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自慢男はナルシスト!自分では気づかない行動の深層心理を徹底解説!

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男性で女性から嫌われる、あるいはウザがられる、陰で嘲笑われる、という人は「自分の自慢話をよくしている」という場合が非常に多いです。

これは、その男性が本当に自分のことを優れていると思っている場合もありますが、多くは何らかの欲求不満の裏返しです。

ここでは、知り合いの男性、あるいは付き合っている男性、友人の男性にいつも自慢ばかりされて、迷惑だったりウザいと思っている人に、その深層心理をご紹介します。

それによって、相手の裏の欲望がわかったり、あるいは対処の仕方がわかれば、今後は多少は付き合い方が、いい方か悪い方かは別にして、変わってくるかもしれません。

併せて男性は、自分が「自慢男」に知らないうちになっていないかどうかを自己診断してください。

この記事の目次

よくある「男の10個の自慢話パターン」

まず最初に、男性がよく話す自慢の内容を10パターンご紹介します。どの自慢話もほぼ9割はこのうちのどれかであるはずです。

1 「昔はワルだった」「やんちゃだった」という武勇伝

今は真面目に働いているけれど、結構昔は悪くてさあ、とか、万引きをしてバレなかった、などの話はこのパターンです。

2 過去の女性遍歴や経験人数が多いことを自慢するモテ話

高校時代にチョコレートをいくつもらった、とか、1度に何股かけた、などの話です。

3 出身校や出身大学を聞いてもいないのに話す高学歴自慢

自分の学校が進学校で、東大に毎年何人入って、というような話題もここに該当します。話としてはしなくても、飲むと大学の校歌を歌いたがるのもこの自慢の1つです。

4 自分の家が裕福、あるいは古い格式があるなどの家柄自慢

子供のころから毎年夏休みは海外だった、などの話もここに入ります。

5 聞いてもいないのに勤めている会社の名前を出したり、自分の仕事や、資格、社会的地位をいうステータス自慢

学歴自慢の会社版です。

6 知り合いに有名スポーツ選手がいる、友達がアイドル、などの知り合い自慢

自分の話でさえなく、知り合いについての自慢です。

7 学生のころ大会で入賞した、芸能活動をしていたなどの過去の栄光自慢

本当にすごい賞なら多少は興味がわきますが、地区大会などの小規模でかつ入賞程度では、感銘を受けません。しかし本人は本気です。

8 腹筋が6つに割れている話をしたり、力こぶしを見せる、などの筋肉自慢

見せないまでも、逆に「最近筋肉が落ちちゃって」と嘆いていせたり、意味なく電車のつり革で懸垂したりするのもここに入ります。

9 会社や上司から成績が評価された、出世が早いなどの能力自慢

些細なことでも褒められた話や、収入が多いなどの話もここに入ります。

10 親に愛されなかった、虐待されていた、貧乏だったなどの不幸自慢

一見自慢ではないようですが、聞いてもいないのに愛されていなかった話などをするのも自慢の1つです。

以上の10パターンに、あなたの聞かされている自慢、あるいはあなたが話している内容は入るのではないでしょうか。

なぜ男は自慢してしまうのか?多くの場合はナルシシズム!

自慢の深層心理はナルシシズム

「ナルシスト」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?

その由来は、ギリシャ神話に登場するナルイッソスという美少年が、「水に映った自分の顔の美しさに夢中になり、ほか人に全く興味を持たなくなった」というエピソードから、その名前をとってナルシスト、というところからきています。

そこから「自分に過度な愛情(自己愛)を持つ人」をナルシストと言い、その心理状態のことをナルシシズムと言うのです。

自慢話の深層心理の根幹は、ほとんどこのナルシシズムです。

なぜこのようなナルシシズムを持つようになるのかは、2つのパターンがあります。

1つは、子どもの頃に親や祖父母などから溺愛されて育った場合です。こういう人は、自分が人よりも特別に優れている人間だということが刷り込まれて、ナルシストになります。

もう1つは、逆に愛情が得られず、常に愛情に飢えた状態で育った場合です。この場合は、その得られなかった愛情の欠落感を埋めるために自分は優れていると思い込む心理が働き、ナルシストになります。

ナルシストは、自分だけでそれを思っているのではその欲求が満たされないので、必ず、会話や態度の中で、何らかの方法で他人にそれをアピールします。それが自慢話です

ですので、以下に自慢話の深層心理を4つご紹介しますが、そのうちの1~3までは、すべて根幹は多かれ少なかれナルシシズムであり、それを話す人は丸ごとのナルシストか、あるいはそういう傾向を持っている人だと言えます。

