悪気があって言ったわけじゃないのに、ちょっとしたことで彼女が突っかかってくる。女ってほんと、わけわかんない生き物だよな!なーんて思っていませんか?
どうしてそこに引っかかるのか?これは、彼女がいちいち彼氏の発言の中から、イライラポイントを探しているわけではなくて、彼女は“女性の立場”という視点から見ているから、カチンと来るのです。
もし彼女と穏便に、地雷を踏まないように交際していきたい。また、妻と平和に生活していきたい、と思うのならば、今からご紹介する8つの約束をヒントに、彼女と接してみましょう。
この記事の目次
ヒント1 彼女のご機嫌を伺ってはいけない
まず最初に、女性というのはホルモンバランスに支配されて生きている生き物です。個人差はありますが、生理周期によって、毎月のようにイライラ・焦燥感・不安感・下腹部の痛みなどがやってきます。
彼女の一喜一憂に振り回されるな
よくある失敗例は、「彼女が悲しそうだから慰めたら怒られた」とか「元気出して欲しくて笑えることをやったら怒られた」みたいな“ご機嫌取り”がアダになるケース。
実は、女性の一喜一憂は“自分でコントロールできていない”場合が多いです。つまり、本人もなぜイライラしているのか、なぜ悲しくて涙が出るのか、よくわかっていません。
そこへ「元気出して?」と言われても、「できるんだったらもうやってるわ」って感じになります。優しい女性であっても、励まされることは嬉しいですが、正直ほっといてほしいと思うでしょう。
彼女の顔色を伺ってビクビクしたり、彼女の感情を観察して元気にしてあげようと画策するのではなく、ある程度距離をとって彼女の一喜一憂を傍観している男の方が、彼女とうまくやっていけます。
ヒント2 知ったかぶりを披露しない
男性が知ったかぶりをして、女をドン引きさせる事例は昔から途絶えることがありません。博識であること=男としての魅力、という図式はありますが、中途半端な知識ならばひけらかさない方が身の為です。
知識を披露する=相手の無知を馬鹿にしてる行為
実は「これって〇〇なんだぜ!知ってた?」と安易に知識を披露する行為。どこでも誰でもやってそうですが、とても相手を不快にさせる行為だとご存知ですか?
仲の良い友人同士で、冗談交じりに話をするくらいならコミニュケーションとして成立しますが、相手が女性である場合は別です。
男性は「俺って博識だろ?尊敬して!」という意味で披露しますが、女性にしてみれば「お前こんなことも知らないの?」に聞こえることがあります。もしくは、「こんな知識持ってる俺すごい!」という自慢にも聞こえます。
もし虫の居所が悪ければ「馬鹿にしてんの?」と返答されかねません。このように「そんなつもりで言ったわけじゃないけど、受け取る側の立場が違うと意味が変化するもの」は多いです。
ヒント3 隠蔽体質を改善せよ
男性には“つい隠し事しちゃう”という隠蔽体質の人が結構います。とくに隠す必要のないことでも、小さな嘘でコーティングしてしまうのです。
悪いことしてないんだから堂々として!
「昨日何時に寝た?」と質問されて、本当は夜更かしして夜中3時に寝たのに、自己管理できてないと思われたくないから「12時に寝た」と申告する人は多いかもしれません。
しかし、このような“ちょっとした嘘の積み重ね”が、その人から自信を奪います。たいしたことじゃないのに、嘘がバレないように、取り繕ってしまうからです。
そのため、なぜか普段からオドオドしたり、自信なさげな態度になってしまいます。彼女に搭載されている「悪いことしてないんだったら堂々としなさいよ!」が発動するきっかけとなります。
ヒント4 “褒めて”アピールはウザイだけ
男は褒めてもらいたがりな生き物です。俺のこと褒めて?尊敬して?もっとすごいって言って?…しかし、それは男性に限ったことなのでしょうか?
過去の栄光自慢もやめて
実は、女性も褒めてもらいたいと思っています。というか、人は誰かに褒めてもらいたいのです。ところが、男性は無意識に女性に“母性”みたいな幻想を夢見ているので、「女は褒める人、男は褒められる人」みたいな形を押し付けることがあります。
そのため、街にいるカップルも「お前が俺を褒めろよ!」と「いいや!あんたが私を褒めなさいよ!」の理想の押し付け合いになっていることがしばしばあります。
自分から相手を褒めることができなければ、相手から褒められることもないかもしれません。そのため、“褒めて”アピールをする前に、相手の褒めるポイントを見つけてどんどん褒める方が、カップルとしてはうまくいきます。
また、「俺昔〇〇だったんだぜ!」も褒めてアピールに含まれますので、できれば過去の栄光を振り返っても彼女に対して自慢しないほうが身の為です。ほかでやりましょう。
ヒント5 彼女の話は黙って聞け
彼女は討論したいのでしょうか?多くの女性は、話として吐き出すことで精神的な均衡を保とうとしています。つまり、これは「一方的に話したいだけ」で、男性の意見は求めていません。
そこに男の人権はあるのか?
