彼女の行動に「こいつ!ワガママだな」と手を焼く事も付き合っていれば出てくるかもしれません。
ワガママと甘えは紙一重。
いちいち怒っていたら彼女との関係が悪くなってしまう事も。
どこまでが許すラインで、どこまでが叱るラインなのかわからずに戸惑ってしまう男性もいるはず。
今回は、
- このワガママは許すべき?
- 怒るべき?
- ワガママを叱る境界線とは?
と題し、ワガママのボーダーラインについてお話を進めて行きたいと思います。
この記事の目次
どうして女性はワガママを言うのか
女性が男性にワガママを言うのは、甘えの延長です。
彼氏が自分をどのくらい好きなのか確かめたい気持ちや、自分の価値を確かめる行為(お姫様気分を味わいたい)という気持ちの表れです。
どちらにしても「相手を試している行為」に変わりはありません。
どこまで自分の意見が通るか、そしてどこまでそれを許してもらえるのかを知ることで愛されている安心感を得ようとするのが女性という生き物なのです。
女性は、男性が沢山の女性に種を撒きたい本能がある事を熟知しています。
いつ自分の彼が他の女性に目移りしてしまうか心配でたまらないのです。
いくら言葉で好きと言われても、キスをして抱きしめられてもその不安は中々取れるものではありません。
でも、彼の中で一番で居たい!誰にも取られたくないと思うと、自分をどの程度愛してくれているのか彼の行動で実感したいと考えてしまうのでしょう。
それが女性のワガママを言うという行動に繋がります。
女性のどんな態度をわがままだと感じる?
- デートの約束をしていた日に急に仕事の商談が。行かないでと泣かれた
- 指輪買ってくれないと別れるとゴネられた
- お金がない事を知っているのに結婚したいと泣かれた
- 誕生日のプレゼント「何でもいい」と言われたのでぬいぐるみをプレゼントしたら「馬鹿じゃないの?」とキレられた
- 次の日仕事が速いのに「帰りたくない」と泣かれた
彼女を作ったことがある男性なら1度や2度は体験したことがあるような内容ではないでしょうか?
男性は基本的に、自分ができること以上の事を要求されたり、無理難題を押し付けられたりすることが苦手。
いくらそれが彼女であっても「飲める要求と飲めない要求があるよ」と彼女の発言にイラッとしまうのかもしれません。
ワガママの定義はある?甘えとワガママの境界線とは
「貴方の事を考えた上での発言か否か」
ワガママと甘えの境界線を言葉にするのならこの一言に集約されると思います。
先ほどの「デートの約束をしていた日に仕事が入った」例をあげながら説明すると、「せっかくデートの約束をしていたのに残念」とゴネゴネするまでなら甘え。
本当に引き止めようとするならワガママということになります。
男性は「仕事なんだから仕方が無い」とその時点で彼女を怒ってしまう事も多いかもしれませんが、残念という気持ち伝えているくらいは許してあげてもよいかも。
ワガママというのは、彼氏が「仕事だからごめんな、埋め合わせは絶対する」とか「夜時間が取れるから食事だけしよう」と提案しても怒りが収まらず「別れる」とゴネたり、いつまでも納得しない態度を見せた時です。
指輪を買ってくれと彼女が言った時も、「買って欲しい」までなら甘え。
でも、買ってくれないと別れると自分の気持ちだけを押し付けた時はワガママになります。
貴方が彼女を叱るとしたら、彼女の言い分に理不尽さや、自分勝手さを感じたとき。
では、どのように彼女に自分の気持ちを伝えたらよいのでしょうか?
次の章で詳しく考えて行きましょう。
ワガママな彼女を叱る時に気をつけたいこと
彼女のワガママに怒りを覚え「これは叱らなきゃ」と感じたとき、怒りをそのままぶつけるのでは、トラブルになります。
ワガママを言っている女性は、おもちゃ売り場で買って買ってと泣いている小さな子供と一緒。
気持ちがヒートアップしているので、自分が今ワガママを言っているのか甘えているのか解らなくなってしまっている事が多いんです。
ここで怒りに任せて「めんどうくせーな」とか「ワガママ言うんじゃねーよ」なんて声を荒げてしまうと逆効果。
まずは、貴方が冷静になり「ごめんね。僕にも出来ることと出来ないことがあるんだ」と伝えましょう。
声のトーンを落とし、ゆっくりとした口調でお父さんが子供に言い聞かせるような態度で伝えるのがベストです。
普通なら怒って喧嘩になるだろうタイミングで、彼氏が冷静になることほど女性にとって怖いものはありません。
「マジで怒っている」「ヤバイこれ以上言うと嫌われる」と一気にワガママ全開の気持ちを静めることができるのです。
彼女が黙ったら、優しく「今のは甘えじゃなくてわがままだ」と目を見てしっかり伝えます。
そしてそれ以上何も言わずその場を立ち去るか、彼女から離れるのが得策。
彼女にも一人で考える時間を与えるほうが後に自分のやっている事の間違いに気が付きやすくなるからです。
全てを許すのではなく時には優しく叱る事も大事
自分が大好きでたまらない彼女と一緒に居ると、彼女のわがままを全て飲んであげたくなる男性もいると思います。
でも、女性にとってワガママは愛情を計る手段です。
ですから、ワガママを許せば許すだけ、次の要求(ワガママ)の難易度が上がると覚悟しなければなりません。
彼女は「コレは許してくれたから、もう少しワガママ言えるかも」と行ける所まで行ってみよう!の根性を発揮しちゃうんです。
可愛い彼女のワガママを飲めば飲むほど自分の首を絞める結果になる事もあるので、「この辺でギブ」というラインはしっかり伝えていかないと長い付き合いが出来なくなるでしょう。
その時に注意したいことは、昨日は許したけど今日はダメと許す許さないにバラ付きを付けることです。
彼女に「このワガママはNGなんだ」と解らせるためにも自分が許せるワガママと許せないワガママを把握しておく事も大切だと思います。
いかがでしたか?
今回は、このワガママは許すべき?怒るべき?ワガママを叱る境界線とは?をお届けしました。
彼女のワガママを全て飲むのではなく、可愛いワガママは受け入れ、自分が対応しきれないものは毅然とした態度で断ることが大切です。
泣かれたり、ヒステリーに起こられると「解ったわかった」とワガママを受け入れてしまいそうになるかもしれませんが、そこはぐっと我慢ですよ!
彼女とよりよい関係を作るためにも、上手なワガママ対処策を覚えて置くのも必要かもしれませんね。