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仕事術

こんな上司はもう嫌だ!嫌いな上司ワースト10!対処方法や上手な付き合い方を伝授

投稿日:2017年6月27日 更新日:

あなたの会社にもいませんか?部下から嫌われている上司が。

しかし当の上司本人は嫌われていることも自覚していなければ、仮に知っていてもその理由までは理解していないということがほとんどです。でも面と向かってそのことを指摘できる人もなかなかいないでしょう。

ここでは、そんな「こういう上司は嫌いだ!」というワーストランキングを10位までご紹介するとともに、そのような上司の下についてしまった場合、どのように対処したらいいのかという方法についてもご提案します。

嫌われる上司のワーストランキング10!

第1位 責任逃れをする 77.3%

職場や仕事でトラブルがあると、自分がその決済をしたくせに、

  • 俺はそこまで聞かされていない
  • あれは部下に任せていた案件

といって責任逃れをする上司がいませんか?アンケートではそういう上司が1番の嫌われものでした。

そうであれば、うまくいったときにも「これは部下が頑張ったから」と言えばいいのに、そういう時には「俺の判断が正しかった」と、まさに「手柄は自分のもの、失敗は部下のせい」というのが、さらに嫌われる原因です。

基本的に責任感がなく、自分の評価や評判だけを気にしているのです。

第2位 口先だけで、行動に移さない 64.3%

会社の問題点について声高に話したり、今の仕事のやり方の欠点を言う上司はいませんか?

であれば、自分で行動を起こしてほかの部署に働きかけて改善するなり、あるいは業務や仕事のやり方を自分主導で変革させる立場なのに、基本的には口に出しているだけです。それであれば言わなければいいのに、そういう上司に限って評論だけは1人前です。

さらには、会議やミーティングの時でも、「会話の中に出てくる単語」で自分の琴線のどこかに触れるものがあると、反応して延々持論を展開する上司もいます。

しかし、今はその話をしているのでもなければ、持論そのものが全く的外れ、というのがほとんどです。他部署の人には恥ずかしいし、内部のミーティングであればただ黙った持論展開が終わるのを待つしかありません。

第3位 理不尽なことで部下を叱る 60.0%

自分の固定観念にがんじがらめに縛られている上司がいます。そういう人は、仕事でも、部下のプライベートなどのことでも、自分の固定観念に合わないといきなりキレて部下を叱責します。

そしてたいがいは、今起こっている状況やその経緯、あるいは背景を理解していないので、表面的なことだけをとらえて怒るのです。部下からすれば、そういわれても、というところですが、上司がその事情を理解することはまずありません。

第4位 部下の話を全く聞こうとしない 58.3%

まずこういう上司は自分の受信機でとらえたことしか理解することができません。

自分が見たこと、自分が聞いたこと、自分が体験したことなどがすべてなので、部下からの情報提供や意見、報告に関して全く感度がないのです。ですので、部下が何を言っても、それが頭に入らず、自分の理解した範囲だけで物事を決めていきます。

あるいは、最初は部下の話を聞く素振りを見せながら、途中で話の腰を折って、「それはこうしておくべきで・・」などと自分の言いたいことを話し始めます。

第5位 ウソやごまかしが多い 55.0%

部下の失敗については、人格否定、パワハラまがいのレベルで叩きのめすくせに、逆に自分が失敗した時は「だって、あの時は仕方なかったからさ~」と言って、無理やり正当化します。男性だけではなく、女性上司にこのタイプが多いです。

第6位 部下の成果を認めない。横取りする 50.7%

部下に対して妙に対抗心やライバル意識を持っている上司がいます。

むしろ部下が成果を上げることは上司として喜ばしいことのはずなのに、それが面白くないのです。それで部下が成果を上げても「それくらい誰でもできるよ」と言ったり、さらには「それって、あたしが指示したことよね」と成果を横取りしたりするのです。

基本的には、自分に自信がない表れで、部下に追い抜かされるのを恐れているのです。

第7位 マネジメント力がない 49.7%

上司の仕事は、ヒト、モノ、カネ、情報という経営資源をうまく配分して、最大の成果を上げるようにしていくことです。これが管理職のマネジメントの基本です。

しかし、にもかかわらず、部下に的確な指示や指導、優先順位の明確化ができない上司がいます。あるいは、成果のみを重視して、できる部下にばかり仕事を与え、できない部下には何も与えない、という上司もいます。

