。 

彼女との時間を優先する 

自分の趣味の時間が惜しいからと言ってデートの時間を取らなかったり、一緒にいるのに自分はゲームばかりしている、というのは最悪です。少なくとも一緒にいる時には、趣味で自分を満足させることは二の次にして、彼女とのコミュニケーションや時間の共有を優先させましょう。 

清潔さとおしゃれさを心がける 

冒頭で書いたようにオタクはファッションがダサくて、太っていて、臭い、というイメージがあります。実際頭の中に自分の趣味のことしかないとそのような外見に時間やお金を使うことを重視しなくなります。しかし外見を整えることと趣味に没頭することは本来は両立するはずです。

ですから高い服を買う必要はありませんが、少なくともファストファッションは止めて流行を多少意識した服を着る、美容院に行って格好いい髪型にする、爪は短く切って毎日風呂に入り髭も剃る、という基本的なことをしっかり実践しましょう。 

 自分の趣味を客観的に見る余裕を持つ 

さらにはこれがあるいは1番大切ですが、オタクは自分の趣味が絶対至高のものだと考えがちで、少しでも批判されたりネガティブに言われると人が変わったように怒ることが多いです。しかしそれは少し狂気的で怖がられ、敬遠される最大の原因になります。

したがって、趣味にのめり込むことはいいですが、どこかでそれを「これは自分にとっては重要だが人にとっては重要ではない」と客観的に見る余裕を持つようにしましょう。

 まとめ

いかがでしたか。 

オタクは実はオタクだからモテないのではなく、オタクであるために真っ当な社会性や社交性を失っているからモテないのです。

むしろオタクの強みを存分に生かせば、いくらでも女性の感動や信頼を勝ち得て、モテることは可能なのです。ですから上で説明したことを参考に、自分の強みを生かしてモテるオタクを目指しましょう。

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