どうも、「熟考」を「じゅくこう」だと思っておりました、爆烈Qですいやそれやとしたら熟女はじゅっじょかいな、じゃあ熟知はじゅっちなんかいな、なに? そんな屁理屈ばかりだから売れてないんだ? キー! そりゃそうだ、芸が熟してもないだけに、熟(う)れてない…ね熟知(ねじゅっち)っです!
はてさてそんな僕が語る恋愛の“いろは”…というより“ねなら”くらいのつっこんだ場所にある考え過ぎの迷宮へようこそ。屁みたいな理屈は“屁理屈”、寝ながらするおならは“ねなら”と呼んでます。今回は趣向を変えて思考の迷宮ではなく、行動の迷宮へと誘いたいと思います。
第三迷宮
「自分のことを好きな女性が取る仕種」をさせる
「自分のことを好きな女性が取る仕種」というのがあるのだそうです。
都市伝説ではありません。心理学という、文学だ男根主義だと貶されながらも慎ましやかに頑張っているその学問的にいうと、人を好きになった人間はそういう行動をとってしまう、という仕種があるのだそうです。え? そっちじゃない? 自分のことを好きな女性が存在する、というのが都市伝説じゃないのか? それはもしかしたらそうかも知れません。実際にいたことがありますか? 発見できなければそれは想像上の生き物ですからね。
さて、ならばどうするか。日本人に連綿と受け継がれているこんなこといいなできたらいいなの精神、ドラえもんマインドで想像を現実にしてやるのです。吊り橋でインタビューすると、高所のドキドキを好きのドキドキと勘違いしてインタビュアーを好きになってしまう、という程度のポンコツ脳みそしか人間は持ち合わせていません。それを逆手にとってやるのです。好きな人に対してとる行動、をとらせてしまえばいいのです。
やたらと目が合う
本サイト別記事にもありました、自分のことが好きな人はチラチラと見て来る、そしてやたらと目があうんだそうです。いや、それはお前が見てるからやろ! とつっこんではいけません。そりゃそうですよね、好きな人のことは見つめていたい。ということは、見られる存在になれば、チラチラと見られていれば、脳はそれを好きだと勘違いしてしまうのです。ナイス逆手! ではどうすれば見られる存在になれるでしょうか。
1.デキる男になる。
まずはなにより自分の能力を見せつけてやることです。職場での姿はそれなりにカッコよく見えるものなのです。色んなことが全てできる必要はありません。一つのことだけでも、この人に任せれば問題ない!という武器があればよいのです。要は欲張らないことがキモ。自信がない人はコピー、お茶くみ、土下座でもいいです。一芸を極めた先にこそ称賛がついてきます。カッコつけるのが一番カッコ悪いことを知るべきです。目立つ存在になる、気になって目がいくようになる、ドキドキに変わる。そうです、これが恋です。
2.ミスを怖がらない男になる。
ミスは起こるものなのです。どれだけ細心の注意をしていてもそれは起こります。そして必要なのはその起こったミスにどう対処するかなのです。日頃から花瓶をひっくり返したり、コピーを全部逆にしてみたり、色んなミスをしておきましょう。あいつは危なっかしいヤツだと思われるのです。次はなにをやらかすのか、気になってしまう。見てしまう。ああなんであんなに迂闊なんだ。ドキドキしてしまう。そうです、これが恋です。
3.見た目を変える。
ミスも仕事もできませんというプライドの高いカッコつけのあなたは見た目を変えるしかありません。中途半端な値段の中途半端な洗濯具合のスーツ、シャツを着ていませんか? どうせなら振り来ましょう。バッキバキに決まった高級スーツに身を固めるのです。女性は清潔感のある男に憧れます。もしくはそれどこで売ってるんだ!? というくらいヨレヨレのシャツを着ましょう。女性はワイルドな男に惹かれます。とにかくいけないのが中途半端。個性を埋没させるのではなく、突出させることが先決です。スーツはいいのに仕事ができない!? 注目されますよね、ドキドキしますよね、そうです、これが恋です。
4.ヤンキーになる。
ヤンキーといっても北アメリカ人になれと言っているわけではありませんし今さらなれません。いわゆる不良少年と呼ばれる種族のことです。彼らはよく「なに見てんだよ~」的なことで絡んできます。見たくて見たわけではないのにです。滑稽な髪型、滑稽な服装、何ひとつ面白くないのに無暗に明るいテンション。一瞬でも目が合ってしまうと「なに見てんだぉぇ?」とやってきます。貴様らを見たところでなんの得になるのだ! と思っても後の祭り。見たが最後、絡まれるんじゃないかとドキドキしてしまいます。そうです、これが恋です。
5.警察官になる
街中に警官がいるあの異物感。「あれ? 何かあったのかな?」と気になってしまいます。手帳なんかを持ちながらだとさらに何かあったのかな感が強まります。何人かでいたり、パトカーに乗ってたりしてるとより注目を集められますが、それを学校や職場で実践するのはなかなか難しいもの。なのでまずは物々しく制服を着て偉そうに歩きましょう。警察を見つけると何も悪い事をしていないはずなのに、なんとなくドキドキしてしまいます。そうです、これが恋です。そして同僚が4.ヤンキーになるを実践している場合、優位に立てます。ただ少し、景観(警官)が悪くなります。ね熟知(ねじゅっち)です!
6.吊り橋
吊り橋効果というくらいなのだからいっそ吊り橋そのものになってしまえばいいのです。崖でもいいかも知れません。崖になってヤンキーにチキンレースをされ、それを警察に追いかけてもらいましょう。ミスをしながら! 高いスーツで! よれよれのシャツ着て! もはやドキドキの宝石箱、これはファミコンです。あ、ファミコンになるのもいいな。ファミコンになりましょう。…なに? ファミコンになるって? この人何言ってんの…? ドキドキしてきたでしょう? そうです、それが恋です。
如何でしたか。僕が一番いいと思っているのは、ミスを怖がらない男になり、同僚がミスをしたときに、さらなる大きなビッグミスでそれを帳消しにしてあげるというものです。あなたを怒るしかない状況にするのです。しかしいつもミスしてるあなた、上司もやれやれだぜ、と思い、雷の量も知れていることでしょう。ここで同僚に恩着せがましくするのではなく、またやっちゃった(てへぺろ)くらいにしておくと好感度アップ。女性を助けるのではわざとらしいので、できれば男性のミスをかばってあげましょう。何度目かに絶対気づく女性が出てきます。女性には母性があるからです。あの人はわざと…!? ドキドキしてきます。そうです、これが…
今回はまた違った妄想の迷宮でしたね。具現化をするもしないも貴方次第。こんなの無理だと屁理屈こねていないで、実行に移してみれば如何でしょう。動き出した人間しか、目的地に到達することはできないのですから…。では、本日はこのへんで。
【爆烈Q (ばくれつきゅー)】