実のところ、女性の「ちょっと聞いてよ」は、“相手が誰であってもいい”という注釈が付きます。意見に批判することもなく、適当に話を聞き流してくれて、絶妙なタイミングで相槌を打ってくれる相手であればいいのです。
「じゃあ俺じゃなくてもよくね?」と思うでしょう。そのとおりです。あなたじゃなくてもいいのです。ただし、同時に「人は持ちつ持たれつ」です。彼女は彼と討論したいわけではありません。その時だけは、彼にカウンセラーになってもらいたいのです。
話を聞く、たったそれだけのことで彼女の気分が良くなるのですから、内容に対して「ちょっとそれってどうなの?」と思っても、口にせずに心にそっとしまっておくようにしましょう。
ヒント6 女らしさを強要するな
「女性は何もしなくても女性らしいもの」と思い込んでいる男性もいると思いますが、実際は女性は何もしなくても女性なのではなく、“頑張って女性らしい女性を演じている”のです。
そこにいるのは女ではなくひとりの人間である
「女はスカート履くもんだろ」とか「女はピンクが好きなんだろ」というのは、古い女性への偏見ですが、現代の若い男性でもそう思い込んでいる男性は多いです。
「女は女としてそこにいればいい」とか、年をとった女性やブスに対して「女として終わってる」などと中傷する人もいますが、それってまるで「着るサイズの服がなかったら裸で歩いてろよ」と、規格外のものを差別する発言ではないでしょうか。
女性は「女という着ぐるみを着て歩いているだけ」で中身は人間です。中身を見ようとしないで、着ぐるみの方ばかり見るような男の態度は、やはり彼女の地雷に触れてしまうでしょう。
ヒント7 女の大変さがわからないんだったら何も言うな
「女はいいよな、レディースデーがあって」とか、ちょっとでも女性が優遇されると「いいよな女は」みたいに言う人がいますが、実際は社会に出て「女のくせに」とか「女は黙ってろ」と言われる機会が多くてうんざりしています。
本当に女性はラッキーなのでしょうか?男が羨ましがるほどに、女性は優遇されているのでしょうか?もしその真偽がわからないのなら、何も言わない方が得策ではないでしょうか。
たぶん、どっこいだと思う
私個人の話になりますが、かつては月経痛がひどくて失神すること数回。薬を飲んでも痛みが治まらず、そのくせ「病気じゃないんだから」と学校も仕事も休めませんでした。
「こんなんだったら男に生まれたほうがマシだった」と思ったのも、一度や二度ではありません。かと言って、今になって男性になりたいとも思いません。男の方がラッキーとか、女の方がラッキー、とはどうしても思えないのです。
それは立場や状況で、立たされるポイントが毎回変わるからです。「こういうときは男のほうがラッキーだけど、違う場面では女のほうがラッキー」みたいな感じです。
どっちかが極端にラッキーではない。たぶん、男性が思っている何倍も女性は大変です。ただ生きているだけでも文句を言われています。その大変さがイマイチ理解できないのなら、彼女に対して、性別による損とか得とかに関しては何も言わない方がいいでしょう。
ヒント8 空気が読めないということを自覚しろ
空気が読めるとか読めないとか、今の世の中すごく重要な要素かもしれませんが、男性は基本的には“女性の空気を読もうとしないほうがいい”のかもしれません。
女のことは女でもわからない
女の扱いってとても難しくて、女性同士であっても「昨日まで仲良くしていたのに、急に冷たくされた」ということが日常茶飯事です。
なぜかというと、女性は“本心を隠すのがうまいから”です。すっごい怒ってても、ニコニコできます。そして、時間差で爆発することも多々あります。
つまり、いくら空気を読む技術に優れた男性であったとしても、女性の空気を読むことは困難を極めると言って間違いないでしょう。
そのため「彼女、もしかして怒ってるのかな?何考えてるのかな?あれかな?これかな?」と勝手に予想をつけるよりは、直接今どう考えてるのか質問したほうが早いですし、自分の勘や経験はあまりアテにしないほうがいいでしょう。
男性同士では通じるかもしれない“空気を読む”は、女性を相手にした時には役に立たないことが多いので、今の自分の能力を過信しないことが大事です。