女性の心をつなぎとめるにはさまざまなポイントがありますが、その中でもいろいろな能書きを付けても、結局は男女は「動物」であることに変わりがないので、SEXが非常に重要だということは否定できないでしょう。
これが同じセックスでも男性の場合は、単純に相手のテクニックが上手いとか、膣の具合がいいとか、顔やスタイルが好みとか、男性器と女性器のサイズ感など、ある意味わかりやすい即物的な要素でその女性とのセックスが捨てがたいがどうか判断しますが、女性の場合はもっとあいまいです。
それを女性は「セックスの相性」と言ったりします。「今の彼氏、すごい浮気性だけど、セックスの相性が良くて離れられないの」という具合です。ですので、恋人であれセフレであれ、女性の心を離さないためには、そのセックスの相性とは何なのか、ということを解明し、それを相手に感じさせるようにすることが必要です。
そこで今回は、女性にとってのセックスの相性とはいったいどういうものなのか、そしてそれを「相性が良い」と感じさせるにはどのようなテクニックとポイントがあるのか、ということについて解説します。
女性にとってセックスの相性は「イク」ことだけじゃない
まず、最初に明確に理解しておく必要があるのは、男性は「イク」、つまり射精できれば満足で、うまくその射精をさせてくれる女性であればセックスの相性がいいと感じがちです。
が、しかし女性はそうではない。つまり「イク」ことだけで「相性がいい」とは思わない、という傾向があるということです。ですので、とにかくアソコを舐めて高速ピストンを激しく行ってイカしてやればいいだろうと考えていると、大きな間違いを犯すことになるのです。
それはなぜかというと、女性はセックスにおいて精神的な面を非常に重視するからです。挿入のテクニックよりも、その場のムードや、相手からの愛情や相手への信頼を感じたりすることが大切なのです。
そのためには、セックスの時の男性の気遣いや優しさがあるかどうかが大きなポイントで、それがあると満足できるセックスとなり、「この人とはセックスの相性がいい」と感じるわけです。
女性がセックスの相性がいいと感じる7つの瞬間
では、その「精神的な満足感」をどういう時に女性は感じるのか、ということを細かく見ていきます。
1 抱き合った際にフィット感が良いなと感じた時
「抱きしめられただけで心地良くて濡れてしまう」という女性さえいるように、男性から抱かれたときの感触が心地よいことがセックスの心地よさと非常に密接な関係にあります。ですので、こちらの一方的な興奮で強く抱きしめたりしてもダメなのです。
2 胸などを愛撫されたときに痛かったりくすぐったく感じなかった時
男性には「胸は第2の性器」という前提があって、それはある意味正解です。しかし、一方で胸を触るだけで相手は感じるだろうと思いがちなのも実はそうではないのです。強く愛撫して痛かったり、かといって優しすぎてくすぐったくても、それはダメだということです。
3 挿入のタイミングやリズムが自分に合うなと感じた時
自分が挿入してほしいと思った時に相手もそう思って挿入してくれる、動き方も自分が感じるように動いてくれる、ということは、仮に男性がセックスの熟練者でタイミングを計って挿入しているのだとしても、女性からすれば「お互いの気持ちよいポイントが一致している」ということで相性がいいと感じます。
4 キスがとろけるように気持ちよかった時
女性は男性が思っているよりも数倍キスが好きです。「キスされたときに身体に電気が走った」という女性もいて、胸よりもむしろ唇の方が「第2の性器」だという説さえあるくらいです。とはいえ、AVで見るようなねっとりとしたディープキスをすればいいということでもありません。ですので、臨機応変なキスのテクニックを磨くことは非常に重要なのです。
5 身体の触りかたが丁寧で、相手の細やかな気遣いを感じた時
女性には女性の身体の感じ方の高まりのリズムがあります。そのタイミングを見て触ってくれる男性には、自分への気遣いを感じ、セックスの相性がいいと思います。
6 自分が感じている瞬間に、相手も「気持ちいい」と言ってくれた時
女性は「身体のシンクロ=心のシンクロ」だと思います。ですので、同じタイミング同じように気持ちよさを感じることを伝えると、相性がいいと感じます。
7 同じタイミングでイった時
そして究極はフィニッシュである「イク」タイミングが一致したときに、そのシンクロ度合いが最高潮に達します。特に、実は女性は男性よりもイキにくい人が多いので、それが同じタイミングの場合は相性があっていると思うのです。
セックスの相性が良いと思わせるマル秘テクニック
以上からわかるように女性がセックスの相性がいいと感じるのは、実際にはピストンの方法などもありますが、まずはそれ以前に精神的な満足感をいかに与えてあげるか、という点です。しかし、単に「こちらも相手のことを愛している」といっても、その感情のまま乱暴に扱ったりしては、その気持ちは伝わりません。
結局は「自分の気持ちや愛情をいかに動作や行動を通じて伝えるかのテクニック」が重要なのです。ある意味セックスにおける「愛情表現」です。そこで以下にそのテクニックについてご紹介します。
1 よく観察をして、相手が感じるポイントを探る
まず大前提は「観察」です。相手にいろいろな触り方、接し方、あるいはピストンの仕方を試して、しっかり観察し、相手の微妙な反応を察知して、感じているようであればそれを徹底して行いましょう。
