どうも、既読スルーによって感じる孤独と、その孤独から生み出された放置プレイ的な蟲毒に困惑、もっと功徳をつまなければ、と、思いつつも、スルーの理由に、くどくどと考えを巡らせる毎日、爆烈Qです。あれ? なんか気に障ること言ってもうた? とか相手の返事を待たずに打ってしまうタイプです。
はてさてそんな僕が語る恋愛の“いろは”…というより“きゆめ”くらいのつっこんだ場所にある考え過ぎの迷宮へようこそ。あなたはLINEなどで、メッセ-ジが読まれているにも関わらず、返事がない、いわゆる既読スルーに煩悶していませんか? 自分の文章に何か問題があったのか? まさかクソすべったのか? それとも男性には気をもたすといいなんていう三文週刊誌のしょうもないハウツーを鵜呑みにしてしまっているのか? そんなときこそ、考え過ぎの迷宮へと足を踏み入れるのです。
第6迷宮
そのラインならまだマシだ、という願望
社会に出ると、いつでも返事が出来るなんて状況はなかなかありません。仕事以外の時間、夜ならいいだろう、と思っても、上司とのつきあいや友達といるときにケタケタと携帯をいじるのはマナー違反。トイレついでにチラリと見て、そのまま忘れてしまっている、なんてこともあるでしょう。なんて思うのは素人の迷宮士。既読スルーの裏にはこんな事情があったのです。
1.いい返事をしたい
あなたの質問やふとした一言に、気の利いた答えを返したい、あなたの気持ちを掴みたい、と思っているパターンです。あなたもそう思って、時には何気なく、時にはキザに、そしてほとんどを本サイトなどのハウツーに従って打ち込んでいることでしょう。それと同じです。彼女も結局は寂しがり屋のウサギちゃん、ロンリネスなのですの論理です。カメのあなたは気にせず待ちましょう。どこかで昼寝でもしているのだと思って。
2.したくてもできない
スパイダー(画面が蜘蛛の巣のように割れている)、マーメイド(携帯が水没した)、魔人(充電が切れている魔人)などの呪いにより返信ができないパターンです。前世で、家にいる蜘蛛を殺したり、人魚の肉を食べたりと相当の悪事を働いたのでしょう。この呪縛から逃れることはなかなかできません。いっつも充電危うい人っていますよね。常に「充電器持ってない?」って聞いてて。持ち歩けよ! と思わずに、大目に見てあげましょう。なぜならそれは呪いなのですから。
3.できるもんならしてみろと思っている
彼女は推理小説が好きだったりしませんか? そういう場合は前文なんかに暗号が隠されているかも知れません。縦読みなのか、逆読みなのか、アナグラムなのか。それに見合った返事が来ないことに、彼女はさぞ満足していることでしょう。次の言葉が来るまで、あなたが考えに考えてるんだ、という興奮でいっぱいになっている可能性があります。メールアドレスがconan-doyle@doconan.ne.jpみたいな場合は要注意。LINEのアイコンが虫眼鏡を持ってる自分なら決定的です。
4.決まりに縛られてしまっている
彼女がジンクスやルーティーンを大事にしている場合は、それらに縛られてしまっている可能性もあります。時間に4がつくときはメールやLINEを読まない、電車が西に向かっているときは携帯を開かない、携帯を開く図形型のパスコードが魔法陣になっていてちょいちょい悪魔を呼びだしてしまう、ジャンプは土曜日に売ってる店で買う、ファミコンは一日一時間、などです。馬鹿にしてはいけません。女性は占いが好きな生き物なのです。あなたの文章にアンラッキーワードが含まれていたのかも。
5.実は超能力者である
携帯電話を所持せずとも、メッセージを読み取ることができ、既読までついてしまうという凄腕の超能力者のパターンです。ただそういう高能力者は受信する能力がない人にも当たり前のようにテレパシーで返事をしてしまい、おいおい未読スルーかよ!? なんて思ってることも多いそうです。誰しもがテレパシーを受け取れるわけではないのにです。超能力者あるあるだとか。あと、オカルト的な可能性としては、実はそんな(LINEを交換した)女性なんて、存在しない、という怖い話のパターンも。
6.卓越したスルースキルを携えてしまっている
自分の身を守るために、そしてときに相手を攻撃するためのスルースキルが高すぎて、既読スルーをはじめ、できるスルーは全てしてしまうというパターンです。彼女、Twitterなどで悪意あるリプライをしれっとスルーしていませんか? ゴール前のパスを巧みにスルーしてDFの裏をかいてはいませんか? プロレスをしたらショルダースルーを、マクドに行けばドライブスルーを、そして美しいフォロースルーで甲子園にアーチを掛けていたりするー? シースルーの服を着て。そんな彼女は、しっかりと捕まえて、想いを届けましょう。
世の中には色々な人がいます。社会人として連絡の返事は迅速にが当たり前、という人もいれば、所詮はお遊び、気が向いた時にしか覗かないし返事もしない、という人、そしてそういう煩わしさから解放されたくて、携帯電話自体を持たなくなったという人まで。既読によって孤独を感じてしまうなんて、お気の毒な話ですね。SNSなどが普及したことによって、コミュニケーションをとる場が増えるも、それによって、現実世界でのやりとりができなくなってしまう人もいるとか。想いを伝えるのに必要なのは、携帯や既読ではなく、行動や鼓動なんじゃないかなと、思ったり、思わなかったり。…あ、今回の記事、既読したよ、という方は、イイね! やツイート、してみて下さい。VIEW数だけでは、心配なので…。