結婚したい!相手もいないし予定もない!ついでに、どうやって相手を見つけたらいいのかわかんない!という、ないないづくしの男性の皆さん。今から婚活するとして、どうしたらいいのか、具体的に次の行動を決めていますか?
女性の探し方も、出会い方もわからないようでは、絵にかいた餅。ただ、幸せそうなカップルを眺めて、「リア充滅べ!」と呪いの言葉を吐く未来が待っているかもしれません。
確実に前進したいのなら、行動あるのみ!ということで、ここでは、「結婚したい!」という希望を叶える、相手の探し方から出会い方、上手なコツと手順についてご紹介したいと思います。
この記事の目次
ネット婚活ではわがままになりやすい
私(30代女性)もネット婚活でサイト登録したことがあります。もちろん、上手に出会って結婚する人もいますが、女性から見た婚活サイトの男性ユーザーには、偏りがあります。
あくまで個人の感覚ですが、メッセージのやりとりをした男性の約8割くらいが、“相手の女性に自分の理想を押し付けている”と感じました。
当然、結婚するからには好みの女性を選びたいですし、「料理上手だったらいいな」とか「素直で明るい子だったらいいな」という理想があります。しかし、それはやもすれば、“ただのわがまま”になってしまうかもしれません。
存在しない“理想の女”を追いかけるな
たまたま友人の関係で知り合った女性とお付き合いすることになって、自然と結婚…というパターンはよくあることですが、この場合「背が低い子がタイプだけど、嫁は背が高い」とか、「嫁はバツ1だけど、そこは文句が言えない」という場合があります。
ところが、ネット婚活の場合、「背が高い女性はダメ」とか「バツ1はお断り」といった、自分の理想を提示することができます。
私の経験上、料理上手で世話好きで家庭的な女性はバツ1子持ち、ということもありますし、常識的で頭のいい女性はそれなりに年齢を重ねていることもあるでしょう。
つまり、ネット婚活の落とし穴は、相手に騙される云々よりも、むしろ理想を掲げるがあまり、存在しない女性像を作り上げてしまうことが問題。
私が婚活サイトに登録したときに、メッセージをくれた男性の多くは「写真で見る限り童顔っぽいから、きっと穏やかな性格なんだろうね」とか「朝は朝食作って起こしてくれる良妻賢母タイプなんだね」などといった、“妄想語り”をしていました。
(残念ながら私は気が強いし、背が高いし、家事はだいたいできるけど休日は家でごろごろしていたいタイプ。スカートははかないし、あまり化粧もしない。女性らしさがあまりない)
「こういう女がいたらいいな」という理想の女を、ネットの向こう側にいる女性に期待している、ということがメッセージににじみ出ているのです。(これを利用されると、結婚詐欺にも遭いやすい)
ネット婚活自体は素晴らしいシステムですが、このような「わがままになりやすい媒体」であることから、探し方によっては1人にも出会えないまま終わる可能性もあります。
婚活パーティーでは“モテ”を気にするな
結婚相手の探し方、と言えば、合コンよりも婚活パーティーではないでしょうか。しかし、婚活パーティーでも、出会い方、探し方を見誤ると、ひとりにも接触できないままで終わります。
婚活パーティーは「ターゲットを絞る」
男性が想像する、婚活パーティーでの最高のシチュエーションは、「大勢の女たちから積極的に声をかけられて、たくさん連絡先を交換する」という“モテ状態”…ではないでしょうか?
まず現実にはこのようなことは起こらないのですが、そもそも婚活パーティーという場所をどのように考えているか…によって、結果は変わります。
上手に婚活パーティーを活用して、結婚までたどりつけた人は、そこで気が合いそうな女性ひとりと話をして、連絡先を交換し、後日ふたりで会ってみた…というパターンがほとんどです。
つまり、婚活パーティーでは「大勢にモテる」ことではなく「ひとりにターゲットを絞っていく」ということが大きな目的となります。
たくさんモテれば可能性は広がる…と考える人も多いのですが、結婚はひとりの女性と行うものです。見た目や話しやすさから、良い雰囲気を感じた女性にターゲットを絞りましょう。
婚活パーティーで友達を作れ?
