こんにちは。ラブコラムニストのラヴィンみやです。
年末年始、しっとりまったり過ごす方も、慌ただしく過ごす方も、パートナーと一緒にいる時間が増えるチャンスタイム!ですね。
そこで今回は、「女性が本当に欲しいセックス」をテーマに書いていきます。
女性が本当に欲しいもの
女性が本当に欲しいのはずばり「幸せと感じるセックス」です。
この抽象的な表現がすべてを物語っています。
具体的に「イク」ことも大切です。
オーガズムのないセックスは楽しいけど楽しくない。
それも含めて、「幸せと感じるセックス」を女性はしたいのです。
女性は、愛する人に抱かれるだけでも、充分に幸せな気持ちを感じられます。
男性も、愛する女性を抱いたら、幸せな気持ちになりますでしょ?
ただ、それだけでは満足できなくなるのも確か。
一体どうしたら、女性は「しあわせ」と感じられるのか。
寄り添ってくれること
女性のカラダは丸みを帯びていて、男性の角張ったカラダを受け入れるようにできています。
女性は受け入れることが得意です。
だからこそ、男性が寄り添ってくれたら嬉しいんです。
女性が持つゆったりとしたテンポや一呼吸おいて見つめあうこと。
丁寧に大切に扱われること。
それが、女性の心の喜びをかき立て、性欲をかき立てるのです。
この人にすべてを開きたい!
そう思わせることができるのは、自分を与えることができる人。
自分を与える、ということは、相手を喜ばせようとすること。
相手を喜ばせることが自分の喜び。のスタンスですね。
それが出来る男性のセックスと出来ない男性のセックスは全く違います。
男性は「早い」
これは、挿入から射精までの時間のことではなくて全体的な話です。
男性は「火」、女性は「水」。火は、こすった瞬間から熱い炎ですが水が暖かくなるまでには時間がかかります。
それがつまりそういうことです。
男性が女性に触れるのって、せいぜい、おっぱい、お尻、性器くらいですよね。
しかも、ちょちょっと撫でて、ハイ次、ハイ次。って感じで。
まず服を脱がす前に出来ることをすべてやる。
愛撫は髪も、顔も気持ちいい。そっとやさしく撫でる!特に耳はポイント。
はさしく食む。舌でベロベロしないで、やさしく食む!!!
よだれを耳の中に入れないでね。触れるか触れないかくらいのやさしい食み。
これポイント。
そして、つまさき、足の甲、ふくらはぎ、膝あたりをやさしく撫でる。
このとき、ゆっくりとしたあまーいトークなんかあるといいですね!!
「早く、○○(名前)に会いたかった・・・」とか「早く、このかわいいカラダに触れたかった・・・」とかね。
こそばゆいでしょ!!!
でもそういうの聞くと「求められてる」とか「愛されてる」って感じるんです。
ここで大切なのは「愛しい君だから」という思いが入ってるかどうか。
「早くセックスしたかった」って言ったら「セックス目的かい!!」と感じる女性も多いので、そういうとこ大切に。
全身愛撫で悦びを
そこから服を脱がしていきましょう。脱がしながらの全身愛撫。
脱がす、というパートがない場合も、全身愛撫を。
特に背中は性感帯が密集していますし、全身を触れる男性はなかなかいないので、彼女の性感帯を開発する意味でも触れましょう。
「なんか、くすぐったいような、ぞくぞくする感じ・・・」と彼女が言ったらそこは性感帯です。
回数を重ねていくうちに性感帯に変わっていきます。
外でも触れられる部位が性感帯になると、外デートのときにちょっと触れるだけで、感じちゃうカラダになります。
全身を愛撫して・・・やっと、おっぱいですよ!みなさん。
ここでのお約束は「ブラごと揉まない!」いいブラは高いので、揉まれると型が崩れます。
ホックをとらないで上にずらすのも、伸びる原因になるのでやめましょう。
頭の中で「あー型くずれるなー」「ちゃんと外して欲しいなー」って感じることもあります。
(気にしない人もいます)
そしておっぱいにふれる。乳首にはなかなか触れないというのがお約束。
おっぱい全体を、触れるか触れないかくらいの微妙なタッチでじわじわ責める。
じわ責めのあとに、やっと乳首です。
そして、乳首は執拗に舐める。でもひっぱらない。
引っ張る人が多いのが乳首!なんでなの?赤ちゃんのときのなごり??
相手の好みによって甘噛み。
ここで予告なしの甘噛みはいかんです。
「キモチいい」の中に「痛い」が入ると、臆病な女性は引きます。
自分の采配も大切だけど、今までの経験を生かすのもいいけど、セックスにおいてはそれぞれ違うのだということを忘れてはなりません。
前の彼女が甘噛み好きだからといって今の彼女もそうとは限りません。
このことは、経験の浅いうちは、「自分を否定された」を感じる方もいらっしゃるようですが、そうではなくて二人にあう、二人のためだけのセックスを作っていくのだということをお忘れなく。
自分の希望を伝えたときに、いちいちへこまれたり、ふてくされたりしては、話しづらいし、だったら彼が射精すればいいやーと、セックスを楽しむことをしなくなることもあるかもしれません。
そうしたら、セックスレスは時間の問題になります。
なので、建設的に、セックスを作っていきましょう。
丁寧な愛撫がくれるもの
乳首を執拗に愛撫して彼女が充分濡れてきたかなというくらいで、やっとショーツを脱がします。
ここまでを時間をかけないでしてしまうと、あまり濡れていないこともありますから丁寧に。
痛いし、汚れるし、でショーツ越しに触れられるのはあんまり好きじゃない人も多いと思います。
ここに至るまでに、充分に焦らしているので濡れているので、ショーツは早めに脱がしましょう。
脱がしたら、ここもまたすぐには、触りません。
ふとももの付け根やおしりをやさしく触れるか触れないかくらいのタッチでいきましょう。
焦らして焦らして、女性の方から「触って」というまで。
男性の考えているセックスとは異なります。
ゆっくりゆっくり、目を合わせながら調和しながら作って行く時間。
彼女が「セックス、好き」と言えるように。
男性は「与える」ことで男になる生き物です。
女性は「与えられる」ことで女になる生き物です。
丁寧な愛撫はまさに「与える」行為。
丁寧な時間をかけた愛撫で女性は心もカラダも開くように、神様が作っちゃったから仕方ないですよね。
いつまでも、男と女でいられるように。
あなたの帰る場所が、癒しと活力をくれる大切な場所で在り続けられるように。
そのためにもセックスはとっても大切、ですよね。
ただヤればいいってもんじゃなくて、丁寧に、調和をとりながら・・・。
コミュニケーションを取りながら、わかりあう。
スピードの速い男性と、ゆったりとした女性。
その性差を理解し、ゆったりとした女性のペースに自ら巻き込まれることができる男性は、そこに自分の欲しかったものがあることに気がつけることでしょう。
癒しと安らぎと、絶対的と言える場所。
自分の手で女性を悦ばせることができる、という誇り。
お金じゃ買えないものがある。
あなたが注げば注ぐだけ、女性は潤い輝き、それがまた新しい輝きを呼びます。
あなたが女性を大切にすればするほど、あなた自身も輝く、ということです。
オトコとオンナは分断されたものじゃなく、支配するものとされるものではなく、つながっています。
セックスはもっともわかりやすく、物理的につながれる大切な時間。
この年末年始、時間をとって、大切なパートナーと愛と悦びあふれるセックスはいかがですか?