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結婚できない原因は年収だった!?女性が求める理想の希望額は?

投稿日:2017年8月13日 更新日:

いくら結婚したい女性がいて、相手もこちらを愛してくれていても、いざ結婚を申し込んだら断られた、という例があります。また、婚活パーティや合コンなどに行って、会話の中で聞かれるままに答えた途端に、あからさまに「対象外」扱いされてしまうこともあります。

この原因はズバリ「年収」の問題であることが圧倒的に多いです。つまり、今の年収では「結婚対象にならない」と判断されたわけです。

しかしそれでも結婚はしたいという場合、どの年収レベルを目指せばよいのでしょうか。そしてそれはどのような方法で実現させられるのでしょうか。とても悩み深い問題です。

そこでここでは、女性から結婚対象と認定される年収レベルと、そしてその実現方法についてご紹介します。

女性が結婚相手の男性に求める理想の年収は?

男性の場合は、年収=自分の仕事上のステータス、という意味合いが強いので「高ければ高いほどいい」という感じですが、女性はもっと現実的です。女性は以下のような生活を満たしてくれるだけの年収を結婚相手に求めています。

自分を専業主婦にさせてくれる年収がある

30年前の「男女雇用機会均等法」施行の時代には、「男に交じってバリバリ仕事をしたい」という女性が多かったのですが、しかし今やブラック企業が増え、頑張っても年収が上がらないという時代になり、そして何より結婚適齢期を迎えている女性が「頑張らない」ことを教育された「ゆとり世代」でもあるため、多くの女性は早く仕事を辞めて楽になりたい、と思っています。すなわち、結婚したら専業主婦になりたいという願望です。

ただしそれには条件があります。今働いている女性であれば、少ないながらも自分の自由になるお金があり、時々ちょっと高いランチをする程度の贅沢は可能です。専業主婦になっても、その生活レベルが維持できるだけの収入は必要だということです。生活のためにパートをして家計を助けることは考えていなく、夫1人の収入でそれができるだけの年収レベルがあるということが結婚相手の最低ラインであり、第1の条件なのです。

マイホームが買えるだけの年収がある

また、なおかつマイホーム購入のできる資金がすでに貯金としてあるか、特に生活を切り詰めなくても、何年か後には自然に溜まる程度の年収がある、ということも必要な年収レベルの基準です。中にはマイホームは維持費が大変だとする賃貸派もいますが、夢として、あるいはステータスとしてマイホームを持ちたいというマイホーム派が圧倒的に多いのが事実です。

それがマンションなのか戸建て住宅なのかによっても、また住んでいるエリアによっても購入金額は違ってくるでしょうが、いずれにしても生活設計としては、結婚した当初は賃貸住宅に住んだとしても、そのあと数年したら、夫婦の寝室と子供それぞれの部屋、そしてリビングが確保できるくらいのマイホームが購入できるだけの年収があるかどうか、ということが基準なのです。

その年収の額は具体的にはいくらなのか?

ではその年収の金額とはいったいどれくらいを具体的に女性は考えているのでしょうか。

結婚式場を運営しているアニヴェルセルという会社が、首都圏、関西に在住の20歳~36歳の未婚男性、未婚女性1400名に調査したアンケートによると、女性が結婚相手に求めている年収レベルの第1位は「500万円以上」でした。

さらに、「収入は関係ない」の回答が15%なのに対し、「700万円以上」~「1,500万円以上」の合計は19.7%とこれを上回りました。つまり、最低でも年収500万円以上はないと結婚対象にならない、ということです。

これは果たして現実的な金額なのでしょうか。国税庁の平成25年の統計調査によると、20代前半の平均年収は246万円、20代後半では339万円、30代前半は384万円、30代後半は425万円です。つまり女性が望む年収500万円という金額は、一般的な結婚適齢期の平均年収を大きく上回っているのです。

貯金額の理想は

また、女性が結婚対象として判断する時に年収と同時に見るのが貯金額です。結婚する時には、婚約指輪、結婚式、新婚旅行、新居の敷金および礼金と引っ越し費用、家具などかなりの費用が必要です。その準備ができているかどうか、という判断です。

これがどのくらいの金額かというと、マイナビウーマンが22歳~34歳の社会人の婚活女性を対象に実施した、結婚相手に望む貯金額というアンケートによれば、第1位は「500万くらい」で28.8%、第2位は「300万くらい」で23.7%でした。

これは年齢別に見るともう少し異なりますが、いずれにしても年収だけではなく貯金も最低300万円は持っていないと結婚対象にならない、ということです。

理想の結婚対象になる方法1「年収を上げる」

さて、この記事を読んでいる、今結婚したいと思っている独身男性は以上のような条件をクリアしていますでしょうか。もしもクリアしていない場合は、このような条件を求めない女性を探すか、結婚をあきらめるか、あるいは条件をクリアできるように頑張るかの3択しかありません。そこで、3つめの、年収条件をクリアして理想の結婚対象になるための方策を以下にご紹介します。

資格を取る

まず誰でも最初に思いつくのが資格を取ることでしょう。転職市場で歓迎される資格を取れば、年収アップが期待できる転職をすることも可能です。しかし、今の会社に在籍したまま資格を取っても、その会社にそれに見合った資格手当などがなければ、勉強時間をとられた割には給料に反映されない、ということもあり得ます。

とにかく残業、休日出勤を増やす

さらにもっと簡単な年収の増やし方は、残業代、休日出勤手当が出る会社であれば、それを精一杯もらうということです。世の中には定額の月給以上の残業代と休日出勤手当をもらい、それでマンションを購入したような猛者もいるくらいです。

