今まで「恋愛がうまくいかない!」と嘆いていた人は、もしかしたら“ある一定方向”しか見ていなかっただけかもしれません。というのも、自分の中にあるルールみたいなのがあって、それに沿って生きてきて、そのルール自体が時代遅れだったり、間違っていたりすると、当然何をやってもうまくいかないからです。
そんな“恋愛の方向性”みたいなものを、一旦壊して再構築するために、おすすめなのが“新宿二丁目で遊ぶ”ということです。たとえば、「海外留学したら価値観が変わった!」みたいな人は多いですが、今まで一度も新宿二丁目で遊んだことがない、オネエと遊んだことがない、という人は、彼らと出会って交流するだけで自分の中にある何かが弾ける可能性があります。
今回は、これからの恋愛を成功させるために、新宿二丁目でオネエと遊ぶ!をテーマにご紹介したいと思います。
1、新宿二丁目は怖くない!
今まで新宿二丁目に一歩も足を踏み入れたことのない人は、多くが「自分とは関係のない世界だ」とか「なんか怖そう」と思っています。中には“飲み屋で遊ぶという経験すらない”という男性もいるでしょう。ちなみに、お酒は飲めなくても大丈夫です。あと、遊ぶとは、性的なサービスを指すわけではありませんので、あしからず。
まず新宿二丁目というエリアは、怖い場所ではありません。むしろ、LGBT(オネエ・レズ・ゲイなど)の人も、売れない芸人や歌手も、全くの一般人も、受け入れてくれる懐の深い場所です。ただし、「俺はゲイではない」とか「もしかして掘られるのでは」と恐れているのなら、言い寄られたときはしっかりとNOを言える心づもりを。
どこでもそうですが、曖昧な態度が誤解を生みます。まあ、まずお店の人が客に本気になることはありませんが、男性同士の恋愛を受け付けないのなら、そこは意思表示できるようにしておきましょう。飲み屋のシステムも、ほかの地域のバーやスナック、キャバクラに行くのとさほど変わりません。お財布に1万円程度入っていれば、ちょっと飲んで帰れます。
2、オネエに接客してもらうということ
普通に昼の仕事をしている場合、なかなかオネエの人と知り合う機会はありません。もしオネエだったとしても、隠している人もいるでしょう。そんなちょっと貴重な体験である“オネエに接客してもらう”ということ。これが、今までうまくいかなかった自分の恋愛を断ち切ってくれるかもしれません。
とは言っても、別にオネエが正しい答えを持っていて、説教してくれたり、間違いを指摘してくれる、ということではありません。マツコ・デラックスのような主人が、カウンターで悩みを聞いてくれる…なんてシチュエーションは、なかなかありません。
しかし、少なくとも彼女たちは、“自分に正直に”生きています。そして、「今までの価値観に囚われていてはいけない」ということを、行動で示しています。そこで衝撃を受けるか否かは、人それぞれですが、「今までのやり方がダメだったから、もうここで行き止まり」と感じていた人にとって、新宿二丁目のディープに触れることは、新しい扉を開く可能性を秘めています。
3、新宿二丁目の魔界
とは言え、ちょっと行ってみて、ちょろっと入ったお店がハズレ、ということはあります。だからと言って、「なーんだ、新宿二丁目たいしたことないな」と思わないでください。オネエやオカマ、ゲイもバイも、いろんな人がいます。さらに言えば、恋人募集中の若い女性も普通に新宿二丁目で飲み歩いています。
つまり、カウンターで「俺今恋人募集中なんですよ」なんて話で盛り上がれば、向こう側に座っていた女の子が「私どうですか?」と手を挙げてくれる可能性もあります(あくまで可能性)。女性も入れる一般客向けの店や、男性しか入れない店というのもあるそうなので、まずは来店前にリサーチしてみることをおすすめします。
そんな、自分にとっての新宿二丁目の魔界を探すのも、ひとつの楽しみです。(それが天国への階段か、落とし穴かはさておいて)あとは、やはり、飲み屋を回ることでいろんな人となりが見えるので、人間観察する場所としてはもってこいです。
自分の住む世界がすべてだと思っていると、とても視野の狭い人間になってしまいます。もし、まだ未経験ならば、新宿二丁目で遊ぶことをおすすめします。なお、LGBTとはなんぞや、と思っている方はこちらのサイト「2CHOPO」(http://www.2chopo.com/)もご参考ください。