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男の体臭は自覚がないと魅力激減!体臭予防方法をマスターしてモテ男に!

投稿日:2017年8月19日 更新日:

男性にとって「ハゲ」「チビ」と言われることも嫌ですが、それはある程度自覚があるので免疫ができては行くのに対して「臭い」というのは自分ではわからないだけに、陰で言われていたことが分かったりするとそのショックは計り知れません

加えて自覚がないので「自分は臭いと言って嫌われているのではない」と疑心暗鬼になってしまい、自信さえ失ってしまいます。

そこでここでは、男性の体臭の種類とその原因、そして予防法についてご紹介します。

そもそもなぜ身体が臭うのか?

まずそもそもの体臭の原因について説明しましょう。身体が臭うのは3種類の身体から出る分泌液に原因があります。

皮脂腺

皮脂腺とは皮脂、つまり脂分を分泌する腺です。皮脂はもともと身体を被って皮膚を乾燥や外部からの異物の侵入を防いでいる大切な物質です。しかし、問題はこの皮脂には「皮脂酸」が含まれていることです。

皮脂酸は空気と触れあって酸化し、過酸化脂質となります。この過酸化脂質がいやな臭いの原因なのです。

それでも脂質の分泌量がほどほどであれば臭いはあまりひどくはなりませんが、体質や生活習慣によって過剰分泌となり、その結果身体が臭うようになるのです。

エクリン腺

エクリン線とは人間の全身の表面に分布している汗腺のことです。ここから出る汗は、ほとんどが水分です。

ですので分泌された瞬間はエクリン腺はほぼ無臭ですが、それを拭かないで放置すると汗の中で雑菌が繁殖してしまい、これが臭いを発生します

アポクリン腺

アポクリン腺とは脇の下や陰部などの特定の部位にある汗腺です。この汗も分泌されただけでは臭いは発しません。しかしそれが皮脂腺から分泌された脂肪酸と混ざると雑菌が繁殖し、あの苦い臭いのワキガが発生するのです。

このアポクリン線の数には個人差があり、これが人より多いとワキ毛も発達し、ワキガも強くなります。

男性の体臭の種類と原因とは?

男性の臭いは以上の3つの原因から発生するものですが、発生する年齢などによっていくつかの種類に分かれます。その種類と原因を説明します。

30代以降に発生するミドル脂臭

ミドル脂臭とは、30代半ば~50代半ば最も強くなる体臭です。

メカニズムは、まず汗の中の乳酸が、皮膚の上に常在菌であるブドウ球菌によって分解されジアセチルという物質になります。それがもともと発生している皮脂の臭いと混ざり合って強烈な臭いになるものです。

主に後頭部、頭頂部、うなじから発生し、酸化した油のような臭いです。

50代以降に発生する加齢臭

よく名前を聞く加齢臭は、50代半ば以降に、皮脂に含まれるパルミトレイン酸という物質が酸化し、ノネナールという物質に変化し、これが臭うことで発生します。

胸や背中などで発生し、枯草のように臭うのが特徴です。これは年齢を重ねるごとにどんどん増加していきます。

若い世代の汗臭、ワキ臭

汗臭とはワキ臭とも言いますが、新陳代謝が活発な10代半ば~20代半ばに、皮膚の上の常在菌であるブドウ球菌が皮脂と汗によって分解されると、その後に排出物が残り、この排出物が臭いを発生するのです。

汗をかきやすい脇の下に発生し、酸っぱい臭いが特徴です。

ワキガ臭

ワキガは、アポクリン腺から分泌される汗に脂質やタンパク質、糖質、アンモニアなどの成分が含まれていますが、これが常在菌のブドウ球菌によって分解されることで発生します。さらにここに皮脂が混ざるとその臭いはさらに強烈になります。

この現象は年齢によるものではなく体質に左右され、その体質は多くは遺伝によるものです。両親の一方がワキガ体質の場合は50%の確率で、両親が2人ともワキガ体質の場合は80%の確率で遺伝すると言われています。

疲労臭、アンモニア臭

疲労臭とは、肝臓や腎臓などの機能が低下して、本来は代謝されるはずのアンモニアそのまま身体に残り、汗と混ざっておしっこのようなアンモニア臭として発生する体臭です。

肝臓や腎臓の機能低下は、疲労、ストレス、生活習慣などで身体の内部がうまく動いていない場合に起こります。

生乾き臭

これは体臭というよりも着ている服が悪臭を放っているものです。

洗濯をしたあとに生乾きの状態で置いておくと、繊維の中に残った細菌の栄養と、生乾きという細菌にとっての最適な環境の両方がそろって、細菌が繁殖し、それが臭いを発生させます。

