結婚を意識する年代になってくると、いろいろな人からお見合いのお誘いを受ける機会が増えることでしょう。結婚の意志がある場合とない場合で異なりますが、「もしかしたら運命の人かもしれない」という期待から、とりあえず会ってみることも多いはずです。でも会ってみたものの、イマイチ合わない場合のスマートな断り方を伝授いたします。
この記事の目次
上司など会社関係者からのお誘いの場合
男性はとくに、上司や会社関係者からお見合いのお誘いがあることが多いでしょう。上の年代の人たちは、「男は結婚してからが一人前」という考え方があるからです。断りずらい相手からお見合いを持ち込まれた場合は、気乗りしなくてもとりあえず会ってしまうことが多いですよね。
その場合、お相手の女性に劇的に惹かれなければ、初めからお断りすることが決まっているようなものです。そんなときにも、誠意ある対応を心がけましょう。お見合い中は、相手にそれを悟られないように配慮します。そして、お見合い直後に紹介者へお断りの連絡を入れるようにしましょう。断り方の例はコチラ。
「せっかく頂いたありがたい機会でしたが、自分にはもったいない女性でしたので残念ですが、お断りさせていただきます」
親戚や知人などからのお誘いの場合
あなたがいつまでも独身でいると、親戚の人や世話好きのおばちゃんなどが、お見合い話を持ち込んで来ることがあるでしょう。そんなときは、相手の顔をつぶさないように配慮した断り方が重要になります。
くれぐれもお見合い相手の女性の欠点を理由にするのは避けてください。紹介者にも相手の女性にも失礼です。社会人なら、それくらいの常識は持っておいた方が良いですね。
「せっかくのお話でしたが、やはり今は仕事に専念したいので、残念ですがお断りさせていただきます」
結婚の意志がなくお見合い前の断り方
もし、どんな素敵な女性があらわれても、今はまだ結婚したくないと確信しているなら、お見合い前に断るのがスマートです。その場合の断り方はコチラ。
「まだ結婚の覚悟ができていないことに気づきました。せっかくですが、今回はお断りさせてください。申し訳ありません」
誰かが持ってきたお見合い話の場合は、写真や経歴が書かれた書類を持って来ることでしょう。相手の女性の顔を見てみたい気はしますが、もし会う前から断るつもりだったなら、書類を見る前にお断りするのが賢明です。
合わないと判断したら早急にお断りをする
お見合いのスマートな断り方は、時間を空けずにすぐにお断りすることが基本中の基本です。なぜなら、相手の女性はあなたとの関係が進展することを期待しているかもしれないからです。
また、相手の女性が乗り気だった場合、先に先方から良い返事が返って来てしまうこともあります。その後ではなかなか断りにくいことでしょう。断りの連絡を入れるのは、あまり良い気分ではないので、どうしても先延ばしにしてしまいたくなります。しかしお見合いの場合には、悪い返事こそ素早く伝えるのが礼儀なので、それだけは覚えておきましょう。
何度か会ってみた場合の断り方
お見合い相手の女性をもう少し知りたいと思って、何度か会ってみることもあるでしょう。でも実は、このパターンがいちばん断り方がむずかしいのです。少なくとも決定的なポイントがあったわけではないので、相手の女性は期待をしてしまいます。
このまま結婚できるのかなあ、と思っていたら、あなたからの断りの返事が来るのです。とはいえ、一度会っただけでは、人間性や性格なども良くわかりません。本気で結婚を考えているなら、一度で決めずに、何度か会ってみることをおすすめします。
まとめ
お見合いの断り方は、そうそうパターンがあるわけではありません。多くの場合、紹介人や仲介人に断りの返事をすれば良いわけですから、直接相手の女性に返事しなくて良い分、いくらか気は楽なはずです。一番避けたいのは、曖昧な返事をして、相手に期待させることです。きっぱりとした断り方こそが礼儀だと思って、はっきりと伝えた方が良いでしょう。