セックス依存症は、誰もが陥るリスクがあります。自分はあまり性欲が強い方ではないし、セックス依存症になる事はない、そう考えていたとしてもなってしまう可能性があるのです。なぜならセックス依存症は、日々の人間関係やストレス、生活習慣、家庭環境などが大きく関係しているからです。
そして男女で、セックス依存症の症状や原因は大きく異なります。そこで今回はセックス依存症とはそもそも何か点について言及するとともに、男女それぞれの違いについてお伝えします。
何故、セックス依存症になってしまうのか
冒頭でセックス依存症になる原因は、男女で違いがあるとお伝えしましたが、男女共通している原因もあります。それは性欲の強さです。一般的に男性の性欲はとても強いとされていますが、実は個人差はかなりあります。
いわゆる肉食系男子といわれている男性の、女性に対するモチベーションはほとんどが性欲から来ているのです。つまり勢力が弱い男性は肉食系男子にはなりたくてもなれない、ということなのです。
そしてその強すぎる性欲をセックスで満たそうとするあまり、その快楽に溺れて抜け出せなくなってしまう。その状態がセックス依存症なのです。だからそういった意味では男性のセックス依存症は、性欲が強くなおかつ女性を惹きつける魅力がある男性ほど、陥りやすいわけです。
この性欲の強さを原因としたセックス依存症は、ほぼ女性でも同じです。たとえ性欲が強い女性がいたとしても、異性からモテなければセックスそのもの営むことができません。つまりセックス依存症に陥る女性は、性欲が強く、なおかつ男性を惹きつける最低限の魅力を備えていなければなりません。
男性を惹きつける魅力がなければ、そもそもセックス依存性になれないわけです。だから男女共通したセックス依存症の原因は、強すぎる性欲と、異性を惹きつける魅力を兼ね備えてしまっていることが、発生原因の一つなのです。
現実逃避としてのセックス依存性
ではここからはセックス依存症に陥る原因の、男女の違いとして女性に多い現実逃避についてお伝えします。女性がセックス依存症に陥る場合は、現実逃避によることが多いのです。
その現実逃避は、幼少期の性的虐待や、少女時代に、性的暴力を受けたことに起因している場合があります。子供の頃に、何かしらの性的被害に遭っている女性ほど、現実逃避としてセックスに依存してしまう可能性があるのです。
一度性的被害を受けているわけですから、性行為に対する抵抗は、一般的な女性よりも大きい傾向があります。しかしながら一度そのフィルターが外れてしまうと、セックス依存症になるほど、エスカレートしてしまう場合があるのです。
自分への自信のなさを埋めるためのセックス依存症
先ほどは男女の違いとして、女性のセックス依存症に陥る原因についてお伝えしましたが、男性の場合はどうなのでしょうか。男性の場合は、自分への自信のなさ、コンプレックスを埋めるためにセックス依存症に陥る場合があります。
その症状は、付き合っている交際相手の女性や、端からセックスを断られた時に爆発する可能性があります。自分への自信のなさをセックスで埋めているわけですから、そのセックスが断られたら、自尊心が同時に大きく傷つけられてしまうのです。
だからその傷つけられた反発そして、怒りの感情周囲にばらまいてしまいがちなのです。こういった男性のセックス依存症の本当の原因も実は女性と同じように、幼少期の体験にあります。
子供の頃に、育ての親から愛されている実感を持てなかった場合や、自分にとって自信となるような成功体験がない男性ほど、こういった症状に陥りやすい傾向があるのです。だから自分自身がセックス依存症にならない為には、何かしらの成功体験を味わうことが大切なのです。
まとめ
ここまで、セックス依存症と男女それぞれの違いについてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。セックス依存症になる原因は男女で違いがありますが、根本的なところは、自分自身に対する信頼の欠如や、周囲からの愛情不足にあります。
だからセックス依存症の予防としては、普段から周囲に愛情を与えることでしっかりとした人間関係を築くこと、そして自分を信頼することが何よりも大切なのです。
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