婚活パーティーでは、女性と出会うことが目的…なのですが、「ひとりで参加してひとりで寂しく帰っていく」のでは、活用したことにはなりません。
できればパーティーでは、男性女性問わず、知り合いや友達を作って帰るようにしましょう。周囲の男はみんなライバルでしょうか?いいえ、違います。同じ志を持った戦友です。
女性は金持ちやイケメンばかりを狙うハイエナでしょうか?いいえ、違います。彼女たちだって、献身できる男性を探す健気な女性なのです。
恋愛や結婚を抜きにして、人間同士でやり取りできる人でなければ、深いコミニュケーションを要する結婚までたどり着けません。「このあと、飲みに行こうぜ!」と声をかけるくらいの軽いノリで、ほかのパーティー参加者たちと仲良くなりましょう。
とくに男性参加者同士で仲良くしている様子を見ると、女性は好感を覚えます。そこから出会いを広げていくことが結婚に繋がるかもしれません。
興奮を落ち着かせて冷静になれ
女性に慣れていない男性が多い中、ろくに恋愛経験もないまま「結婚したい!」と考えている男性もいると思います。それが悪い、ということはありませんが、少しその興奮を抑える必要があるかもしれません。
結婚のイメージ
皆さん、結婚に対してイメージがそれぞれあると思います。それこそ、毎朝朝食を作ってくれる優しい妻や、かわいい子供ときれいな妻が待っている家に帰る、みたいな良いイメージ。
また、結婚するということは性的関係にもなることなので、毎日好きなだけセックスさせてくれる女性と一緒に暮らすことができる…みたいに考えている人もいるようです。
ただ、同時に男女がお互いに不利益をかぶらなければならないこともあります。今後の生活のことや、お金の問題、子育てや家事の分担、妻の仕事などなど。
「毎日好きな時にセックスできるから結婚したい!でも、セックスさせてくれないなら結婚したくない」みたいな動機での結婚では、相手も見つかりませんし、万が一結婚できたとしても長続きしないでしょう。
上手な探し方・出会い方=デメリットを見る
相手を探したい、出会いたい場合、異性に対する興奮を抑え冷静になる必要があります。そのため、見なければいけないのは「不利益(デメリット)になる部分」です。
- 結婚したら自由はなくなるし、お金も好きなようには使えない
- 行きたい場所もしたいことも我慢しなければならない
- 両家の親戚づきあいに、お互いの仕事のこと
- 子供ができれば、問題は山積み
- 生活費をどこから捻出するか
- 貯金は?保険は?
このような問題を目の前にしても、それでも「この人と結婚しよう」と思えなければ、誰と結婚しても「結婚そのものがデメリット」としてしか感じられなくなります。誰と結婚しても、失敗するのです。
正直な話、夢見る男性の結婚観は、自分のメリットしか含まれていません。それらが叶う部分もあるでしょうが、多くは裏切られる結果となります。
「結婚してハッピーエンド」ではないので、「これからもっと苦しい思いをしなければならないとしたら誰を選ぶ?」を基準に、頭の中を冷静にしていかなければなりません。
友達みたいな女を選ぶべし
よく「こいつ(女性)のことは、女としてみれない。恋愛対象じゃない」と言う男性がいますが、実は結婚するなら、そのような恋愛対象とはなりにくい、友達みたいな女性の方が向いています。
生理的に無理、というのを除いて、友達みたいに一緒にいて気楽、なんでも言い合える、相手の能力を認めている、などの“友達”の感覚は、「長く連れ添うパートナー」には必要な要素です。
結婚というのは一時的にハッピーになるためのものではなく、長期にわたって継続していくものですので、外見の好みだとか、性的魅力などというものは、二の次として考えなければなりません。
そのためよく「探し方とか出会い方教えてくださいよ、出会いがないんですよ」なんて言われて、「お前その隣にいる女はどうなんだ」と指摘すれば「こいつのことは女としてみれないんで~」と返ってくる始末。
ここから「女としてみれない女友達こそ結婚相手にふさわしい」と言えるのではないか?というのが、私の持論。結婚には、トキメキもドキドキも必要ないからです。
良い女の探し方・出会い方
では、結婚に適した良い女を探す、出会うためには、どうしたらいいのでしょうか。失敗しない結婚をするためにはどうしたらいいのでしょうか。
ズバリ「自分の目は信用しないほうがいい」です。当然、自然に知り合って結婚する、という流れに乗れる人であればいいのですが、それができない、わざわざ出会いに行かなければ出会えないような人は、プロにお任せした方がいいです。
結婚相談所のプロにお願いしたり、信頼できる人(上司や恩師)に紹介をお願いしたり、友人に紹介をお願いしたり、ネット婚活でも条件によるマッチングを試してみるべきです。
“自分にあう人”というのは、自分自身のことをよく理解している人でなければわかりません。自分を過小評価したり、逆に過大評価しているような男性には、そもそも“見る目がない”のです。
婚活はひとりきりで孤独に行うものではありません。できるだけ周囲を巻き込んで、頼れるところは頼って、お互いが「結婚してよかった」と思える結婚を実現しましょう。