夏の長期休暇、レジャーの予定は決まっていますか?もし「行きたいけど、まだ確定していない」とか、ぼんやりと「行きたいけど、どこに行こうかな」という方は、夏は涼しい東北にでかけてみませんか?
7月・8月で長期休暇をとる人が多いと思いますが、「東北って広くて何を目指して行ったらいいかわかんない」と思っていませんか?夏の東北は見所いっぱいで迷いますよね。
私は東北生まれ、東北育ち。東北のレジャースポットはいろいろ回りましたが、各都道府県に見所があります!ということで今回は、東北六県のおすすめ旅行スポットをご紹介。いいとこどりで損しない観光を約束します。
この記事の目次
福島は仲間で大はしゃぎ!温泉とプールで遊ぼう
まずは東京近郊から近い福島から。福島で一番のおすすめスポットは“スパリゾートハワイアンズ”です。仲間を誘って、ゆったりした夏休みを過ごしたいのならここで決まり!
日焼けを気にせず室内で楽しめる!
彼女とレジャー…と言っても、女性って日焼けが嫌いですから、海へ行きたくない人は多いです。そこでおすすめなのは、屋内型レジャー施設です。
プールだけでなく温泉もある!ということで、1日中…いや、連泊しても楽しめる施設です。
仲間や家族と一緒でも楽しめる
ひとりで東北旅行もいいですが、やはり折角行くならみんなで行こうよ!ということで、仲間や家族を誘って行きたいものですが、スパリゾートハワイアンズは大人数で来てもみんなが満足できる施設です。
テーマパーク内にはレストランや軽食、スイーツの店まであり、各々が好きなメニューを選んで楽しむことができます。つまり、ケンカしなくていい!
小さなお子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめます。
宮城でゆったり!自然と触れ合い穏やかな時間を過ごす
お次は宮城。宮城と言えば牛タン・萩の月ですが、それは駅前周辺のお店でお腹いっぱい食べてください。今回おすすめしたいのは、天気のいい日は是非行ってほしい、広い公園です。
公園なんてどこにでもある?ええ、確かに。でもここはとにかく広くて、のんびりできる上に楽しい施設もある公園なんです。
地元の人も利用するのんびりゆったりした大きな公園
正直な話、いかにも「観光客用の施設」って面白くないです。だって地元の人に聞くと「ここは観光用の施設だからね」って感じで、お客さん扱いされてしまいますから。
みちのく湖畔公園は国営の公園で、自然と文化が楽しめる施設となっています。地元の人も多く利用しています。
一番楽しかったのは、「ふるさと村」と呼ばれる場所で、東北六県の各所にあった実際の民家を移築した建物に、入って見て回れるところ。昔誰かが住んでいた古い建物には、生活の知恵がちりばめられていて見ていてわくわくします。
食事するところがないので、訪れる際はお弁当を買って持っていくといいですよ。自然の中で楽しくピクニックできます。また、アウトドア派の方はキャンプ場もあるのでご利用ください。
山形は蔵王の御釜を見に行かなくちゃ!
山形と言えば蔵王!蔵王と言えばお釜!ということで、山の谷間にできた大きな水たまりを、誰もが教科書で見たと思いますが、そのお釜を生で見るチャンスです。
天候によって色が変わる?エメラルドグリーンの御釜
蔵王の御釜を見るツアーも組まれているのですが、ちょっと車で山を登る必要があります。
別名“五色沼”と呼ばれていて、天候によって色が変わると言われています。天気の良い日に行くと、きっときれいなエメラルドグリーンが見れるでしょう。
私も行ったことがありますが、写真で見ていた景色が目の前にあると、結構感動します。ちなみに水質はpH=3.5の酸性で、水の中に生き物は一切生息していないそうです。
秋田はのんびり!田沢湖周辺をサイクリング
秋田と言えば、なまはげやきりたんぽですが、どちらも冬がメインですよね。しかし、夏の秋田もとても楽しいんです。
レンタサイクルを使ってのんびり観光しよう
東北旅行は、とにかく時間に追われずゆっくりのんびりできることが魅力。普段忙しい人こそ、有意義かつ穏やかな時間を過ごしたいものです。
田沢湖は秋田県の観光名所であり、自然豊かな場所で、周辺には見所がいっぱい。ぐるっと一周するだけでも、大満足のスポットです。
レンタサイクルのシステムがあり、マップの通りに進んでいくだけで、周辺観光スポットを網羅できます。軽い運動にもなり、きれいな景色を存分に堪能できます。運動後に温泉に入れば、最高の夏休みになりそうですね。
岩手は龍泉洞!幻想的な風景に癒されて…!
岩手もたくさん見所があります。金色堂もいいですし、小岩井農場も楽しいです。しかし、疲れた大人の男が癒される場所…と言えば、ここではないでしょうか。
日本三大鍾乳洞の一つ、龍泉洞で夏はひんやり
岩手の龍泉洞は、日本三大鍾乳洞のひとつとされ、自然が生み出した芸術です。青く澄んだ地底湖は、暑い夏と相反する涼しげな風景。
まだ調査は継続中で、未知の部分が多い、というのもひとつの魅力。近くには龍泉新洞科学館があり、龍泉洞について学ぶことができます。
夏は暑い!ということで避暑のために東北に訪れる人も多いですが、実際東北に来てみると「暑いじゃん!」と言う人がほとんど。そう、東北も夏は暑いのです。
しかし、この龍泉洞に限っては別!ひんやりとした自然のクーラーで、都会に疲れた男たちをクールダウンしてくれます。恋人と訪れるにも最適。幻想的な風景にうっとり酔いしれてみては?
青森は海鮮!八食センターでお腹いっぱいに
最後は青森!青森でもおすすめしたい場所はいくつかあるのですが、リピーターが多い、という点からおすすめなのが、八戸。
東京から新幹線で乗り換えなしで行けますし、忙しくて連休がない人でも日帰りが可能。彼女がいない、友達がいない、という孤独な男も安心のグルメスポット。
八食センターでおいしいものを食べて元気になろう!
八食センターは新鮮な海鮮が味わえることで有名なスポット。新鮮でないと食べられない珍しいものもあります。お値段は、高いものから安いものまで様々ですが、良心的な値段で提供されています。
さっきまで生きていたものを、七輪で自分で焼いて食べることもできて、県外からのリピーター(とくに男性)が多いのも特徴です。
夏と言えば食欲が落ちる季節ですが、新鮮な海の幸、と言えば話は別!おもいきり空腹にして孤独なグルメ旅も楽しいものです。
ご家族連れの方やカップルでも、楽しめますよ。食べて終わりじゃつまらない、という方は近くに種差海岸と呼ばれる景色がきれいな海岸があるので合わせてお楽しみください。
おわりに
東北って都会と違って、観光スポットも自己主張が少ないです。「おもしろいから来て!」と言ってくれないので、こちらから探しに行かなければなりません。
ただし、旅好きの人に聞くと、「好みの場所を見つけると、そのことが頭から離れなくなる」のだそうです。是非この夏、自分のお気に入りの場所を見つけに秘境・東北の地へ足を運んでみませんか?