ORETTEをご覧の男性諸氏。こんにちは。ラブヘルスカウンセラー・小室友里です。
先週に引き続き、
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「副住職の妻のAV出演歴が発覚して、経営する幼稚園が大騒ぎーー離婚は可能なのか」
https://www.bengo4.com/internet/n_4202/
引用先:弁護士ドットコム
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この問題に触れていきたいと思います。
「それがあって今があるんでしょ?堂々と胸を張っていればいい」
「AVだって立派な仕事。職業差別だ」
自分たちを守ってくれるあたたかい声。どんなに励まされたことかしれません。
しかし現実は違うのです。
現実はこの問題の通りです。過去のAV出演や、例えば風俗で働いていた経験。
世の中がタブーとする『性』に触れる限り、差別されるのです。AVや風俗を始めた理由や、そこで得た知識や経験なんて関係ない。というか、避難する人にとってはどうでもいいこと。
どんなに旦那に尽くすもいい奥さんでも、どんなに頭が良くて人付き合いがうまい奥さんでも。
AVに出たら、人格否定の対象になるんです。世の中ってそんなもんです。
そして、それは水を得た魚のように生き生きと人を集め、巨大な群れになっていく。
非難否定を声高に続ける人の群れほど、気持ち良く話をしています。
人を避難したり、否定したり、身近なところだと仲間はずれしたり。
人の悪口を言う。これほどストレス解消になる行為はないはずです。
だから、AVはそもそもが職業差別を受けることが前提になる職業だと私は思うのです。
職業じゃないと言われるのは違うなと思うところはありますよ?AVにまつわるお仕事から収入を得て、経済を回しているのだから、職業としては成立しているのだろうとは思います。過去の経済効果60億をたたき出したと言われる私が言うのですから、なかなかの重みでしょう?
しかし、それを差別を受けることは別の話。
清掃業の方なんて大変ですよ。他人が排泄物を掃除して、収入を得る立派な職業です。でも差別する人はいる。就活中の学生が清掃員を差別した場面を面接先の会社社長に見られた…なんて記事もありましたね。
差別の根源は何か?
『自分ではやりたくないこと。でもやってくれないと自分が困ること』
他人の手にこびりついた汚れは、実は自分が望むもの。だけどそれは恥ずかしいものだから、汚れた手を嘲笑う。自分の願望を上手に隠して、おいしいところだけをかすめ取っていく。
気持ちいいの二重取りですよね。だから非難否定は気持ち良くて仕方がないんでしょうね。
おっと。エロのエの字も出て来ないコラムになりましたな。
ま、たまにはこんな時もあるさ。
ということで、また来週。
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