大人になると、美味しいお酒も、そうでないお酒も飲むことになりますが、飲む量や体調によって失敗してしまうケースも少なくありません。
- 気がついたら知らない場所で寝ていた!
- ついつい本音が飛び出して言ってはいけないことを言ってしまった!
- 失礼なことをして上司が怒っているけど覚えてない!
など。
そんなお酒による失敗をしてしまったとき、うまい切り抜け方はないものでしょうか。今回は7つのシチュエーションごとに、うまい切り抜け方をご紹介したいと思います。
この記事の目次
1、自宅で深酒!SNSで変な投稿をしてしまった
外で飲んでいると、意外と酔わない、という人も多いと思いますが、最近目にする酒での失敗で多いのは、自宅で深酒してしまったことによる失敗です。
ひとりで飲んでいる(寂しい)ので、SNSを開いて投稿しながら、という飲み方をしている人も多いと思いますが、酔って投稿するとろくな投稿ができないため、それによってフォロワーが減ったり、炎上するなどの可能性があります。
すみやかに失言投稿を削除しよう
減ってしまったフォロワーを取り戻すことはできないと思いますが、まずは平常心を取り戻すことが重要です。シラフで見ると「うっわ、なんでこんなこと呟いてんの?」と自分でも思うかもしれません。
SNSは便利なことに、投稿したものを取り下げることができるので、ゼロに戻すことはできませんが、とりあえず“そしらぬふり”をすることができます。また、一言「昨夜は取り乱してすいませんでした」と投稿しておくのもいいでしょう。
ただ、友人・知人とやりとりしてしまって、炎上案件になってしまった場合、今まで築いた信用を戻すことはできませんので、潔く諦めましょう。お酒を飲みながらのSNSは、やめておいた方がいいです。
2、思わず本音?気になるあの子に酔ってメール送信
家でお酒を楽しむ…ということで、次に心配なのはメールです。家にいると安心感から、少し飲んだだけでも結構酔ってしまいます。
まだ片思い中のあの子に対して、「メールなら!」とか「LINEなら!」と結構大胆にアプローチして嫌われるパターンも多いです。
潔く謝罪!時間の経過を待つ
家で飲んでいると寂しくなって、気持ちも大きくなるので、付き合ってもないのにまるで「オレの女」みたいに絡んでしまう男性、少なくないです。女性側からの意見で言いますと、とても迷惑です。
お酒の失敗なので、「ごめん、昨日酔ってて」と言われれば、「ああ、そうなの?」と思いますが、お酒が入った状態では本音が出ると言いますから、「ああ、付き合ったらきっとこの男、こういうこと平気で言ってくるんだろうな。最悪」と思うかもしれません。
そのため、発言内容にもよりますが、あまりにも最低な文面を送ってしまった場合は、諦めたほうがいいでしょう。一度信用を失ったら取り戻すことはできません。
“ちょっと失礼”程度の文面であった場合は、笑って許してもらえる場合がありますが、あまり焦って弁解せず、時間が経過するのを待ちましょう。
3、泥酔して寝落ち!起きたら路上だった
よく耳にするのが、この失敗。私も知人から「起きたらゴミ捨て場でゴミと一緒に寝てた」というエピソードを聞きます。目が覚めた本人は、とても恥ずかしい思いをします。
割り切って正解!次に活かそう
このようなケースは珍しくありません。むしろ心配なのは、風邪をひかないか、どこか怪我をしていないか、などです。
ダメージが大きいのは、「失敗した」という精神的な部分だと思います。記憶がないのも怖いですよね。
なかなかすぐに切り替えることはできないと思いますが、これは次への糧、経験のひとつです。時間が経てば笑い話になります。次は失敗しないようにしましょう。
しれっと立ち上がって、何事もなかったかのように自宅に帰りましょう。
4、まさかあの人と!見知らぬ天井
どうしてこうなったのか覚えていない。隣には裸の女性、自分も裸。見知らぬ天井。どういうこと?