爽やかな男性になるために…体臭別対策まとめ

以上のようないずれかの原因で、男性の身体は臭うわけです。

そして、その体臭を防ごうとしたときには、種類と原因が違いますので、その対策も以下の通り適切な方法を選ぶことが重要です。

ミドル脂臭を予防するには

生活習慣を整えストレスを解消する

ミドル脂臭は主に「血行不良」から乳酸ができ、それがジアセチルを大量に作ることで発生します。

血行不良とは代謝不良の一現象ですので、その改善のためには代謝をつかさどる自律神経を整えることが重要です。

自律神経を1番乱すのは、寝不足や多忙などよるストレスですから、まずはそこを改善させましょう。

適度な運動の習慣を作る

代謝をよくするためには適度な運動も効果的です。

汗をかくことで臭いが発生しそうですが、運動をすると新陳代謝がよくなり、汗と一緒に老廃物が排出され、それによって汗の中の臭いの原因物質が減り、結果的にミドル脂臭が改善されるのです。

食生活の改善

腸内環境の悪化も体内に老廃物を堆積さし、代謝を悪化させます。したがって食物繊維をとって腸内環境を整え、便通をよくすることが予防になります。

また酢やオレンジ、みかんなどの柑橘類、梅干しなどに多く含まれるクエン酸も代謝を改善してくれ、ミドル脂臭の予防と対策になります。

朝、シャワーを浴びる

寝ている間に汗と一緒に皮脂もたくさん分泌されます。昼間にこれがミドル脂臭を発生させますから、朝にシャワーを浴びて汗を流すと、それを抑えることができます。

またこれは夜の入浴の時も同様ですが、その際には後頭部から首の後ろ側という、最も汗をかく部分をよく洗うことも重要です。

加齢臭を予防するには

脂分の多い食事を控える

加齢臭の原因であるノネナールは脂肪酸と過酸化脂質が結びつき、酸化して作られます。脂肪酸は、

  • 揚げ物
  • 脂肪分の多い肉
  • マヨネーズ
  • マーガリン

などを食べると分泌量が増えますので、それらを控えるようにしましょう。

過度な飲酒をやめ、禁煙する

また身体の中にある活性酸素もノネナールの原因になります。活性酸素は過度な飲酒やタバコによって増加しますので、それらはできるだけ止めた方がよいでしょう。

抗酸化物質を含む食事をとる

また活性酸素を減らす抗酸化物質を、食事を通じてとることも効果的です。具体的には、

  • ブロッコリー
  • 小松菜
  • 柑橘類などのビタミンC
  • かぼちゃ
  • ほうれん草
  • アーモンドなどのビタミンE
  • 緑黄色野菜
  • 青魚
  • 大豆製品
  • カレー
  • 赤ワイン
  • ブルーベリー
  • ごま

などです。

ストレスを解消する

過度なストレスも活性酸素を発生させます。

ですので、運動をする、リラックスできる時間を作る、十分な睡眠をとる、ゆっくり入浴するなどでストレスを解消させると加齢臭も少なくなります。

汗臭、ワキ臭を予防するには

汗をかいたらすぐ拭く

汗に雑菌が繁殖して、体臭へと変わるためには1〜2時間必要です。したがって1~2時間ごとに汗をタオルで拭くようにすると、かなり体臭を抑えられます。

ただし意外ですが、乾いたタオルで拭くと返って皮膚が乾いてしまい、きさらに汗が出てきて体臭が強くなります。

ですので、汗は1度濡らしてから固く絞ったタオルで拭きましょう、それによって皮膚に適度に水分が残り、それ以上の汗が抑えられます。

制汗剤を使う

制汗剤には、汗腺をふさいで汗の量を抑えるものとと、汗の中の雑菌がを殺菌するものがあります。両方とも汗臭には効果的ですので、できれば2つの効果を兼ね備えた制汗剤を選びましょう。