たとえば、上に挙げた感じる瞬間の中で「抱き合った時のフィット感がいい」ということがありましたが、はっきり言ってそのようなことは相手の感じ方次第なので、こちらにはわかりません。しかし、強く抱きしめた時に相手が小声でも「痛い」と言ったら緩め、逆にしがみついてきたらちょっと強めに抱きしめる、ということをするだけで、相手には絶妙のフィット感を与えることができるのです。
ある意味、究極はこれをするだけでもかなり相手から「この人とのセックスの相性は最高」と思われるはずです。
2 気持ちいいキスをする
とは言え、それに加えて、抱きしめ方にしても、ピストンにしても、愛撫にしても、こちらの引き出しが多ければ多いほど、相手の感じるポイントを見つけやす、というのは事実です。ですので、その中でもかなり女性の「気持ちよさ」を左右するキスのしかたのバリエーションについて、いくつかポイントを挙げておきます。
まず男性はすぐにディープキスをしたくなりますが、これはあまりテクニック上は上手い方法とは言えません。最初のキスはプレッシャーキスと言って、舌を使わず、自分の唇を優しく相手の唇に沿わせていき、唇で唇を愛撫する方法がベストです。唇が第2の性器だとしたら、その中のまさにこれがクリトリスへの愛撫と同じ位置づけになります。
次にセックスの流れに入る場合はやはりディープキスになります。この時には、舌をゆっくりと入れていきましょう。そして注意するポイントは、相手の歯に自分の舌が当たらないようにすることです。女性の多くは、相手の舌が自分の歯に当たることがキライです。そしてその上でゆっくり舌を相手の舌の下に滑り込ませ、そこで舌を絡ませてます。これもゆっくりと行い、お互いに舌で舌を愛撫する感じを楽しみましょう。それに満足してきたら、次にこちらの舌で相手の口の中をゆっくりと舐めていきます。
ここまでが上手くできれば、相手のアソコはほぼ確実に濡れてきているはずです。また、少しバリエーションも付けてもよいでしょう。たとえば相手の舌を優しく吸ったり、舌を甘噛みする、というのもグッドです。
3 じらしたうえで、ギリギリのところで触る
これも観察が非常に重要なのですが、じらす、ということと、相手が待ちくたびれるというギリギリのタイミングで触ったり、服を脱がせたり、あるいは挿入したり、ということが重要です。
ひとつ例を挙げると、胸への愛撫の仕方です。たいていの男性は、いきなり乳首を口で吸ったりしますが、相手はそれも感じはしますが「相性がいい」と思わせるところまではいきません。乳首を吸うのは最後の最後です。それまでは、下乳や乳首の周辺をゆっくりと舐めて、相手が「次に乳首に来る!」と思わせておいて、それをはぐらかすように、また違うところを舐めるのです。
これをされると完全に相手は「早く吸って!」という状態になって、その段階で初めて吸うと快感は何倍にも膨れ上がります。ただ、タイミングが遅くなると逆に相性が悪い、と思われますので、しっかりと相手の反応を見ながら行いましょう。
4 体位は反応を見ながら時々変える
体位も同様です。女性にどの体位が好きかと質問すると、だいたいの場合は正常位と答えますが、それは男性と向き合って抱きしめあいながらできるからです。しかし、実際の膣への刺激という意味では、後背位が1番感じるように身体の構造ができています。また、一方で騎乗位などのほかの体位の方が感じる女性も少なからず存在します。
ですので、まずは正常位で挿入しても、相手の反応を見ながら、いくつかの体位を試して、相手が1番反応したものをじっくりと行うようにしましょう。ただし、だからと言って頻繁に次々と体位を変えるのは、あわただしと思われるのでNGです。1回のセックスで体位を変えるのは最大3回くらいまでと考えましょう。
5 相手が感じていたら自分も気持ちいとささやく
身体のシンクロ=心のシンクロ、と書きましたが、相手に錯覚にしろそう感じさせるのは、相手が気持ちいいと感じている時に、こちらも気持ちよくなっていると伝えることです。ですので、正常位などの時に相手の反応がよかったら、耳元で「最高だ」「気持ちいいよ」とささやいてみてください。
6 イクときは一緒に
そしてフィニッシュです。男性には遅漏、早漏がありますし、また相手の膣の構造もあるので、なかなか射精のタイミングをコントロールするのは難しいですが、しかしできるだけ相手がイク時に自分も射精するようにするのがベストです。
そのためには、まず相手がイキそうになってるかどうかを判断することが重要なので、挿入している最中に「イキそうになったらいうんだよ」とささやいておきましょう。これは同時に軽い「言葉責め」になるので、相乗効果があります。
そしていよいよその時になったら、一緒にイクことを狙うわけですが、多くの男性の場合自分がイキやすい体位と、イキにくい体位があるはずです。これを自分で把握しておき、体位を変えることで自分の射精のタイミングをコントロールして、一緒にイケるようにするのが1番簡単です。
まとめ
いかがですか。セックスそのもののテクニックはほかにもいろいろとありますが、しかし「相性がいい」と思わせるためには以上のポイントを押さえるだけでも十分に効果があります。
ぜひ実践して、「この人とのセックスの相性は最高」と思わせ、相手との関係が浮気や不倫などの婚外恋愛だろうと、彼氏と彼女の恋愛カップルだろうと、彼女がこちらから離れられないようにしてしまいましょう。
あるいは今モテてない男子でも、これを実行すれば間違いなく、セックスフレンド関係でもなんでもすぐに作れますよ。
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