私の知人男性でも、「何が悪いのかわからないけど、なぜか彼女ができない。もしかしてこのまま独身では?」と焦っている人がいます。
合コンに行っても手応えはなく、街コンに参加しても見たことのある顔ぶれで再会ばかり、気になる女性はどんどん売れていくし、そもそもレベルの高い女性には声すらかけられない。
彼女がほしい、結婚したい。でも、相手が見つからない。俺でいいって言ってくれる女性はどこかにいないの?もしそんな不安な気持ちに襲われたら、いくつか試してみて欲しいことがあります。
この記事の目次
女友達の中に独身で気が合う人はいませんか?
まず試してみていただきたいのは、完全に諦めてしまう前に、「結婚とは何か」「恋愛とは何か」を考え直すことです。自分の好みの女性とお付き合いしたい、という気持ちはわかります。
しかし、顔はタイプだけど話が合わない。でもそれを我慢して付き合う、みたいな交際が果たしてお互いの為になるのか。本当に楽しいのか。疑問が残ります。
一緒にいて楽しい人を選ぶ
私が男性から聞いた話から察するに、「女友達とは話は合うけど性的対象として見れない」みたいな、ガードを張ってしまっているように思います。
しかし、お付き合いする、結婚する、ということを考えたときに、重要なのはセックスではなく長期に渡る対話です。長時間一緒にいて、理解しあえて、無理なく生活できる相手を選んだ人が幸せになっているような気がします。
昔から知っている女友達で、一緒にいて無理なく楽しい会話ができるのであれば、外見の好みは置いておいて、この際「女性として見てみる」というのも、ひとつの手段ではないでしょうか。
年上女性の人脈を利用する
恋人が欲しいと思ったときに、「人に紹介してもらう」というのは、意外と難しいものです。しかし、もし頼るのならば、信用できる年上女性にお願いしてみるべきです。
年上女性は女性同士の人脈を持っていることが多く、同じく「彼氏が欲しい」と言っている独身女性の情報もたくさん持っているからです。
好みじゃなくてもデートしてみて
年上女性に「女の子紹介して」とお願いすると、高確率でブスが来る…みたいなことがありますが、確かにこれは事実です。というのも、独身で彼氏がいなくて性格の良い子は、そのほとんどが見た目で落とされているからです。
ただし、“性格がいい子”というのは本当です。おとなしくて控えめで自己主張がなく、自分なりの人生の楽しみ方を持っている、よく見れば愛嬌があるかわいい子は売れ残っています。
このような子と出会える機会はそうそうありませんから、年上女性にねだってセッティングしてもらいましょう。そして、顔が好みじゃなくても、イメージと違っても、とりあえずデートしてみましょう。
ダイエットしてみる
「もう一生独身かも」と言っている男性の中には、自分の見た目に自信がない人がいます。それは逆に言えば「見た目に自信さえつけば積極的になれるかも」ということです。
体型を変えて、ちょっとマッチョ路線で行ってみるとか、お腹が出ているのならダイエットして細くなるだけでも気分が変わります。人に自慢したくなる、おしゃれしたくなる、女性に声をかけてみたくなる。意識が変われば世界が変わります。
足りないのは自信だけ?
