2016年、明けましたね。おめでとうございます。ラブヘルスカウンセラー小室友里です。
今年 の干支は丙申(ひのえさる)。三が日、どこかのテレビ番組のような受け売りですが、丙申の年がどんな年かというと、
「もやもやとしていたものが形になっていく」
「これまでスルーされていたことが評価対象になる」
撒いた種が芽吹いたのが2015年だとすれば、2016年はその芽が日の光を浴びてどんどん形成されていく。そんな年らしいです。さらなる成長を自分自身に期待したいですね。もちろん、頑張っている人限定のお話しですが。
さて。
新年幕開けはどんなお話しをしましょうか。
気がついた人もいると思いますが、昨年下半期から肩書きを「夜の性活相談員」から「ラブヘルスカウンセラー」に変更しました。カウンセリング業務内容的には何も変わりません。
そういやツイッターでもつぶやかれてたな〜。
「ラブヘルスってなに…?」
ま〜、そうですよね(笑)。そうなりますよね(笑)。
簡単に説明すると「セクシャルを含む、男女コミュニケーション」がラブヘルスです。
そもそも夫婦仲、恋人仲がよかったら、セックスレスになりませんね。
「うちは仲いいぜ〜?でもセックスと仕事は家には持ち込まない主義」
時々、こうおっしゃる男性がいます。それはそれでいいと思います。奥様がそれを認識していれば。
「うちには私が満足できるだけのお金と、子供と遊ぶ時間だけ持って帰ってきてくれればいいのよ。あとはお互いの人生を有意義に過ごしましょう」
こんな協議ができているなら、私がカウンセリングやアドバイスをする必要など何もありません。どうぞ幸せな夫婦生活をお送りください、と言います。
しかし、「家でセックスしない」と言う人に限って、男性の勝手な『暗黙の了解』の中に収められたルールに沿って実践しているんですよね。
「奥様が若いツバメを飼っていても見ぬふりができるなんて、寛大なお心をお持ちなのですね!」
自分が家にセックスを持ち込まないのだから、奥さまが外でセックスを嗜んでいても問題ではないはず。それが夫婦というフェアな立場ならではのルールになるはず。でも答えが違う。
「うちのやつは、ないんじゃないかなぁ…」
あほか。しかも歯切れワルっ。
自分は外でセックスしていいのに、なんで奥さんはダメなのよ。
「外で男作ってても、俺の前では最高にいい女でいてくれればいいんだよ」
これくらい言えて初めて「セックスと仕事は家には持ち込まない主義」が光り輝くのでしょうに。こういうのを聞くと、女性は恐ろしく萎えます。皆さんは間違っても言わないでくださいね。
つまりは。セックスについての認識が男女間で共有できていないのです。そこがセックスレス問題の大きなハードルだと、私は考えています。
今年は色々と吠えていきますよ。時々噛み付きます。
どうぞよろしく。
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