筆者はオタクである。
この世には、実に様々なジャンルのオタクが存在している。
あんなオタク、こんなオタク。実に色々な種類があって、どんなオタクも、一つの物事にかけては非常に詳しく、そしてジャンルに対して強い愛を持っている。
それは素晴らしいことだ。とても素晴らしいことなのだ。
そんな素敵なオタクにも、弱点はある。
そう、オタクではない人に比べると、モテないことだ。
オタクだからモテないのか。モテないからオタクになるのか。それは分からない。
しかし世間には「オタクキモい」という風潮は確かにあるし、実際に言動が気持ち悪いオタクがその辺をフラフラしていると、やっぱりみんな防衛本能が働いてしまう。
オタクがモテないというのは、そういう意味で自然なことだ。
ただ、世の中には心がけ次第で人並みに恋愛ができるようになるオタクもいる。
今回紹介する必要事項をしっかり実践するだけで、よほど不細工でもない限りは、オタクだろうとなんだろうと、彼女を作ることができるようになるはずだ。
趣味についての告知方法を考えろ
オタクが引かれてしまう原因の一つに、周囲への過剰なオタク熱のひけらかしというのがある。
話のちょっとした拍子に、自分の大好きなジャンルについての話題が出たら、目の色を変えて話をしてしまうというオタク。
こういう人は、周りの人から「やっぱオタク怖いな」と思われるだけだ。
オタクは他人を怖がらせてまでやる趣味ではないので、普段はよほど親しい間柄でもない限り、他人に過剰なオタクアピールをするのはやめよう。
そんなことばかりしていると、確実に浮く。
そして日本では、浮いた人間は、避けられ、笑われ、いじめられるのだ。
会話する上で不快に思われない声量と速度
オタクには結構な割合で、他人に接する際に、極端に相手をイライラさせるタイプがいる。
重篤なオタクともなると、ほぼ相手をイラつかせる。
その原因は、声量と喋りの速さにある。
普通の声量で、普通の聞き取りやすい速度で話をできる普通のオタクなんてのは、もう滅多にいない。
大抵は声がものすごい小さいか、デカいかだ。
そして話す速度も妙に速い。ヒートアップすると噛んだり、どもったりしながらも、まだその速度で喋ろうとする。
会話というのは異性に限らず、どんな人とでもコミュニケーションをするために欠かせないもの。
その会話で相手をイライラさせたら、どうしようもなくなる。
これ、自覚がないオタクに限って「そんなことないし」と否定するが、いや本当にそういう人こそヤバいから注意しよう。
真っ当な会話ができなきゃ、彼女もできない。
“オタク”は服装に出る!!!
それから最後に見た目。
オタクは本当に、服装と姿勢ですぐに分かる。
遠目から見るだけでもオタクは分かってしまう。
まず姿勢だけど、
- 両肩が下がり、猫背のパターンか
- 尋常じゃないぐらい背筋が伸びているか
大抵この2つだ。
次に服装。オタクってなんであんなにチェック柄の上着が好きなんだろうか。
ファッション誌なんかでチェックシャツを扱う際には、いちいち「オタクに見えないチェックの取り入れ方」みたいな見出しで、だいぶ気を遣っているほどだ。
オタクのマストアイテム、チェックの上着。
散々言い尽くされていたことだけど、本当にチェックを着用しているオタクは多い。
それから、変なシミがついているウィンドブレーカーを着用するオタクもしばしば見受けられ、こちらの場合は十中八九、お風呂に入っていない匂いがする。
秋葉原のヨドバシホビーフロアとかに行けば、年中見ることができる。
オタクのファッションをかっこよく着こなせないとは言い切らないが、オタクがオタクファッションをしていてもしょうがないことだけは確実。
彼女を作ろうという場合には、まずそのオタファッションを脱却しよう。
3項目、全て捨てたら出発点!
以上3つのポイントを全て取り除いて、はじめて女性と交際する可能性が生じると言っても過言ではない。
ここまでやって、ようやく巷の恋愛指南コラムだとか、恋愛についてのアドバイスを実践できるレベルになる。
「オタクでもいいよ」と言ってくれる女性に出会うには、出会いそのものの数をこなさなくてはならない。
そのために、まずは一旦自分のオタク色を消して、多くの女性と知り合うことが大事になる。