女には、男には理解されないような苦しさがあります。男と女のどちらが生きにくいかというアンケートでは、男の方が生きにくいという結果になりましたが、女の苦しさもあるのです。それを知ることで、少しは女性の見方が変わるかもしれませんね。社会で、家庭で、どんな苦しさがあるのか見ていきましょう。
この記事の目次
男に理解されない女の苦しさ【独身編】
独身だと欠陥商品のように扱われる
男性は独身でも、何となく「それが生き方」みたいに思われますが、なぜか女性は欠陥商品のように扱われることがあります。仕事に生きるキャリアウーマンタイプならまだしも、そうでない女性はとくに、結婚しないことがいけないことのように思われます。
満足してても独身というだけで可哀想と思われる
女性の場合、いくら結婚する気がないと言っても、「本当は結婚したいんでしょ」と言われてしまうことが、男には理解されない女の苦しさと言えるでしょう。今の生活に満足していて、自由を謳歌しているのに、それが負け惜しみのように受け取られることが、耐えられないと思っている女性も多いはずです。
なぜ女性は結婚していないと可哀想なのでしょう。女性の幸せは、結婚して子どもを産むことだけではないはずです。もちろん独身女の中には、結婚したいのにできないという人もいることでしょう。でも、すべての独身女がそうではないのです。
職場の人間関係が複雑すぎて面倒くさい
男に理解されない女の苦しさは、複雑すぎる人間関係ではないでしょうか。プライベートなら付き合わなければ良い話ですが、職場はそうはいきません。女は何に嫉妬するかわかりませんので、悪気がないのに恨まれることも多いのです。そして嫌がらせなどをされることも珍しくないので、面倒としか思えないことも多いのです。
男に理解されない女の苦しさ【既婚編】
結婚して出産したら仕事がなくなった
産休や育休が会社で認められたと言っても、まだ社会的な認識がついていっていないので、いざ会社に戻ったら、席がなくなっていたなんてことも多いようです。しかも、子どもが小さいうちは、やれ熱が出たとか、学校から呼ばれたなどで、仕事を抜け出さないといけないこともあります。
「だったらパートで働けばいい」と思うかもしれませんが、旦那の給料で生活できないことが多いこのご時世で、そんな悠長なことは言っていられません。仕事がしたくてしているわけではない女性も多いのです。
ママ友や近所つき合いにまで気を遣わないといけない
男には理解されない女の苦しさは、職場の人間関係だけでなく、ママ友や近所つき合いにまで気を遣わないといけないということです。結婚して、子どもができると、いろいろなコミュニティで生きていかなければいけません。男からすると「嫌いな人とは付き合わなければいい」と思うかもしれませんが、そんなことをしたら、子どもがいじめられるなど、家族にも影響を及ぼすのです。
仕事・家事・育児で睡眠時間が足りない
男は「家族のために一生懸命に働いている」と思っているかもしれませんが、女性はそれ以上に頑張っていることも多いのです。仕事をして、家事をして、育児もしていたら、睡眠時間など充分に取れなくて当り前です。それを理解されないことが、女の苦しさと言えるでしょう。
日本人女性の睡眠時間は、世界的な水準で見ても、かなり少ないことが発表されていました。もっと旦那さまが協力してあげないと、いつか奥さまが倒れてしまうかもしれませんよ。
まとめ
男には理解されない女の苦しさは、本当にたくさんあります。人間関係も、男にくらべて複雑で、嫌いだから付き合わないということもできないのが現実です。そんな中で暮らしていたら、ストレスがたまるのも無理はありません。彼女や友達、奥さまのことを少しでも理解しようとするあなたの気持ちが、きっと最高の癒しになるはずです。