ただし、制汗剤を必要以上に塗ると皮膚に必要な善玉菌まで死んでしまい、返って臭いがきつくなる可能性があります。

また全身に制汗剤を塗ると、全身の毛穴が塞がれ皮膚呼吸ができなくなり、身体に負担がかかってしまいます。

ですので、脇や足など、特に臭いが気になるところにだけ塗りましょう。

ワキガ臭を予防するには

動物性タンパク質や油っこい食べ物は食べない

  • バター
  • チーズ
  • 牛乳などの動物性タンパク質や、脂分の多い肉

などはワキガの原因であるアポクリン腺を刺激し、汗の量を増やします。ですので、それらは食べないようにしましょう。

ストレスを解消する

不安などの精神的ストレスを感じてかく汗は、運動などによってかく汗とは、分泌する汗腺が違います。このうちワキガの原因になる汗は精神的ストレスでかく方です。

ですので、上でも説明したように、適度な運動や、入浴、リラックスタイムを取る、ストレスを感じる環境に自分を置かない、などによってストレスを解消しましょう。

ダイエットする

肥満や隠れ肥満の人は体温が高いため、それを下げようと汗を多くかく傾向にあります。

それがワキガの原因になりますので、今太っている人、BMIが高い人はダイエットをするようにしましょう。

疲労臭を予防するには

疲労を回復させ、肝機能、腎機能を改善させる食生活にする

肝臓や腎臓などの代謝系の内臓に負担のかかる過度の飲酒や暴飲暴食はまず大前提としてやめましょう。さらに、疲労解消に効果のある

  • 梅干し
  • レモン
  • お酢
  • グレープフルーツなどのクエン酸
  • しじみ
  • ヒラメ
  • キハダマグロ
  • チーズ
  • エノキタケなどに含まれアルコールの分解に効果のあるオルニチン
  • ごぼう
  • れんこん
  • キャベツ
  • きのこ類
  • 海藻類に含まれ代謝機能を上げる食物繊維

などをしっかりと食べましょう。

適度に運動する

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、代謝を高め血行を改善するので、乳酸が減り、アンモニア臭を抑える効果があります。

同時に代謝がよくなると、肝機能も改善され、アンモニアの分解も促進されます。

腰湯につかる

湯船に浸かるだけでも効果はありますが、36℃くらいのぬるめのお湯に腰までつかる腰湯を30分ほどすることで、血行の改善、筋肉疲労の改善、ストレスの解消につながります。

さらに眠りに入りやすくなる効果もあるので、睡眠不足も解消されます。

服から生乾き臭がしないようにするために

1 洗濯物は天日干しに

天日でしっかり乾燥させることで、雑菌が繁殖する環境がなくなり、同時に天日の殺菌効果で雑菌そのものもいなくなります。

ただ、現実に天日干しができない環境の場合は、乾燥機などでしっかり乾燥させましょう。乾燥機がない場合はエアコン、扇風機などで風を当てるだけでも効果があります。

2 酵素系漂白剤を使う

また酵素系漂白剤でつけ置きをしてから洗濯すると、かなり確実に除菌できます。最近販売されている、部屋干し用洗剤のほとんどにも酵素系漂白剤が含まれています。

3 洗濯機ですすぎの際に酢を入れる

酸素系漂白剤の代わりに酢を使う方法もあります。すすぎの際に酢を大さじ2~3杯入れると除菌効果があるのです。

酢の臭いは洗濯物を干している間に消えてしまいます。

4 風呂の残り湯は使わない

洗濯の際に風呂の残り湯を使うと、そこに含まれている多くの雑菌によって生乾きの臭いが発生します。洗いの時はまだ大丈夫ですが、すすぎには水道水を使いましょう。

5 素早く、風通しが良いように干す

洗い終えた洗濯物を放置するとその間に雑菌が繁殖します。ですので、洗ったらすぐ干すことが肝心です。

また干し方もできるだけ洗濯物の表面が空気に触れるように、服どうしを近づけ過ぎずに風通しが良い状態で干しましょう。

まとめ

いかがでしたか。

せっかくの仕事ができる男性で、ファッションや身の回りに気を使っていても、近くに寄ったら臭い、というのでは魅力は台無しです。それがよい「匂い」ならいいですが、大概はすっぱい「臭い」です。そしてその臭いは冒頭に書いたように自分では気づかないことが多いのです。

ですので、ここで挙げた年代になったら、まず気を付けてケアをしないと自分は臭くなるのだと自覚するくらいがちょうどよいのです。そのうえで、ご紹介したような方法で、自分の体臭をできる限り消すようにしましょう。それがモテる男性の条件です。

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