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【お悩み相談】ガードが固い彼女へのデートの誘い方は?

投稿日:2015年10月12日 更新日:

ORETTEをご覧のみなさま、こんにちは。ラブヘルスカウンセラーの小室友里です。
今回は、編集部に届いたお悩みにお答えしたいと思います。

「質問です。お気に入りの娘といつも職場でたわいのない会話をしながら、毎日楽しく過ごしてます。この娘をカフェに誘いたいけど、少しガードが固いんです。このガードを崩していくにはどうすればいいですか?男性に誘われて嬉しい言葉とかありますか?」

お答えするには情報がちょっと少ないのですが、精一杯ご返答させてもらいますね。
「お気に入りの娘(こ)」と表現するところをみると、相談者さんは30〜40代、気になる女性は20代でしょうか。

年の差のあるオトナ世代のどこが魅力を感じるか。言い換えると、彼氏となる可能性が高い同年代の20代男性にないものは何か、ということになります。
とある専門学校講師の方が、生徒さんをこう分析していました。

「1位になるための努力はしない」
「LINEの友達が多いほどかっこいいと思っている」
「ヒーローなんているわけがないと思っている」
「Google検索の上位ヒットが、彼らの真実」
「説明は持論ではなく世論」

これらを相談者さんのオトナ世代に置き換えてみましょうか。

「1位になるための努力はしないが、ビリにならない努力はする」
→1番になりたくて、必死にかんばった。

「LINEの友達が多いほどかっこいいと思っている」
→ヤローだけで遊べる男友達の多さがかっこよさ。

「ヒーローなんているわけがないと思っている」
→ウルトラマンに本気でなりたかった。

「Google検索の上位ヒットが、彼らの真実」
→先輩から教えて貰ったことが真実。たまに間違えてる。

「説明は持論ではなく世論」
→あーじゃねーこーじゃねーと、持論をぶつけ合うのが楽しい。

自分から考えることが苦手で、必死な姿がブサイク極まりない。無難な路線で人並み程度の安定があればいい20代。
それに対して、あがいてもがいて泥臭い人間関係もまたよしとするオトナ世代。これが彼らにはない、オトナの男の魅力だと認識してください。

そしてもうひとつ。彼女世代には卑屈になってるの?と思われるような『謙遜』がみられます。
彼女たちはよくこう言います。

「私なんて」

自分に自信がないんですね。若いんだからあったりまえでしょ!と思うのはオトナの理屈。前出のように努力から遠ざかる世代ですから、成功体験を積み重ねて自信をつけていくことを知らないんです。
ここ注意ですよ〜。『やれない&やらない』んじゃなくて、『知らない』んです。

オトナ世代が、時代が、良かれとたくさんの物や知識を与えてしまったがため、自分から手を伸ばして、欲しい物を獲得する成功体験が少なかった世代です。同じように自分で自信をつける方法を知らないだけなんです。知らなかったら自信のつけようもないですよね。ゆえに「私なんて」と謙遜してしまう…。
男たちよ。メールを捨てよ。電話をしよう』でも書きましたが、自分の心に矛盾を抱えながら生きている、シンドイ世代なのだなと思わずにはいられません。もっと自由に、自分自身に素直に生きられたらいいのになと。

ですから、相談者さんが彼女にアプローチするなら、まずは充実した人生を生きている自分を伝えることから始めてください。

「俺、今こんなに楽しいよ〜!」

エネルギッシュに毎日を過ごしている男性に、嫌悪感を抱く女性はいませんから。20代男性にはない、いわゆる男らしさってやつを見せてください。

そして、彼女に成功体験をさせてあげてください。無難と安定を求める20代男性にできなくて、オトナ世代のあなたに与えられること。
こんな誘い方はどうでしょう。

「フルーティで飲み口軽くて何杯でも飲めちゃうコーヒーがあるんだよ!」

ケーキやパフェでも、彼女が好きな食べ物をリサーチしておいてくださいね。そして「美味しい」と言わずに、食べ物の美味しさを説明してください。
女性は美味しさを説明するのが上手です。色、形、硬さ、口に入れてどう感じたか。お店の雰囲気も美味しさのうちと、ありとあらゆる表現をします。
男性的に「美味いコーヒーがあるんだ」とひと言で伝えるのも悪くはありませんが、彼女があなたに男性的興味を持っていなければ、「そうなんですね!」のひと言で会話が終わってしまいます。

さて、女子トークを真似た説明で興味を引けば、大抵は「美味しそう〜!どこのお店ですか?」「飲んでみたい〜!」と返事が返ってきます。そこで

「連れてくよ!次の日曜日は空いてる?」

と相手のスケジュールを押さえちゃってください。
ポイントは、連れていく=奢る前提で話を進めること。彼女世代は奢られることに慣れていません。奢られると申し訳ないと思うそうです。ここで一つ、彼女世代にはない成功体験をもうひとつ積ませてあげてください。

スケジュールを「日曜日」と指定しているのは、エスコート力のない20代男性との違いを見せるためです。これも彼女世代にしたらエスコートされるという成功体験です。
気を使って「いつ行く?」と彼女にスケジュールを預けると、あなたに男性的興味を持っていなければ、曖昧に断られます。つまり、彼女を包囲して逃げ道を断っている意味もありますが(笑)。

もう一度ポイントとまとめると…

・身近にいる20代男性にはない魅力を全面に押し出す
・女子トークに寄せて、興味を湧かせる
・多くの成功体験をさせる要素を盛り込む

これらを押さえながら話をしてみてください。
私が彼女世代と接して思うのは、褒められたい&認められたい欲求もありますが、それ以上にオトナから得た成功体験が、彼女世代を成長させる力になるのだなと思います。ホント、びっくりするくらい目を輝かせますよ。

あなたが彼女にとっていろいろな成功体験をさせてくれる存在だと認知してもらえば、自然とハードルも低くなると思います。

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