今交際中の彼女。付き合っているうちに、そろそろ結婚…とは思うものの、やはり結婚の二文字は重いもの。断られたら、はぐらかされたら、嫌われたらどうしようと不安に思います。
以前、フラッシュモブ(大勢の中でサプライズでプロポーズするやつ)で、盛大にプロポーズして派手に断られた、という恥をかいた人もいるので、やはり「ここだ!」という瞬間を作っていかなければ、攻めることができません。
まあ、ちょっと女々しいようですが、彼女が断れない空気であったり、確実にイエスをもらえる状況下でプロポーズしたいものです。
ということで、そんな結婚のきっかけを作るために、何か良い方法はないかなー…ということで、女性目線で「こんなのどう?」という5つの秘策をご提案します。
この記事の目次
家族になろうよ
女性にとって、結婚とは夢のあるもの…と同時に、大きな重荷である場合があります。男性がよく「結婚すると、自分で稼いだ給料も嫁に全部とられてしまう」みたいなことを言います。
女性はどうでしょうか。自分のことを生かしていくだけでも精一杯なのに、旦那や子供が生まれたら子供の分まで、面倒な雑事を引き受けなければなりません。
酷い人は、家事・育児・フルタイム勤務を全部ひとりで背負っています。もしこのような結婚生活になるのなら、結婚しない方がまだマシかもしれません。
家族になるということ
家族になる、とはどういうことでしょうか。簡単に言えば、それは“組織化する”ということです。今まで一人暮らしで独身だった場合は、なんでもひとりでやることが原則でした。
組織化するメリットは、仕事を分担できること。専業主婦になることが分担というわけではありませんが、「ゴミだしは俺がするよ」とか「洗濯は当番制にしよう」など、負担を分配できることが大きなメリットです。
つまり、家族になろうよ、という空気を出すということは、「俺の女になれ」ではなく、君が面倒なことは俺が代わりにしてあげるよ、ということ。
ちょっと彼女が疲れているときに、電話で「一緒に住んでたらご飯作ってあげるのに」とか、彼女の部屋に遊びに行ったら片付けを手伝うなど、家庭的な面をアピールすると効果があります。
彼女の仕事を応援する
女性が仕事をするのは当たり前のことになりましたが、今でも女性の立場は男性よりも下です。「お前は女だからリーダーにすることはできない」などと、たとえ仕事ができても、良いところを男性に譲る場面は多々あります。
こんな女性に対して「お前は女なんだから諦めろよ」と言えば、とても傷つくでしょう。また、正社員よりも仕事ができるパートさんに対して、「そんな仕事で頑張って意味ある?」と言えば、かんかんに怒るはずです。
女が仕事をする意味
なぜ仕事をするのか。お金のため、というのが第一ですが、やはりやりがいは必要です。誰だって「そんな仕事、誰がやったて同じだ。お前じゃなくてもいいんだ。代わりはいくらでもいるぞ」と言われたら、「じゃあ俺じゃなくていいじゃん」と思うでしょう。
仕事はなんだって責任を伴い、辛いものです。でも、辛いからにはそれだけの「心の報酬」が必要です。女性はそんな心の報酬を「女だから」と取り上げられる場面が多いのです。
そこで、恋人としてできることは、彼女が仕事を頑張っていて偉いと褒めること。今の仕事をバカにしないこと。たとえどんな仕事であっても「頑張ってるんだから偉いよ」と無条件で褒めましょう。
彼女としては「ああ、この人は私の仕事を認めてくれるんだ!」と安心します。「そんなくだらねえ仕事やめちまえよ」「一生懸命になる必要ある?」と言う人が多い中で、“頑張ってる姿を応援してくれる”ということは、十分結婚を決意するきっかけとなります。
今から育メン宣言
ここ数年は、男性も非正規雇用者が増えていることもあり、女性が男性に望むことは「お金・年収」よりもむしろ「生活力」に重点を置いています。
「そんなに稼げなくていい。その分私も働くから、家のことは私と同じくらいのレベルでできるようになって、完全に家事の負担を半分にしましょうね」という感じ。
つまり女性は、「いつか結婚できたら、家がほしいね~」という話より、もっと具体的な生活の話がしたいのです。
- 料理はできるのか。
- 掃除はできるのか。
- 子供ができたら子供の世話ができるのか。
そういうところをチェックしています。
口で言うだけじゃなく行動で示せ
実のところ、世の中には「自称育メン」の何もできない男がわんさかいます。「俺、育メンなんだぜ~」と言っている男の8割くらいは、奥さんに陰でディスられています。
では、「いやいや、俺本当に結婚したら育メンになるよ」を表現するためには、どうしたらいいのでしょうか。それは、“彼女の世話をしてあげる”ことにヒントがあります。
女性が「ああ、この人とだったら結婚できるかも」と思えるのは、「自分の背中を預けてもいい」と思えるとき。自分がダメになっても、この人に仕事を委託することができる!と確信したときです。
料理や掃除ができることはもちろん、母親が病気になってしまった場合も、子供を着替えさせ、ご飯を食べさせ、世話ができること。これを行動で示すということは、彼女以上に“お母さんの役割”の責任を持つことです。
女性の目から見て、彼氏から「忘れ物ない?鍵かけた?」とか「冷蔵庫にケーキ入れておいたからね」とか、「靴汚れてるからふいておいたよ」などの、細かい気遣いがあると、途端に結婚に現実味がでてくるでしょう。
決め手は男の厳しさ?
