エッチの時って、実際の行為そのものより、演出が大事…ってことは、もうさすがに皆さんご存知だと思います。
この“演出”というのは、男性が自分で盛り上がるための演出ではなく、彼女が無理なく受け入れられる態勢作りだ…ということも、もちろんご存知ですよね。
下着の脱がせ方に関しても、この“女性が受け入れる態勢作り”のひとつであって、男性が思わずしてしまうNG行為というのも存在します。
そこで、今回は「女性の下着の脱がせ方でこんなことをやってはNGよ!」という具体例をご紹介したいと思います。
とにかく無理やり脱がせる
これは絶対やってはいけないNG例です。彼女の同意もなしに脱がせてしまう、もしくは嫌がる彼女から無理やり剥ぎ取ってしまうなど。
これは男性が「自分の欲求を解消したい!」という行動であって、「ふたりで楽しみたい」という行為ではないからです。
彼女も受け入れ態勢が整って、はじめて行為がはじまるわけですから、この男女のルールを破ることは何があっても許されないことです。
力づくで脱がせようとする
なんでこんなに女の下着って複雑なんだ!と思うかもしれませんが、だからと言ってイライラして、ブラのホックを引きちぎるなんてのはNGです。
下着には正しい脱ぎ方・脱がせ方があります。行為を急ぐあまり、焦って力づくで引っ張るようなことは紳士的ではありません。
その時はよくても「ブラ壊されたんだけど」とか「パンツやぶれたんだけど」と言って、彼女から怒られてしまうかもしれません。
下着に文句をつける
彼女が言われたくないのは、下着の批評です。勝負下着の時ならまだしも、その日はあまり気合の入っていない下着であった場合、「何この下着、ダサいね」なんて言われたら、気分は一気に冷めます。
どんな下着であっても、たとえその下着に多少の汚れがあっても、「かわいいね」と褒めるか、ノーコメントを貫きましょう。
しつこくくすぐる
実は下着を脱がせてもらう側としては、時々「くすぐったい」時があります。そこばかり触られては、ちょっと困ります。
滅多にいないと思いますが、それを喜んで、しつこくくすぐる男性もいるかもしれません。下着を脱がせる、とは行為の前の神聖な儀式ですから、おふざけNGです。女性が「やめて」と言ったら、すみやかにやめましょう。
事務的に脱がせる
マンネリ夫婦だと、こうなりがちですが、セックスをまるで食事やトイレのように考えて、「やるんだから脱げよ」とか、「めんどくさいから自分で脱げ」などと言うのでは、女性は大事にされているように思いません。
というか、女性側は「あー、この人は事務的にエッチするだけなんだ」と思うので、もっと他に良い男を探そうとするかもしれません。
食事でも、「美味しいご飯が食べたい!」と思いますし、美味しいご飯を目の前にすると喜びを感じるのですから、彼女との毎回のセックスには感謝しなければなりません。
服ごと脱がせようとする
意外と多いのが、ホテルについてすぐ始めようとして、とにかくスピーディーに脱がせようとする人。服を脱がなきゃ始まらないのですが、服を脱ぐ前からすでに前戯ははじまっています。
子供が急いで風呂に入るような、バンザイして全部スッポーン!と脱ぐことが良いセックスの導入ではありません。
どんな脱がせ方がいいの?
女性はあまり自分の裸に自信がありません。そのため、「さあどうぞ、私の裸を見なさい!」とおっぴろげにはできませんし、彼にも「綺麗な姿を見せたい」と思います。
彼女は恥ずかしいのです。それを無視して、行為のことだけ考えるようでは素人です。彼女の「きれいな姿を見せたい」という意思を汲むことが、まず第一の男の仕事。
第二に、優しさです。伸縮性がなくて、なかなか脱げないパンツも、彼女の一部として優しく扱うことです。それくらいの余裕を持っていることが大切です。
脱がせ方もセックスのテクニックのひとつとして、けして焦らず、徐々に脱がせることを意識しましょう。彼女がきれいな状態のまま裸になれるよう、意識して演出することが、正しい脱がせ方です。