付き合っている彼女と、まだお泊りしていない?これから誘うつもり?でもプランが定まらない?…初めてのお泊り旅行のお誘いって緊張しますよね。
女性の立場から考えると、あまり早い段階で誘われても「早くない?」と思いますし、あまり放って置かれると「こいつ、どういうつもりなんだ?」と思います。
さらに目的もなく、近場の旅行に誘われると「あ、こいつただのスケベ目的だな」と思うので引きますし、“お泊り”がメインになってる感じでも引きます。また、「実家への帰省に誘う」のは、重すぎます。
ということで、さらっと自然に誘って、自然にベッドインできる上手な誘い方、また旅行のプランなどがあれば是非とも利用したい!今回は、初めてのお泊り旅行の成功率の高い誘い方を3つご紹介します。
この記事の目次
その1…お泊り以外の大きな目標を作るべし
もし女性に「ねえ、セックスしたいからお泊り旅行しようよ」と言ったら、どうなるでしょうか。十中八九、「は?何言ってんの?」と言われるでしょう。もしくは無言で去っていくかもしれません。
大変率直で不純物のない最高の誘い文句ではありますが、受け取る側(女性)としては、まだ生きている鶏を指差して「美味しそうだね」と言われるくらい不気味な話です。
ということで、上手に誘うためには、オブラートに何重にも包んで中身が見えないくらいに演出しなければなりませんし、うっすら中身が透けて見えると「グロイ!」と思われてしまいますから、細心の注意を払わなければなりません。
女性は大義名分を欲している
女性がセックスしたくないか…と言えばNOでしょう。女性だって(まあ、ほぼ大体は)付き合っている男性とそういう関係になることに期待を抱いています。
なので、「セックスしたい」というゴールは一緒ですが、そこまで行くための道が“けもの道”だと「大切にされていない」と感じますし、“レッドカーペット”だと「大切にされている!」と感じます。
旅行の目的を用意する、という作業は、この「けもの道を歩かせる」のか「レッドカーペットを用意してあげるのか」の違いがあります。
「●●に行こうよ」でお泊りを隠して
たとえば「ウユニ塩湖に行こうよ」と言えば、彼女は喜んでついてくるでしょう。ウユニ塩湖のようなきれいな景色は日本では見られませんし、行けば一生の思い出になります。
…というのは大義名分で、このような(ちょっと大げさですが)遠い場所は、お泊りしなければ行けない場所です。
都内に住んでいれば、北海道旅行はお泊りでなければ厳しいですし、沖縄旅行も日帰りはキツイですよね。
さらに、ぼんやりと「北海道行こう」ではなく、「北海道でこういうイベントがあって、今しか見れないんだって!」という、目的を絞って絞ってわかりやすくすること。これが“自然な誘い”になります。
その2…記念日にぶち当てろ
なぜ旅行に行くのか?きっと彼女も「今週末、旅行行かない?」と言われたら、戸惑ってしまうでしょう。やはり、時期やタイミングにも大義名分が必要です。
付き合って1年記念日でもいいですし、彼女の誕生日でも構いません。彼女が「ああ、そうか。プレゼントのつもりで誘ってくれてるんだな。じゃあ、断れないな」と思うタイミングで誘うことが重要。ついでに、“彼女のリクエストに応えてあげる”というのも、重要な要素となります。
彼女のための旅行にしてあげよう
恋愛初心者は、男女間の「サプライズ」を勘違いしているかもしれませんが、何から何まで用意してあげて彼女を喜ばせるには、入念な情報収集とお金が必要です。
でも、そこまで情報収集できる完璧な男は残念ながらあまりいませんし、彼女の願いを叶えてあげられるだけのお金もないでしょう。
ということで、手っ取り早いのが、彼女に「どこに行きたい?」と聞いてしまうことです。わからないことを人に聞くことは恥ずかしいことではありません!(はいここ、テストに出ます!)