水商売の女性はその辺の深層心理をよくわかっているので、お客の男性がこういう話をし始めると、気持ちよく肯定してあげるのです。

1 プライドが高いのでそれを肯定してもらいたい

1つの深層心理は、自己肯定を求めている、あるいは自己顕示欲を持っている、ということです。

自分自身が基本的に価値のある存在だと思っている、あるいは強烈に思っているので、それを他人からも認めてもらいたい、という心理です。それは往々にして「プライドの高さ」として現れ、あるいは「自尊心の高さ」ということもできます。

その価値ある存在である理由が「学歴」であれば学歴自慢になりますし、女性にモテるほど格好いいなどであればモテ自慢になります。

2 劣等感の裏返しで自分を大きく見せたい

もう1つの深層心理は、1とは逆の

  • 子供のころに十分に愛情を受けなかった
  • 存在を肯定されなかった

ということの欠落感の穴埋めによるものです。この欠落感は、言ってみれば「劣等感」です。

この自分で感じてしまう劣等感を、自分の中で否定するために、自分は価値があると思い込もうとし、その思い込みを他人に肯定してもらうために自慢話をする、という1に比べてかなり屈折している心理です。

自慢の対象は1と基本的には同様ですが、この場合はさらに「不幸自慢」のケースも加わります。

3 単純に自分が大好き

これは屈折無しの純粋なナルシストの場合で、このようなケースは上の2つに比べて少ないです。

このケースは、本当に、心底から自分に価値があると思い込んでいて、それがうれしくて他人に言いふらす、というある意味無邪気な心理状態です。

上でのパターンには挙げませんでしたが、自分の趣味などを嬉々として話す人がいたら、それも自慢ですので、その場合もこのケースに含まれます。

4 相手に好意を持っていて自分を売り込みたい

上の1~3はナルシシズムの表れとしての自慢でしたが、それとは少し違う深層心理で自慢をするケースもあり、これも割合としては結構多いものです。それは

  • 自分を売り込みたい
  • いいところを見せたい

という心理で、多くの場合は自分が好きな、あるいは気になっている片思いなどの異性の前で見せる、一種の愛情表現であり、無意識かもしれませんが恋愛上のテクニックです。

したがって、婚活相手や本命女子にはしますが、キープ女子やすでに付き合っている交際相手にはこういう自慢はしません。

ある男性がデートの時などに、自分の前でやたらと自慢ばかりする、ということがあったら、それはこちらに対して好意を持っているので、自分のいいところを見せて自分を好きになってもらいたい、という恋愛心理が働いているのだ、という可能性もあります。

ですので、自慢ばかりされたら、1~3の屈折した、またはしていないナルシシズムの表れか、あるいは愛情表現なのかを見極める必要があるでしょう。

知らないうちに自慢男になってない?簡単にできる自己診断

さて、このような深層心理によってアピールされる自慢話ですが、その心理には若干の同情はするものの、聞かされる方にとってはウザいことに変わりはありません。

ですので、人から嫌われたくなかったら、自慢話はしないほうが得策でしょう。

とは言え、これは本当に本能的な欲求から出ていることが多いので、知らないうちに自慢をしてしまっている場合もあります。

気づかないうちに自分がそうしている可能性があるかどうかを、自分の話の内容などが以下の項目に該当するかで自己診断してみましょう。

  1. 自分は仕事ができると思う
  2. 自分の出身大学は、偏差値が高い
  3. 自分は大企業、上場企業に勤めていて、それが誇りだ
  4. 時々、自分が将来的に成功する、お金持ちになる、ものすごくモテるということを空想する
  5. 母親のことが大好きだ
  6. 自分はなかなか人に理解されないが、実は優れている
  7. 人からほめられるととてもうれしい
  8. 他人は自分を尊重し、尊敬すべきだ
  9. 自分は、家柄、仕事、学歴などのどれかで、人とは違う部分がある
  10. 人に我慢させても、自分のやりたいことをしたい
  11. 人が不幸でも、それはその人の責任だと思う
  12. 人のことが気になる

このうち、3つ以上該当していたら、それはナルシスト予備軍か、あるいは完全にナルシストの仲間入りをしている可能性があります。自慢話をして人に嫌われないように、日ごろの言動には注意しましょう。

まとめ

いかでしたか。

多くの自慢話は聞いている相手も楽しいだろうと思ってしていたり、そこまではいかなくてもまさかウザがられているとは思わないでしていたり、ということが多いです。

しかし、そのような自慢話をする男性は陰では嫌われ、馬鹿にされ、嘲笑われています。また、それが自分の幼少の頃の問題に始まっている深層心理の問題だと思ったら、自分自身そのような自慢をすること自体、実は恥ずかしいことだとわかるでしょう。

ぜひ、これからは自分の話をするにしても、自慢ととられないような節度を持って適度にするようにしましょう。

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