ただしこれにも問題があります。1つは残業代や休日出勤代手当をもらうには体力や健康をそれと引き換えにしなければならないという点と、定時で終わる仕事量しかないのに無理に残業や休日出勤をしていると返って「仕事ができない人間」と評価され、年収を増やす本来の方法の昇格や昇給の妨げになるという点、そしてブラック企業への指弾が強まっている世論の中で会社そのものが残業や休日出勤を抑制したり禁止したりし始めている、という点です。

副業をする

そう考えていくとあるいは1番現実的なのは副業をすることかもしれません。ネットなどで調べると、会社に勤めながらでも、帰宅後や週末だけで月3~5万円稼げる副業は色々とあります。

ただしこれにもリスクがあります。それは多くの会社は就業規則で副業を禁止している点です。ですので、副業は会社にバレないようにしないと、露見したら会社を辞める羽目になることさえあります。

結果責任を負う仕事に転職する

またそのような裏技ではなく正々堂々と年収を増やす方法もあります。それは当たり前ですが、転職をすることです。しかし、今と同じような仕事で転職をしても劇的に年収が上がるということは少ないでしょう。

ですので、年収を上げることだけを考えるのであれば、結果が明確に出て、その結果に応じて報酬が上がるような仕事に転職することです。具体的には、保険、不動産、外資系MRなど歩合給制度の、飛び込み営業も辞さないプッシュ型営業職です。

これであれば年収500万円どころか1000万円も夢ではありません。ただし、精神力、体力、コミュニケーション力がなければ結果は出ませんので、そこに自信がある場合のみこの方法をとりましょう。

転職エージェントを通して転職する

そこまで劇的に上がらなくても転職で年収を上げる方法はあります。それは、ハローワークや転職サイトで自分で転職先を見つけるのではなく、コンサルタントのつく転職エージェントを通じて転職することです。転職エージェントは、転職斡旋した人間の年収の30~50%を手数料としてとるので、できる限り高い年収で転職させようとします。ですので、年収が上がる可能性が高いのです。

理想の結婚対象になる方法2「貯金を増やす」

さて、年収がそれほど高くなくても結婚対象として見てもらえる方法があります。それは貯金を増やすことです。仮に年収300万円でも、貯金が2000万円あったら、相手の女性の目の色は間違いなく変わるはずです。その貯金を増やす方法には以下のようなものがあります。

支出を減らす

まず簡単な方法は、節約をして支出を減らし、毎月残る金額を増やすことです。

たとえば方法としては、「財布の中の小銭まるごと貯金」があります。500円貯金箱などの場合は500円玉がないと貯金できませんが、これは大きい空ビンを用意し、お札をたくさん持っているときなどに、財布に入っているすべての小銭を丸ごと貯金する方法です。これであれば簡単で、結果的に節約になるので、それなりに貯金額は増えていきます。

月に決まった金額を貯金する

また、1番王道の方法としては、毎月貯金可能な上限額の半分くらいを決めて貯金していくことです。それには以下のような方法があります。

1 自分で別口座に移す

簡単なのは、給料日にその額をATMで下し、金利の高いほかの銀行口座に自分で移すことです。生活費と同じ口座の中で貯金をすると、貯金額が分からないのでモチベーションも上がらず、またお金が不足したときに貯金から回してしまう危険性があります。

2 給与からの天引きを利用する

自分でいちいち下すのが手間なら、会社が給料の手取り額を振り込む時に貯金も引いてくれる給与天引き制度を活用しましょう。特に、社内預金や財形貯蓄などの制度がある場合は、金利も高いことが多いので得です。

3 積立定期預金を利用する

そういう制度がない、あるいは会社とは別の形で貯金したい、という時は「積立定期預金」が便利です。これは毎月一定額が自動で給与口座から同じ銀行の定期預金の口座に振り替えられる仕組みです。

できるだけクレジットカードは使わない

また節約という意味では、日常の買い物などではできるだけクレジットカードを使わない方がよいでしょう。クレジットカードの場合、使ったお金の大きさや、今月いくら使ったのかがわかりにくいため節約の妨げになります。

衝動買いをしないで物欲を抑える

また衝動買いをしないようにすることも重要です。あるものを買いたくなったら、まずそれを買わなかった場合、自分がずっと後悔するかを考えましょう。そして一旦時間を置き、それでも頭から離れない場合は購入を考えます。これでかなりの物欲は抑えられます。

外食をしないで自炊する

また地味ですが意外に貯金につながるのが、外食を止めて自炊にすることです。1人暮らしで、残業などで遅くなると、つい外食やあるいはコンビニで出来合いのものを購入する、ということがありますが、レトルト食品を備蓄したり、週末に保存できる総菜などを作り置きし、普段の日はそれを電子レンジで温めて食べる、というだけでも月に2~3万円は節約できます。

まとめ

いかがですか。

若い男女の既婚率が下がっていることが問題になっていますが、その根幹はやはり年収が上がらず結婚しても生活が維持できないという点と、だからと言って共働きをしてまで結婚したいと女性が思わなくなってきている点が大きいです。

しかし、結婚をしないと、長い人生の中では損をしたり、後悔をすることが多いのも事実です。何より、年を取った時に孤独でいることは、生活的にも精神的にも健康的にも非常にきついです。

もちろん理想の結婚対象になるためには、お金だけが重要なわけではありませんが、しかし最重要の問題であることは事実ですの。ですので、しっかりと年収を上げ、貯金を増やし、「この人」と自分が思った女性から結婚対象と認識してもらえるように頑張りましょう。

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