お金がないから結婚できない、と言っている人の横で、お金がなくても結婚している男性がいます。お金がないからモテないわけではなく、お金がないことによって自分に自信をなくしていることが原因かもしれません。
鏡を見て「俺って結構イケてるかも?」という見た目になることによって、“かっこよくてモテる”
のではなく、自分をもっと人に見てもらいたくなる、人に会いたくなる、ということでモテるんだと思います。
ダイエットに限りませんが、自分に自信をつける方法として外見を変えてみる、イメチェンしてみる、というのも試していただきたいひとつの方法です。
家事育児ができる男になる
世の中の女性のニーズを考えてみましょう。女性はどんな男性を求めているでしょうか。収入が少ない、というのは、お互い様ですので女性も多くは望みません。
ただ、「収入が少ないのなら、家事も育児も女性と同等にできなければならない」というのは、生活する上では必須の項目です。
必要なのは女子力
もし結婚すると考えて、赤ちゃんを産むことができるのは女性だけですが、それ以外の育児は男性やほかの人が代わることができます。
男性はどこか「母親の手伝いはできるけど、それ以上のことはできない」と思い込みがちですが、今は“母親より育児している男性”は多いです。
両親共働きの場合、母親の方が帰宅する時間が遅い、ということで父親が保育園に迎えに行って、帰ってきてからご飯を作って食べさせる…みたいなことは、当たり前になりつつあります。
また、こうでなければやはり母親の負担は増えますから、「家事も育児もやってくれる男性でなければ結婚できない」と女性は考えています。
イケメンでもない、収入も少ない。しかし、女性に理解があり、家事も育児も率先して行うことができる。これは高ポイントです。家事・育児ができる男になって、アピールするのも手段のひとつでしょう。
路線を変更する
今までどのような路線で生きてきましたか?無口なタイプ?それともチャラ男?異性受けが悪かったのは、アプローチの仕方に問題があったかもしれません。
ちょっとした変更だけで
女性と仲良くなるために1回デートしてみるものの、そこからなかなか踏み込めないまま断られてしまう男性がいたのですが、彼は女性とふたりきりになるとお喋りになる、という特徴がありました。
笑わせようと冗談を言ったり、自分の話をしたり、間があくことが怖かったようでした。しかし、女性にはそれが不快に感じられたため、男性の魅力が伝わらないままお別れしてしまうパターンが続きます。
この男性には、お互いに無言になってしまう空白の時間をあえて空白のまま放置するようにアドバイスしました。つい喋ってしまうところを半分に抑えてみます。そして、自分から与える情報量も半分にしてもらいました。
すると、女性からは好評。ちょっとしたことですが、お喋り男から無口男への路線変更をしただけで、女性受けが大きく変わることがあります。
婚活にお金をかけてみる
婚活してるけどいい女がいない、と言っている男性に、どこの婚活サイトを使っているのか質問したところ、無料の婚活サイトを使用していることが発覚。安全性も薄いため、相手の女性がサクラや悪徳業者である可能性も。
きちんとした有料の婚活サイト
婚活サイトはたくさんありますが、会員数が多くて、しっかり有料制の婚活サイトであれば、本気で結婚したい女性と出会える可能性があります。
「お金をかけたくない」と無料のところばかり狙っていても、出会いには繋がりません。そのため、期間を決めて、半年なら半年の間でお金を払っている分しっかり集中して婚活してみましょう。
ちゃんとした出会いがあれば、払った分のお金が無駄になることもありません。「婚活にお金をかけたくない」というのは、時間の無駄かもしれません。
良い女を諦める
頭に思い描いている“良い女”とはどんな女性でしょうか。残念ながら、なかなか良い女はいないかもしれません。ただし、“まあまあの女”は結構います。
部屋が汚れていても気にしない女くらいがちょうどいい
良い女は、家事もしてくれて、子供が生まれたら育児も完璧で、仕事もこなして、夫を責めることなく褒めて、いつもきれいに化粧している女性でしょうか。
いない、とは言いませんが、そんな女性は諦めましょう。ほとんどいません。逆に世の中にどんな女性が溢れているか、と言えば、めんどくさがり屋です。掃除するのもめんどくさい。お風呂もめんどくさい。ご飯食べるのもめんどくさい。
けれど、本来はこの「めんどくさい」という気持ちがあって当然で、仕事もして自分で生活しているんだから、あとはほっといてくれよ、と思います。これは男性も同じではないでしょうか。
自分に素直になって、飾らない生き方をする、ということは“だらしない”に繋がるのかもしれません。良い女は少ないですが、めんどくさがりでだらしない女はたくさんいて、そんな女性は「それでもいい」と言ってくれる男性を探しています。
ゴミの中で一緒に生活しよう、とまでは言いませんが、現実の女性と出会うということは、このくらい“そのままを受け入れる”覚悟が必要かもしれません。
良い男、良い女として出会うよりも、このような「めんどくさいね」と言い合えて、「それでもいいんじゃない?」と言える関係を作る方が、よほど一緒にいて気持ちが楽ではないかと思います。