普通…それは、ごく一般的な、ありふれたものの総称。しかし!女が男に対して求めている“普通のレベル”は、どうやら男の考えている“普通”とは大きく違うようです。
数字で表すなら、男100%のうち、男性は80%くらいは「まあ普通」と思っているのに対し、女性は30%くらいしか普通と認めません(筆者調べ)。なぜか?今回は、そのおそるべき実態を紐解いてみましょう。
優良な遺伝子だけ残ればいい
人間を生物として考えた時に、より良い遺伝子だけを残して、より優秀な生物が生まれていけば、当然生存率も上がって、種として残していくためにはそれが一番良い方法かもしれません。
「優秀な遺伝子を残す」ということだけ考えれば、頭が良くて、イケメンで、スポーツも万能な男が種馬になって、どんどん子孫を残せば、早い話、それだけで事足ります。
優秀なモテる男は、女性を選ぶことなく、それこそハーレム状態でどんどん遺伝子をばらまけばいいのです。生物としては。
しかし、それは日本の“社会”では許されていません。一夫多妻制が禁止されていますので、国としてはまんべんなくみんな平等に結婚してほしいのです。
女の言う「男の普通のレベル」ってなんだよ
でも、イケメンがモテる、ということから考えて、やっぱり女性は本能的に、イケメンを好きになるようにプログラムされています。
しかし、きっと本当の意味でイケメンは全体の10%くらいしかいません。学校で言うなら、クラスにひとり、いるかいないか、って感じです。
けれど、女性は“できるだけ自分の手の届きそうなイケメン”を手に入れたいと思います。歌手で俳優の福山某さんなんて無理、ということはみんな理解できているからです。
つまり、クラスの中で4~5人くらいは、「まあまあいいかな」くらいの人を予備として選出しておかなければならない。これが、全体の30%くらいにあたる“普通の男”です。
男は“普通のレベル”に惑わされるな!
ということで、ほとんどの男性が“普通枠”から外れるわけですが、だからと言って諦めてはいけません。
というのも、上記の「全体のうち30%が普通」という計算式は、重大な数字を入れなければ完結しないからです。
それが、その“女性本人のレベル”です。男性も女性もそうですが、ブスがブスのことをブスと言ったって、目糞鼻糞です。
とんでもないブスがイケメンを狙ったって、無理な話です。どこの世界にも、分相応というものがあります。
そのため、いくら一般的な女性の言う“普通枠”から外れたところで、女性のレベルが低かったら、当然チャンスは訪れます。なんたって、一夫一妻制ですから、イケメンだって女性を選びますよね。
そこらへんの女がいくら「普通の枠はこれくらいだよね」と狭く設定しようが、いくら「ああいうキモメン、マジ無理」と言おうが、正直、相手の男性のことを言えるレベルではない女たちなのです。
「俺って、普通以下?」と落ち込まずに、自分と同じレベルの女性を見つけることを目標にしましょう。
それでも点数は大事かもしれない
自分に点数をつけるなら、何点だと思いますか?卑下することなく、自惚れることなく答えてください。その点数と、同じ点数の女性と付き合うことが、おそらく幸せへの近道です。
「人に点数はつけられない!」とよく言われます。確かにそう思います。けれど、50点くらいの男が95点の女を狙っているのを客観的に見ていると、とても辛くなります。
絶対無理なのに、「イケるかもしれない!」だなんて、そんなの魔法でも使わない限り、叶えてあげられない夢だからです。
結局、人は自分のことが一番見えていないのです。これは、男の“普通のレベル”を高く設定する女性も同じことが言えます。
大切なのは、「一般的に女から見たら、俺って普通かな」ということよりも、今自分がどのくらいの点数で、どのくらいの点数の女を狙うことが正しいことなのか、ということ。
身の程知らずはきっと、身の程を知るまで、本当に欲しいものは手に入らないのだと思います。だからこそ、全体の中での自分の立ち位置より、自分自身が何者なのかを、冷静に見極めてみましょう。