ORETTEをご覧をみなさま、こんにちは。夜の性活相談員・小室友里です。夜の性活、潤ってますか〜?
「AV女優と結婚する技術(前編)」では、AV女優と結婚したいなら、お仕事発注が足がかりに。
「AV女優と結婚する技術(中編)」では、お仕事を発注するメリットをお伝えしました。
「AV女優と結婚する技術(後編)」では、彼女たちAV女優が求めてやまない『居場所』について、お話ししましょう。
居場所なんてものは、求めて与えられるものではありません。自分から望み、作り出していくもの。だから自分の居場所になるんです。
しかし、彼女たちはそれを求めなくてはならない理由があります。それは、望んでも与えられない場合が多々あるからです。
彼女たちが誇りにしてきた『AV』という職業。今でこそ芸能まがいなポジションを確立し、その辺のB級&地下アイドルよりよっぽど高いポテンシャルでファンを魅了しています。
しかしそれは一般的な話ではなく、ごく一部に、または一部の年代に支持されている認識であり、一般社会ではまだまだ見下されて当然の職業です。
結婚は、他人だった二人が夫婦となる契約ですが、二人だけの契約ではありません。互いの両親が自分の親になる契約、自分の親戚が互いの親戚になる契約です。
契約で繋がった人々が、新しく一族になった嫁がAV女優だった事実を知った時、それ言わんこっちゃないと首を挟んでくる人生の先輩が出てきます。そして彼女たちの居場所を力ずくで奪いにかかります。
「ロクな女じゃない」
「同じ席に座らせないでくれ」
そんな時代錯誤な!?と思いますか?
ではなぜ、過去のAV女優たちが今もなおAV出演の事実をを隠し続けていると思いますか?現役のAV女優たちが本名を隠し、親に隠しながらAVを続けていると思いますか?どんなにプライドを持って従事しても、理解されないと知っているからです。カミングアウトしたところで、デメリットしかないとわかっているからです。そして自分に近しい人を傷つけることも、薄々分かっているのでしょう。それでもこの仕事に価値を見出して、またはやらなければならない理由があって、AVという職業を選んでいます。ですが
「あの子はあばずれ(ビッチ)だ」
そんなふうに親族の誰かに罵られて、平然とした顔をして座っていられる人はいません。プライドを持っていたって、AV業界から離れればただの女なんです。
そんな時に頼れるのは、AV女優という職業を知りながら愛を誓い合った夫だけ。AV女優にとっての夫は唯一無二の居場所。つまりAV女優にとっての結婚とは、自分はここにいていいんだと居場所を与えてくれる契約なのです。
ですから、あなたがAV女優と結婚したいなら。または結婚したなら。
彼女たちの誇りだったAV女優という職業を、死ぬまで認め続けてください。あなたが認めれば、そこが彼女の居場所になります。他人がどう言おうと、あなたさえ気持ちが揺らがなければ、彼女はそこに居続けられるのです。あなたが微笑んでくれれば、どんなにひどいことを言われても頑張れるのです。なぜなら、あなたの存在自体が彼女の居場所だから。
そしてAV業界やAVを職業にしている人たちを蔑視する行為、発言は絶対にしてはなりません。彼女にとって絶対無二の居場所だったあなたへの信頼が一瞬にして消え去り、彼女のココロの門扉を固く閉ざすことになるでしょう。
先にも書いた通り、居場所なんてものは求めて与えられるものではありません。自分から望み、作り出していくもの。だから自分の居場所になるんです。でもそれが叶わない時があるから、彼女たちAV女優には、絶対的な居場所をあたえてくれる人が必要。それが結婚相手に求める条件なのです。
もし。
「ロクな女じゃない」
親戚筋の誰かに言われて
「自分のやってきたことだから、仕方がないよね」
こんなことをちらっとでも思うなら。あなたはAV女優と結婚しないほうが幸せですよ。
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