これを「ラッキースケベ」と喜べたらいいですが、真面目な人は、ただひたすら混乱します。ちょっと記憶が残っていたりすると余計混乱します。
事情が飲み込めず、唖然としてしまいますよね。しかも相手の女性が既婚者だったり、よく知ってる人であったり、とにかく“これまでの関係性”が変化してしまうことに危惧する場合もあります。
まずは落ち着け!ちょっと他人事みたいに考えてみて
一番良くないのはパニックになってしまうことです。パニックを起こしてしまって、お金を請求されて支払ってしまう人もいます。好きでもないのに責任をとって交際する人もいます。
まずは、ちょっと他人事のように考えてみて、冷静になることが大事。今何が起こっているのかを把握することに努めましょう。
覚えてないものを思い出すことはできませんが、一緒に飲みに行ったメンバーから話を聞くなどして、事態を整理しましょう。
また、その場で焦って、相手の女性に攻撃的になってしまう男性もいます。それは最低です。「記憶がないから俺は悪くない!」と逃げる姿勢です。
何をしたのかはわかりませんが、自分の行動には責任を持ちましょう。
5、酔って失言?翌日みんなから無視される
翌日出勤したら、みんなから白い目で見られた。どうしよう、昨日の飲み会の記憶がない。無事自宅に帰って寝たのまではいいけど、何か失言したのかも?
- 上司に失礼なことを言ってしまった
- 女性へのセクハラ発言
- 普段抑圧された欲望の爆発
- 隠していた趣味の暴露
…何を言ってしまったのだろう。このままでは、この職場にいられないかも?
事態の把握と丁寧な対応
ここで「ああ、もうおしまいだ」と思わないでください。どんな失言をしてしまったにせよ、むやみに謝りまくることはダメです。まずは、「何をして、なぜみんなが怒っているのか」を把握しましょう。
その上で、「なぜ不快な思いをしているのか」を理解し、丁寧な対応をします。たとえば、女性に対して「女なんか顔で採用してるんだからブスは出て行け」みたいなことを言ったとします。
女性側としては、仕事で評価してもらいたいのに、ブスだとか可愛げがないなどの理由で評価に差が出ることは許せません。もちろんセクハラに該当します。立場によってはパワハラにあたります。証拠が残っていたら訴えられるかもしれません。
これに対して「なんかよくわかんないけど怒ってるならごめん」と謝ったところで、女性は納得できません。「この考えを根本から改める」という意思表示を時間をかけて行っていく必要があります。どんな失言だったとしても“丁寧な対応”が必要です。
6、吐いた!我慢できなかったんだもん
お酒による失敗…多いのは「吐いてしまった」というもの。
誰にでも起こる可能性があることなので、吐いたからと言って責める人はいないと思いますが、中には「あのとき吐いたよね」と馬鹿にしてくる人もいます。
単純に「気にするな!」
吐いたのは、お酒の飲み方を知らなかったり、自分の体質を知らなかったり、その日の体調がすぐれなかったからです。吐こう!と思って吐く人はいません。
周囲には丁寧に謝罪しつつ、「次回は吐かないように」と気をつければいいだけです。気にすることはありません。知らん顔しましょう。
7、俺はできる!酒効果で自信満々になってしまった結果
人間、アルコールが入ると不安が消えてしまうのか、気持ちが大きくなってしまいます。普段は大人しい人でも、自信満々に変身してしまったりなど。
以前、私の知人が「お酒を飲むとダメだと知りながらも、車を運転できる!と妙に自信が出る」と言っていたことがありますが、このようにアルコール効果によって、不可能が可能になるような錯覚を起こす場合があります。
酒で性格が変わる、ということを自覚すべき
酒効果で自信満々になってしまって、“何かしてしまった”場合。後悔するより先にしなければいけないことがあります。それが“自己分析”です。
たとえば、飲酒運転してしまった場合に関しても、頭では「飲酒運転よくない」とわかっているのにしてしまった…ということは、繰り返す恐れがあります。これは、「飲んだら乗るな」と言い聞かせてもムダです。
“お酒を飲むと性格が変わってしまう人”がいます。自分がそれだと気がついたのなら、自制心がなくなるほど飲まない、もしくは、今後はお酒を控える、ということを考えてみましょう。
何かして豚箱にブチ込まれてからでは遅いので、「今後は何も起こらないように」と対策を練ることが必要です。量とルールを守って楽しくお酒を飲みましょう。