その場合は仕事ができる部下はパンクして精神を病み、仕事のない部下はモチベーションは下がり、結局部署として、チームとしての成果は上がりません。

こういう上司の下で働くと、イライラするので嫌われるのです。

第8位 上司の意向ばかり気にする 49.3%

何か提案したり、進言しても「俺はいいと思うけれど、上がどう思うかなあ」と答えたり、「それについては常務はなんて言ってた?」ということばかり気にして、自分の意見がありません。

もしもいい提案だと思ったら、それを上に通すのが上司の仕事ですが、説得することに自信がないのか、そもそも自分の上司に嫌われるのを恐れているのか、その責務を果たそうとしません。

第9位 部下を信用しない 47.0%

「箸の上げ下ろしにまで口をはさむ」という上司がいます。部下に仕事を任せず、どんな細かい案件でも自分に報告させ、自分に判断させ、部下は自分の手足か作業員としか考えていません。

そういうマネジメントをマイクロマネジメントと言いますが、こういう上司の下で働いていると、部下は全く育ちませんし、自分で判断し成果を上げるという達成感もありませんので、やりがいも感じません。

それでいてそういう上司に限って「最近の若手はゆとり世代で指示待ち人間ばかり」などというのです。

第10位 部下に無関心、コミュニケーションををとらない 38.0%

その一方で部下に全く無関心な上司もいます。部下と雑談をすることもありませんし、部下が悩んでいても知らんふりです。まるで早くこの部下が異動してくれないかと考えているかのようです。

それでも素晴らしい能力があれば尊敬できますが、そういう上司は多くの場合、個人プレーばかりなので何をしているのかもわかりませんし、見習う部分も見つかりません。

嫌いな上司との付き合い方

いかがですか。このような上司の下についてしまったら、嫌悪感しか持たないかもしれませんが、しかしその部署にお互いがいる間は、厳然と上司と部下の関係は続きます。

いくら不信感があっても、原則的には上司の承認を得ながら仕事をしなければなりませんし、また自分の評価はその上司が行います。それが会社という組織で働く以上逃れられない宿命です。

したがって、そのような上司を単純に嫌うのではなく、うまくコミュニケーションをとって、自分の仕事がやりやすいようにしていくことが、できるビジネスマンのスキルです。そこで、このような上司とどのように付き合えばいいのかについて、ご紹介します。

上司のミスをフォローする

上司のミスを「またか!」と舌打ちしているだけでは、仕事も進みませんし、部署の評価が下がれば自分の評価も下がります。ですので、上司のミスはさりげなくフォローしてうまくいくように調整しましょう。

上司のメンツがそれで保たれれば、もしかしたら上司は感謝してくれて、関係性がよくなるかもしれません。

一応は上司の意見を聞くようにする

自分で判断できない、上ばかり気にする、見当違いのことを言う、そんな上司と仕事をしていると、構わないから自分の判断でどんどん進めてしまおう、と思ってしまいがちですが、そういうことだけはしっかり見てるのが、こういう上司の特徴です。

そしてそれは上司との関係性を悪くし、自分の仕事をやりにくくするだけです。ですので、自分として答えを持っていても、一応は上司に相談し、その意見を聞いたうえで仕事を進めましょう。

もしも、明らかに間違ったアドバイスが来たら聞くだけ聞いて、正しいやり方を実行して成果を挙げ、そしてその上司に「アドバイス通りにやったらうまくいきました」と言っておくのが賢い対処法です。

上司から話しかけてきたら盛り上げる

上司にこちらの話を聞かせたかったら、まず自分が上司の話を聞くようにしましょう。10聞いて、3聞いてもらえば御の字くらいのつもりでちょうどよいです。

そのためには、上司が話しかけてきたらいい加減な返答をしない、もしも話しかけてこなければ自分から仕事のこと、プライベートのことを積極的に質問しましょう。

それでもうまくいかなければ、割り切って転職する方法も

以上のことをしても、やはり上司の態度が変わらない、関係性が改善されない、指示内容がいい加減なまま…という場合は、思い切って転職を考えてみるのも一つの手です。

しかし、仕事をしながらの転職活動はなかなか骨が折れるもの。そんな時は転職エージェントを活用するというのも有効です。

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ただし、転職をすることで以前の上司とはお別れできても、新しい職場の上司が良い上司かどうかは実際に働いてみないとわかりません。どんな上司でも上手に振舞えるスキルを身につけておくことが重要です。

まとめ

いかがですか。

もしも自分の上司がこのようなタイプでなかったら、それは幸運なことですから感謝しなければなりません。なぜならこのような上司の方が世の中には多いのです。

ですので、もしもこのような上司の下についたら、まずは自分の仕事をやりやすくして、成果を挙げるためには、どのように振舞えばいいのかを、賢く考えて対処しましょう。

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