女性が男性に求めているのは、上辺だけの優しさではありません。きちんと、根拠のある優しさ…強さの裏付けがある優しさが欲しいのです。
そのため、怒るところではきっちり怒って欲しいし、なんでも女性の顔色を伺って言いなりになり、彼女が欲しい言葉だけを選んで使うようなことはして欲しくないと思っています。
彼女のためには本気で怒れ
もし「それは違うな」と、完全に意見が対立したとしましょう。多くの場合、普通のカップルは衝突を避けます。喧嘩にならない程度に話し合ったり、話題を変えてしまうでしょう。
ところが、愛情を感じるという点で言えば、彼女は「まっすぐぶつかってきてほしい」と考えているかもしれません。本当に愛しているのなら、あえて苦言を呈することも、また愛情表現だからです。
ふにゃふにゃして芯のない、相手に合わせておべっかを使う男ではなく、本当に相手のことを思ったら、喧嘩になってでも反論する姿勢。ここに、強さを見ることができます。
本気になって考えているからこその衝突であれば、それが結婚の決め手となる場合があるでしょう。ただ、ここで感情的になってはいけませんし、途中で議題を放棄してもいけません。そのため、精神的な強さが求められます。
展望を見せる
この先、どういう夢や希望があるでしょうか。いつか独立する?海外へ移住する?それともガッツリ稼いで早めに退職して趣味に没頭したい?
女性は男性と付き合っていて、結婚したくないと思うのは、先行きが不安であったり、自分に依存してくるような態度を示されたときです。
仕事を辞めて無職だと当然不安ですし、突然仕事をやめて「マンガ家になる!」と言い出すのも不安ですよね。また、「俺は夢がないから、君の夢の応援をする」と言って自我を持たない態度も、とても怖いです。
結婚しても個人は個人
結婚しても、それぞれ夢があっていいと思います。将来、喫茶店をやりたい奥さんの横で、サーフィンをやりたい旦那さんがいてもいいと思います。
結婚はあくまで通過点であって、それによって足を引っ張り合う関係になってはいけないでしょうし、どちらかが犠牲になるようでもいけないんだと思います。
そのため「将来、俺はこうすることが夢だ」というのを明確にして提示し、同時に彼女の夢も尊重することが大事です。それが実現するかどうかはさておいて、将来の話をすることによって結婚のビジョンが浮かんできます。
「じゃあ海沿いに家を立てて、私が昼間喫茶店をするから、あなたは好きなだけサーフィンをすればいいじゃない」という話になるかもしれません。
それぞれにやりたいことがあって、それを諦めることなく叶えていける関係であるとわかれば、「ああ、これは結婚すべき相手なのかもしれない」と彼女も思うことでしょう。
女性にとっての結婚は、恋愛の延長線上にあって、ロマンチックなプロポーズが必要…と考えている男性もいると思いますが、意外にも女性は、もっと現実的なアプローチによって結婚を意識します。
「この人とだったら結婚しても大丈夫かも」という安心感を与えられることが、結婚へのきっかけを作ることになるでしょう。