LINEで面倒なのは、メッセージを読むと相手に読んだことがわかるように「既読」の表示がされることですが、この“メッセージを読んだけど返事をしない”ことを既読スルーと言いますよね。
しかし、我々人類(大げさ)にとって、LINEは“コミニュケーションツール”でありながら、この“既読スルー”によって、感情が大きく揺れ動いてしまう現象を、何と言ったらいいのでしょうか。
果たして、既読スルーは「無視」なのか、それとも「了解」の意味なのか。不安でたまらない人も多いと思います。
今回は、LINEの既読スルーについて、「それって本当に脈なしなの?」既読とスルーの行間を読んでみたいと思います。
1、「読んだからいいじゃん」の人は意外に多い
正直なところ、若者は文化の浸透が早いというか、あっというまにスマホを使いこなしていますが、そうでない世代の人にしてみれば、まだまだ使いこなせていない、というのが現状です。
そう考えると、今までメールを主に使用してきた我々は、一方通行であることが当たり前でした。「明日、10時集合ね」…これで事足りていたわけです。
良い時は「了解」くらいの返信はしていたでしょうか。「既読」がついたことによって、相手が読んだ確認になる…ということは、返事は不要で「読んだならいい」と思っている人はかなりいます。
そのため、「ああ、確認してくれたんだな」と、それで納得できる人は、相手からのLINEにもあえて返事はしません。既読をつけるだけです。
つまり、“あんたのこと嫌いだから既読スルーしてやる”ということはなく、むしろ返信不要のさっぱりした性格の人が過半数である、ということです。
2、スタンプがない・スタンプばかり
男性が気になるのは、女性の既読スルーです。男同士なら既読スルーも気になりませんが、気になる女性からの返信がなく、既読スルーのままだと不安になります。
しかし、女性が相手の場合、危惧すべきは“既読スルー”ではありません。絵文字や顔文字、スタンプがあるか、ないかです。
脈アリかナシか、を判断する場合、相手にも都合がありますから、脈アリでも既読スルーすることだってあります。もしくは、相手の気を引くために、わざと既読スルーする場合もあります。
逆に、好意のない相手に対してはそっけないメッセージになったり、絵文字も顔文字も使わない、スタンプすら送信しない。または、返事がすべてスタンプである、ということが挙げられます。
脈ナシの男性に対して、メッセージは億劫ですし、変に期待を持たれても困るので、あえて女性側の感情がわかりにくい反応をします。
既読スルーかどうか、について反応しがちですが、そこよりもむしろ、会話の内容の方に注目すべきです。
3、結論…既読スルー=脈なしではない
LINEは一般的になりましたが、それでもまだ「LINEに慣れない」「LINEは面倒」と思う女性も多く、一言に「既読スルーが脈に関係する」とは言えません。
むしろ、自分の「既読スルーを気にするようなタマの小ささ」を気にした方がいいかもしれません。相手から返事がないからと言って、しつこく催促するのはNGです。
また、一度返信がないからと言って、すべてを諦めてしまうようでもいけません。返信がなければ、ちょっと放置しておいて、またメッセージを送ってみる、この繰り返しです。
もし既読スルーをされても、打たれ強く粘った男の方が勝つ確率は高まるでしょう。女性の反応に対して一喜一憂するのではなく、彼女から送られてきたメッセージをよく見てみましょう。
今もし脈なしでも、今後好転する可能性がありますから、“彼女に嫌われて、完全無視”されていなければ、可能性はある、と思って間違いないでしょう。