「誕生日プレゼントに、旅行に連れて行ってあげたいんだけど、どこか行きたい場所はない?」と聞いてしまいましょう。すると、まるで「彼女がお泊りしたくて行く旅行」のようになって、彼の心の負担は減ります。
ベッドイン不可避にする演出
一緒にお泊りで旅行に行く、ということは、ほぼ「セックス決定」なのですが、ここで「やった!これでベッドインできるぞ!」と安心してはいけません。
最後まで手を抜かないのが真の男。次に繋げるためにも、やっておかなければならないことがあります。それが「下着のプレゼント」です。
記念日や誕生日の旅行…ということですが、いざ部屋でふたりきりになって、「脱いじゃえば何着ててもおんなじ」みたいな扱いをされては、彼女の立場がありません。(彼氏にかわいいって言ってもらいたいわけですから)
そこで「君に似合うと思って」とセットの下着をプレゼントすれば、その場で試着せざるを得ない。あとは、どうぞまな板の上で料理してください。「褒めちぎる」これで完璧です。(ただし、過激な下着は逆効果です)
その3…食欲へ訴える!ご当地新鮮食材
贅沢ってなんでしょうか。キャビアやフォアグラばかりが高級食材ではありません。「その土地、その場所でなければ食べられないもの」というものがあります。
本当の贅沢とは、わざわざその土地にまで行って、それらの貴重な食材を新鮮なまま食べること…なのではないでしょうか?ということで、最後のお泊り必勝文句は、「●●食べたくない?」です。
お取り寄せできない珍しい新鮮食材
中年男性が孤独にグルメするドラマが大人気ですが、ああいうグルメ番組って、女性も大好きです。見てると食べたくなります。
度々、出張で遠くに行って「その土地でしか食べられないもの」を食べている姿を見ると、たまらなくなります。(場所を調べたりして)
ということで、このようなご当地グルメ番組を一緒に見るなり、彼女に見せるなりして、「ここ行かない?」と誘うと、とてもスムーズに誘うことができる上、遠い場所であれば自然とお泊りの約束もできちゃいます。
“その1”での大義名分にもなりますし、“その2”で言うところの、「彼女の食べたい欲求」を満たしてあげる立場にもなることができます。
食欲には勝てない
その新鮮食材は、何も海鮮に限りません。ご当地ラーメンでもいいでしょうし、話題の巨大パフェでもいいわけです。もしくは、その店で期間限定販売されているメニューでも。
コツは、自分が食べたいものを押し付けるのではなく、彼女の反応を見過ごさないこと。たとえば、彼女がちらっとめくった雑誌で「京都のスイーツ特集」があり、「この抹茶パフェ美味しそう!」と言ったセリフを聞き逃さないでください。
そこで「じゃあ、行こうか!」と言えるのがイケメン(いや、顔じゃなくて心がね)。彼女は「えー、でも遠いし」と言ったら、「泊まればいいじゃん」とさらっと言ってのけましょう。
お泊りが初めてだと下心丸見えかもしれませんが、このとき彼女は食欲に支配されています。「あ、そうか、ここに行けば、この店のこれも、あれも食べれる!」と思っていますから、大丈夫です。
彼女とのお泊り…誘う前の注意点
男性には、彼女をお泊りに誘う前の段階で注意していただきたいことがあります。それが、“彼女の乙女的事情”です。簡単に言うと月経です。
というのも、恋愛初心者男子は女性に月経があることをすっかり忘れているパターンが多いです。もし「誘って断られた!」という場合でも、それは“女性の事情”の可能性があります。
もちろん、「今、生理なの?」と質問することは、大変失礼なのでやめてほしいですが、そういう事情があることを想定に入れて、旅行の日取りには余裕を持って誘ってほしい…というのが女性側の願望です。
しかも、人によっては月経周期が読めない人も多く、「突然来た!旅行無理!」という場合もあるので、そのへんには柔軟に対応できるようにしておきましょう。
一度断られたからといって「この女遊びで付き合ってるのか?」と疑ったり、「ほかに男がいるのか?」と疑う前に、“女性の言えない事情”がある可能性を疑ってみてください。
やはり、誘うのが上手な男性は、自分に彼女を合わせるやり方ではなく、彼女に自分を合わせることができる男だと思います。